先週、やっとこどもの期末試験が終わった。
もう開放感たっぷり!
正式な夏休みまではまだなのだが、一年生はもうほとんど学校へ行かなくてもいいので、もうすでに気分は夏休み。
まだ夏休みの宿題をもらっていないので、こどもも私も、すっかりだらけきっている。
(ああ~~こういう時に日本語の補習をやらねば~~!と思いつつ)
さて期末試験の結果。
まだ正式に答案は返されていないが、いくつかの教科は点数を教えてもらったらしい。
月曜日、こどもは家に帰ってくるなり、思いつめた表情で、
「ママごめんなさい…あのね…あのね…中文30点だった…」
そう言うと、思いっきり泣き出して、自分の部屋にこもってしまった。
中文は結構ちゃんとしていただけに、30点にはびっくり。
またお決まりのケアレスミスかなあ。(前回、数学で足し算と引き算を間違えたという失態をやらかしている)
とりあえずこどもには隠れて「ウチのこどものテスト対策部長」である夫に電話で報告したら、即担任の先生に確かめてくれた。
すぐに、担任の先生からこどもに直接電話がかかってきた。
こども、しゃくりあげながら先生と話す。
…それでわかったが、今回の中文のテストは、40点が満点だったそうだ。
テスト用紙にもちゃんとそれは書いてあったらしい。
見てなかったのね…それで100点満点の30点だと思ってショックを受けたのね…。まったくもー人騒がせな…。
まあそれでも飛びぬけていい点数じゃないから本当はそんなに褒められたものではないけれど、自分でも本当に一生懸命勉強していたから、ショックであの涙が出たんだなあ、と思うと、胸が熱くなった。
それと同時に、点数が悪くてごめんなさい、と言うところを見ると、もしかしてこどもに大きなプレッシャーをかけているんじゃないか、とちょっと気になった。
夫は全く動じず、「香港の子供達は昔からみんなこう。学校で習った事なんだからできて当たり前。他の子供にできるものがうちのこどもにできない訳ないし、本来子供はみんな天才だから大丈夫。もし点数が悪くてもそれが次回へのバネになるからなにも悪いことはない。」とさらっとしたものだ。
(まあ学校によってはあからさまな引っ掛け問題なんかも出たりするんだけどね~…)
(まあ学校によってはあからさまな引っ掛け問題なんかも出たりするんだけどね~…)
決まり悪そうな、トホホ~な顔をしているこどもを引き寄せて、
「よかったねー。本当はよくできたんだねー。」
思いっきり抱っこして、褒めてあげた。
こども、てへへへ、と照れ笑いして、それからはもうその事はすっかり忘れてはしゃぎまくっていた。
やっと小1が終わったところ。これからこんな事をあと何年繰り返すのだろう。
勉強が大変なのは香港のローカル学校に通っている以上避けられない事だけど、今の頑張りは後で絶対自分の身になるからね。がんばれこども。
やっと小1が終わったところ。これからこんな事をあと何年繰り返すのだろう。
勉強が大変なのは香港のローカル学校に通っている以上避けられない事だけど、今の頑張りは後で絶対自分の身になるからね。がんばれこども。
ところで夫はテスト勉強に関してはかなり厳しいが、彼は勉強途中に適度にリラックスさせたり、うまくご褒美を与えたり、こどもをポジティブに導いていくのがとても上手だ。
この間のテスト勉強中の休憩時間も、こんなものを見つけてきて、こどもと大笑いしながら見ていた。
久々今日の貼り付けビデオ
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私の子供の頃は、テストの点が悪いと親に怒られたりしましたなので、旦那さんがおっしゃってたような言葉を親が言っててくれたら、って思います
まだ子供はいないけど、落ち込んでる時に、そっと何かしてあげられるような親になりたいです。
私自身が通ってた小学校は1年から留年できるので必死で勉強しました。
旦那さんは間違ってないと思いますよ。
まぁ、本当の地獄は中学から(小5からも結構きつかった)だと思います…本当にきついです…
娘さんファイトです!
うちは私がついキーキー怒っちゃうんですが、夫はうまくクッションになってくれてます。
おかげで子供はパパ大好き、パパとけっこんしたいなんて言ってます
そういうパパだからこそ怒るとテキメンに効きます。
むきぃさん、いらっしゃいませ!
びっくり現役の学生さんですね!
F5が終わったところなんですか?
経験者の生の声が聞けてすごく嬉しいです。またとても力づけられた気がします。レス本当にありがとうございました。
私は自分もそうだから香港在住の妻日本人・夫香港人・子供現地校の方を数名知っていますが、ほとんどが同年代から下の年齢(子供)ばっかりなんです。
むきぃさんの経験談とか、もっと聞きたいなぁ~!勉強方法とか、日本語との両立とか、学校での対応とか…
ブログやってませんか?やってみませんか?
ああでも勉強でお忙しいかしら…。
あのーちょっと質問があるのですが…。
中学校のトイレ事情なんですが、いかがでしたか?
http://blog.goo.ne.jp/lin444/e/0c23d50106067ffd42e9501d613b41ce
これからもどうぞ宜しくお願いします。
しかし、香港も澳門も中国も親の教育熱心さには、こちらがストレスを感じるくらい一生懸命ですよね。
そんなちびっちゃい頃から試験で順番決められるなんて厳しい世界なんですね。
上手にガス抜きさせてあげて下さい。
三日坊主なのでブログはやっておりません。
ローカル校に通う人ってやはり少ないんでしょうか?
