organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

マサイの犬たち

2012-05-25 | Kenya trip

ケニアの犬たち、といってもロイトキトックとジュキニで出会った
ごく狭い範囲で見かけることのできた犬だ。
ここの犬たちはうす茶色をした犬が多く、種類はまるで
わからないのだけど、マサイ族の地域なので勝手に
「マサイ犬」ということで納得して見ていた。
もちろん日本のような飼われ方はしていなくて
犬を躾けるということもまるで考えにはないようだ。
人に対してもちろん近づいては来ないし、ビクビクしている犬もいる。
そうかと思えば野良犬化しているような犬が、もう夕方だというのに
町中を人間と同じように何かの用事で急いでいるかのようで
そそくさと歩いていたりの犬もいる。
犬が飼い主にしつけられ、仕事を与え覚えさせると彼らの役にたつ生き物で
しかも共存できるいい関係が築けるとは思っていないのだそうだ。
そんな風が一般的なのに、マサイのママたちにiPhoneの中の愛犬の写真を
見せながら、ピクニックだのサーフィンだのグルーミングなどと
話なんかしてしまい、彼女たちは呆気にとられながらも
注意深く聞きいっていたのを今さらながら可笑しく思い出す。
NGOのIWP(インターナショナル・ウォーター・プロジェクト)の
看板犬の時があったというマサイ犬の「さくらちゃん」は
ちゃんと名まえがついていて、しかもスタッフたちに声をかけられ
撫でられ可愛がられ、他の犬たちとはまるで異なった飼われ方を
しているシアワセな犬だ。
この日は久しぶりにみんなの仕事ぶりを見ながら喜んでいるようだった。
どこの国に住んでいる犬であろうと、それぞれの環境の中で
犬たちがみんなシアワセであることを願う。


          


       

      
       



マサイの犬に関して事実とは違った内容がありました。
働きもののマサイの犬たちに失礼なことをいってしまったので
あらためて「働きもののマサイの犬たち、ごめんなさい!」を書きました。
読んでいただけると、マサイの犬も納得してくれると思います。
ぜひ下記もチェックしてくださるとうれしいです。

「働きもののマサイの犬たち、ごめんなさい!」2012/5/27





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