りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

成績表

2006-07-04 | 香港の小学生
夏休みを前に、こどもの今学期下期の成績表が渡された。
 
科目は以下の通り。(一部中国語で漢字変換できないものは日本語の漢字にしてあります)
 
 
科目
 
宗教                        Religious Education
中国語文                  Chinese Language
 閲読                     Reading
 寫作          Writing
 [耳令]庁                Listening
 説話                     Speaking
 黙書                     Dictation
英語語文                 English Language
 英語語文               General English
 英文黙書         Dictation
 会話                     Oral
 英文書法               Writing
数学                       Mathematics
常識                       General Studies
 筆試                     Examination
 専題設計               Project
電脳                       Computer Studies
普通話                    Phtonghua
視覚芸術                Visual Arts
音楽                       Music
体育                       Physical Education   
 
右側には上の項目全ての
満分額(Full Score、満点の点数)、
成績(Results、各自の点数)、
名次(Rank、全学年受験生徒中の順位)
 
が明記されている。
それに加え、
 
総分(Grand Total、総合点)
平均分(Average、平均点)
班名次(Position in Class、クラス中の順位)
級名次(Positon in Form、学年中の順位)
操行(Conduct、総合評価)A~E、プラスマイナスつき で記される ←香港の父兄はこれがまず一番に気になるようだ
評語(Comment、先生のコメント)
 
などが書いてある。
 
なお、うちのこどもの学校の場合は、
 
グレードA  100-90点
グレードB  89-78点
グレードC  77-60点
グレードD  59-36点
グレードE  0-35点
 
で、科目ごとに点数は違うが、()カッコが点数についているとそれは不合格Fail、赤点である。
 
私が小学校の時の相対評価の通知表に比べたら一目瞭然!
嫌でも次はここ頑張ろうね~~というのがよく解る。
 
 
さて、こどもに聞いたら、どうもクラスに1~2人は「留班」(落第生)が出たらしい。
留班=留年である。
1年生で留年!ひえ~~。厳しい!
 
たぶんこれは留年というより、学校側の「学校変わってちょうだいね~」のサインなのだろうと思う。
幼稚園の場合は生まれ月の影響で親がよく選択するが、小学校で留年はちょっと恥ずかしい。(面子を気にする香港人)
たぶんどこかに転校させるケースも多いと思う。
 
あと、学年が変わる時に違う学校から編入を狙う人が結構いるから、きっとここで数名を落として空きを作るという意味合いもあるかもしれない。
数年前から公立の小学校は基本的に抽選制になったから、学校としてはこれが唯一の「生徒を選べる」時だ。
(編入時は編入試験・面接がある)
 
いやはや香港の小学校、大変です~~。
 
昨晩、こどもと添い寝している時、夫と「この一年早かったね~。よくやってきたね~。」と話をした。
確かに去年の今頃は学校が決まらなくて右往左往していたっけ。
準備段階で希望学区に引越しまでして申し込みをするや全然希望校には当たらず、私立の面接もたくさんしたし、2次募集の学校もいろいろ探し回ったっけ…。
入学後も結局転校もさせたし、親子共々本当に忙しい1年だった。
 
夏休みが終わったら、晴れて2年生。
今度は学年が進むにつれて、「中学校」というターゲットがちらちらと出てくるんだろうなあ。
そして大学入るまでそれがずーーっと続くんだろうなあ。
はぁ…。
一番大変なのは実際学生であるこどもなんだけどね。
まあ親としてもできる限りサポートしていきたいと思う。
お互い悔いが残らないように。
 
 
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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強になります… (ミホケル)
2006-07-04 21:44:41
すごい科目多いんですね。

これから幼稚園入学でも焦っている我が家はいつも香港の学校の話には驚かされます。

それにしても留年があるとは…凄まじい競争世界。

知らなかったら小学校の話とは思えませんわ~



絵文字カワイイ~
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びっくり~ (amei)
2006-07-05 00:00:09
いやぁ~小学校1年でこれですか。びっくりしました。

香港に眼鏡かけた子供が多いのは理解出来る内容ですね。

しかし、科目の意味が分からないものもいっぱいあるんですが・・・(涙)

普通話・黙書って何ですか?
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Unknown (りんりん)
2006-07-05 08:53:21
ミホケルさん、いらっしゃいませ~!近所の香港人ママの名言、「幼稚園はハネムーンの期間よ。」というのを今でも覚えています。

今のうちにできる遊び、テレビでもなんでも、思いっきりさせてあげて下さいね。

ほんと、小学校に入ったら時間がなくてできなくなりますから…



ameiさん、いらっしゃいませ~!

眼鏡ねえ。

日本は蛍光灯の家が多いけど、香港は白熱灯、しかも間接照明の家とかが多いから、どうしても目が悪くなっちゃうのかしらん。インテリア的にはいいんですけどね。

うちはこどもはまだリビングで勉強していて、ちゃんと目にやさしいライトを置いてやらせてますが、あんなにリビングに蛍光灯は嫌だ!って言ってた夫が、自ら買い替えましたよ!!こどもを思う気持ちってすごいです。



普通話は、ぷーとんわー(標準語・北京語?)の事です。それから黙書は耳で聞いてそれを書き取ることでーす。
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普通話=北京語 (amei)
2006-07-06 01:01:32
へぇ~そうなんですか。

私はてっきり中国語が北京語だと思っていました。では中国語=廣東語なんでしょうか?
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Unknown (りんりん)
2006-07-06 11:40:45
ameiさん、そうです中文は基本的に広東語で教わるんですが、広東語は話し言葉ですので、文章は結局普通話に即した形になってます。でも香港では簡体字ではなく繁体字なので漢字は難しいの。

なんか、変ですよねえ。

ややこしいけど広東語は所詮方言だから仕方ないのかも…。



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うろ覚えです (むきぃ)
2006-07-20 05:37:38
A~Eしかないのにで小3年の時マンダリンF貰ったことあるむきぃです。

隠しコマンドですが、マイナス点存在してる場合が有るみたいです。(がくっ

お久しぶりです。

普通語はマンダリンです。

北京語=共用語と思われがちですが,違います。

マンダリンは北京語を基礎(標準)音とし,北方の言葉を基礎方言とした漢族共用語のことです。

北京語自体も実際は方言の一つで,独特の聞き取れない語録もあります。

ちなみに1956年に政府が規定し作られました。

元々は簡体字は俗字で繁体字が正式な字として使われてました。

確か60年代から中国で正式に制定され広まりました。



しかし常識の欄二つに分かれましたね…ヒィー(汗

娘さんがんばー

長々と乱文失礼致します。

P.S.ボランティア活動お疲れ様でしたー。
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ありがとうございます (りんりん)
2006-07-20 11:42:35
むきぃさん、お久しぶりです!

マンダリンの詳しいご説明ありがとうございました。

私はマンダリン・北京語・普通話の区別がイマイチわかってませんでした。勉強になりました。



こどもは夏休みで、宿題も少ないので遊びほうけています。

今まで見られなかったDVDなども見まくってます。

2年生になったらまた大変だと思うと甘く見てしまう反面、今こんなに遊んでてみんな忘れちゃったら2年生になってから大変だなあという焦りもあります。



むきぃさんも楽しい夏をお過ごし下さいね♪
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