うちの中学校も最初無かったですがF2の時に当選した生徒会のマニフェストが「トイレットペーパーを全部のトイレに設置」だったので3年経った今でもあります。
日本語との両立
実は自分日本語の勉強なんかした事無く,全部本,テレビ,そして会話で覚えましたので発音が[日本語を覚えた香港人]レベルです。
矯正しにくいなーと自覚できるほどです。
やはり小さいうちにちゃんとした発音を教えて貰いたかったです。
勉強方法
本当に授業をちゃんと聞き、分からない所休み時間には先生に聞いて、時々予習復習する(怠け者なので/汗)程度ですね。
あ、あと友達とかと一緒に勉強するなど。
中学はそうでもないですが、
小学校の頃、同じ科目でもいろんな宿題を出してきて少なくても一日10個は有りました。
そして公文…というよりどの塾も宿題出してきます。
学校の宿題と併せるとかなりの量に
それで小学校に上がってから塾に行くのをやめました。
塾は中学校の最終手段だと思った方が良いですよ。
でもそろそろCE制度廃止されますので、小学校の方が大切になるかもしれませんね(汗
学校での対応
私はどっちかというと香港人顔なんですが、母が明らかに香港の名前ではない名前付けたので,入学された日にいろいろクラスメイトに聞かれました。
だからと言って優遇は一切ないです。
F1,2の頃いじめみたいのに遭った事もあります。
といってもべつにミックスだからって言う訳ではなかったんですけどね。
単に同じクラスの女の子達に目付けられたってな感じで。
F1の時はいろんな人にシカトされてましたが,普通に接してくれるクラスメイトも多かったです。
自分だけかもしれませんが、それでもどうしても[自分だけが異質な存在]と思い込んでしまい,段々他の人達と溶け込む事ができなくなりました。(小学校の頃は全然そんなこと思ってなかったんですけどね)
F3の頃その女子が転校し、完全にシカトなんて情況なくなりましたが。
それでも中途半端な登校拒否が続き(この前までやってました)、週1しか学校通わない時期もありました。
それでもクラスメイトは普通に接してくれました。
学校好きなんだけど,行きたくないってな感じになりました。
まぁ、本当は自分自身がだめだめなだけですけどね。
あとうちの学校限定かもしれませんが、「日本人」といじってくる先生もいます。
だけどそれは親しみを込めてのいじりなので、もし有りましてでも気にしないでいじり返したりした方がいいです。(笑
話ちょっと変わりますが、多分歴史の授業心配されてるかもしれませんが、日本のマスコミが言う程酷くはないです。
かなり客観的に分析しております。
でも小学校で初めて日本軍の話になった時,一人だけでしたけど授業中[日本人氏ね]って大声で叫んでた子いました
しかし先生に歴史を習う意味を言われ、私に謝ってきました
中学校では扱いが小さかったですし、先生のフォローもかなり大きかったです。
嫌な事もありましたけれど、楽しい事もいっぱいありました。
娘さんも嫌なこと遭うかもしれませんが、絶対大丈夫だとおもいます。
もし私なんかで宜しければ,答えれそうな質問はがんばって答えてみます。
ではでは、長文…乱文にて失礼致します。
むきぃさん、とても細かいコメントを本当にありがとうございました!
とってもとっても参考になります。
今まで、いろいろ香港関係のブログを見てみたんですが、香港のローカル学校関係のものってなかったんですよ。ちょっと記載があっても、やっぱり年少のこどもが多く、セカンダリー、その上の方の生の声を聞いたのは初めてです。
トイレの紙の話、生徒会で設置が決まったというのは感動です。
日本語との両立の話、本当に身にしみます。
発音、ちょっとした言い回し、間違った癖がつくと本当に直すのに時間がかかります。何度言っても同じことを言う…。それでも小さいうちに根気よくやっていくことが大切ですね。親として頑張ります。
宿題、1日10個はすごいですね。
とても厳しい学校だったのですね。
塾をやめられてから、勉強はご自分でなさったのでしょうか?
うちはまだ小1だからいいのですが、すでに中文は私の手に負えません。
夫も忙しいので、ゆくゆくは家庭教師を雇わなくてはいけないね、と話しているのですが、なくてもなんとかなるものでしょうか…。
学校でのいじめ、シカトはやっぱりあるんですね。
うちも転校後すぐに、「誰も私と遊んでくれない」と家で号泣したことがありました。大きくなるにつれ、悩みはたぶんなかなか家で話してくれなくなると思うのですが…。
歴史の授業、やっぱり気にはなってました。
こどもには前もっていろんな立場からの観点を教えておかなければと思っています。
むきぃさん、本当に本当にありがとうございました。
これからも宜しければお付き合い下さいましたら嬉しく思います。
むきぃさんがこれから進む道、幸せで充実したものでありますことを心よりお祈りしております。
どうぞ楽しい夏休みをお過ごし下さいね。