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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

残暑の交差点とスイカジュース

2014-08-24 | 暮らしのこと

先日ひさしぶりに神田の近江屋洋菓子店に出かけた。
目的は至って単純でこの夏のフレッシュスイカジュースを
近江屋で飲まないわけにはいかなかったからだ。
ただそれだけのこと。でもこれがないと今年の夏が終わらない。
近江屋洋菓子店は大のお気に入りで、お店の広々として開放的で
天井が高~くてレトロチックな贅沢感とベーシックなおいしさの
スイーツがたまらない。
ジュースバーを追加注文するとコーヒー紅茶はもちろんフレッシュ
ジュースやスープまでドリンクがお代わりで飲めてしまう。
しかもただおいしいだけではない。
メチャクチャおいしいわけで、これを逃すわけにはいかず
スイカジュースメインでほとんどごちそうになる感覚で
近江屋さんにうかがうわけで、今年もごちそうさま。
帰りに交差点に差しかかると風鈴のいい音が響き渡っていた。
どこかと探してみるとコーナーに吊り下げられていた
たくさんの風鈴たちだった。
暑いけれど、なぁんかいい夏だ。





おだしのお教室

2014-04-21 | 暮らしのこと

サーフィンがらみで出かけることがほとんどだった鎌倉に
電車で行ってみた。
ひさしぶりの鎌倉駅周辺。少し歩くと目的地の「神宗」に着く。
おだしのお教室に参加するためだ。
思いがけずに出会えたきもちがおちつく空間。
慌ただしさがからだからするーっと抜け落ちていくようだった。
ゆったりとした落ちついた時間の流れの中で
日本の料理の基本であるおだしのレクチャーは
興味深いとともにあらためて日本料理の奥の深さを実感する。
無形文化遺産の和食はこれからさらに世界中から注目されるだろうが
その基本であるおだしは、その種類の多さと組み合わせによる
お味の違いなど発見がたくさんだ。
おいしいおだしによる和食をいただいて、きもちもこころも
ほっとなって帰ってきた。





日本橋 桜フェスティバル

2014-03-28 | 暮らしのこと

日本橋が頑張っている。ような気がしていた。
コレド室町の地下にある数回しかいっていない「タロー書房」は
大きな本屋さんではないが個性のある本屋さんでふっかふかの絨毯の
落ちついたお店の作りもいいし、好きなコーナーがありいつまでもいたくなる。
看板やロゴは岡本太郎によるものらしい。
本屋さんには珍しいブックカバーの色やデザインもいい。
そんな程度しか知らなかったコレド室町にさらに2と3がオープンした。
日本橋は三井本館などのうっとりする歴史的建物や、ライオンのいる三越本店、
マンダリンオリエンタルホテル東京のある日本橋三井タワー。
1階にあるマンダリンオリエンタルグルメショップのチョコレートは
美味しいのひと言だ。
それにコレドが加わり、界隈には老舗店、そしてリニュアルした老舗店が
モダンに生まれ変わっていたりと、街がどんどんきれいに魅力的に
変化している日本橋は、歴史のある街にあたらしい要素がトッピングされて
さらにウキウキできそうだ。
東京でオリンピックが開催されるまでには今後も変わっていくで
あろうから楽しみでもある。
三越本店の桜色した大きなのれんが風になびいているようすに驚かされたが
江戸時代に日本橋の商店の軒先を彩った暖簾の街並みを再現する「大暖簾」が
開催されているのだそうだ。
そして4月6日までこのエリアでは「桜」をテーマにライトアップをしている。
渋谷や新宿を歩くスピードに比べ、気がつくとゆっくりと歩いているこの街。
夜の散歩にぶらっと日本橋を歩くのもおおいに楽しめそうだ。





さくら

2014-03-11 | 暮らしのこと

いつもの公園に出かけてみると、思いがけずさくらの花に会えた。
1本だけあるそのさくらの四方八方に伸びた枝は
奔放で自由な若々しさで元気いっぱいだった。
そんなさくらの花が咲く枝の下から離れがたく、いつまでもずっと
いくつものさくらの花を見上げて見ていた。
もうすぐあたらしい春が来る。





