ケニアに住む妹から電話があった。
用件が終わると、ブログのマサイの犬のことはちょっと違うと
ご指摘を受けてしまった!
ケニア全体で飼われている犬のことはともかく、マサイ族に飼われている
犬たちに関しては「働きもの」なのだという。
家畜の番犬として、ちゃんと仕事をするそうで、言ってみれば
牧羊犬と同じに働く、働きものなのだという。
それに飼い主にしか慣れていないのも、ご主人さまに忠実なゆえのことのようだ。
そしてさらに、家の周りにゾウが近づいてくると、遺憾なく番犬としての
役割りを果たし吠えるという。
ゾウは犬の声が嫌いなため、ゾウ避けとしての働きも大きいそうだ。
ゾウは大きな大きな国立公園だけにいるだけではないのだ。
そう、確かに朝ロイトキトックから出発しジュキニの村に近づくと
ドライバーのスタンリーがゾウの足跡を何回か見つけていた。
彼のキャラクターからして、最初はまさかの冗談かと思っていたのだが
いやいやホンモノでしかも大きな足跡。
数日だけの滞在でもそんなことがあったくらいだから
間違いなくマサイの住む地域の家のそばを歩いているのは事実なわけだ。
そこでマサイ犬が、番犬としての働きをする。
飼われているマサイ家の家畜とフラフラと歩いているように見えてはいたけど
確かにサボると飼い主に叱られていたようだし、犬も役割をわかっていたわけだ。
マサイの犬たちは飼い主にしつけられ、仕事をし
彼らの役にたつ生き物で、しかも共存できているいい関係ということ。
つまり前日のブログの内容は、少なくともマサイの犬に関しては
まちがいということになる。
働きもののマサイの犬たち、ごめんなさい!