昭和の犬 Perspective Kid

2014-02-24 | 暮らしのこと

あのジャージ姿で直木賞受賞会場に登場した「ベストジャージスト作家」の
姫野カオルコ。あのユーモアとウィットのあるキャラクターはかなりイカす。
恥ずかしながら日本人のそういった「賞」をもつ作家の本を
あまり読んだことがなく、ベストセラー本にも興味がなく、たまに読んでも
ちっとも面白いと思えず、ベストセラー本と相性が悪いのだろうと思っていた。
それがどうしたことか昨年の暮れに、大手町の丸善書店で買わないでは
いられない、買うべきとお告げでもあったように声が聞こえて購入した本が
お初、姫野カオルコの「昭和の犬」だった。
彼女のことを何も知らず、何だかカタカナ名まえで誰かと間違えて
しまいそうだなぁ、この時点で直木賞候補かぁ、でもなんだか
受賞するかもなどと漠然と思いながらゲット。
しかも最近では古本屋さんで購入しているというのに、久々の新品の単行本だ。
読み終えたときに感動やグッと熱くなることはないのだけど
そこには姫野カオルコのスペースがつくられていた。
その現象を読み終えてすぐに考えることはできなくて、ひとまずそっとしておく
ことにした。追求したり答えを求めるような、そんな野暮なことはできなかった。
でも翌日もそのまた翌日も思い出し忘れられないそのスペース。
喉にささった魚の小骨のようにひっかかって気になり続けていた。
昭和の時代のある意味平凡な女性の物語。主人公との間には一定の距離間があり
それが結局最後まで続く。そのせいか感情的にならず、たんたんと
さらさらさらと読めていく。でも最後に大きく残された場所があり
衝撃を受けた自分がいた。
面白い作家に出会えたと思った。当然次なる本も読んでみたくなる。
次は渋谷のブックオフで単行本を2冊買う。
受賞日の翌日だったせいかまだ彼女の本は選べるだけあった。
数週間後にはまったくもって彼女の本は消えていたのだが。
伯母さんをモデルにしたという「ハルカ エイティ」も戦中の難しい時代と
戦後、女性の立場が今とはぜんぜん違う時代に爽快で自由で魅力的な女性の
ストーリーは、またしても姫野にやられた感が充実の1冊だった。
ただはっきりいって彼女の本の装丁やタイトルはイマイチで好きになれない。
まちがってもジャケ買いのような装丁買いはありえない。
いつまでもココロのちいさなスペースを乗っ取られたような気分にさせて
くれる不思議な作家であり、受賞後の彼女の作品にも興味がわくし楽しみだ。





雪の日の散歩

2014-02-08 | 暮らしのこと

1年ぶりの大雪のなか愛犬と散歩に出かけた。
すでに雪は積もり、風も強くて寒かったけれど
雪国育ちは降りしきる雪にうれしくなって
気がついたら愛犬J.Tといっしょになって走っていた。
夜にかけて雪と風がさらにひどくなるらしく大雪警報が出ている。
さてこの雪どこまで積もるのやら、そして明日のお散歩はどうなることやら。





やっぱり威風堂々

2014-01-07 | 暮らしのこと

お正月の銀座はやはり華やかで厳粛さがある。
通りのライトアップはあたらしい年に夢を迎えてくれるようだ。
それに銀座のシンボル和光の建物はやっぱりいい。
交差点の対角線上に立つ人の視線に訴えかけるように
つくられているそうなのだがほんとうにそう思う。
建物の角の外壁が曲線なだけでウツクシイ!と感嘆してしまうのに
少し離れて全体を見るとまたウットリしてしまう。
東京都選定の歴史的建造物とされているというよく行く
新宿の伊勢丹デパートが好きなのも建物が気に入っているからで
さらに交差点の角も曲線なので、いつもこの建物のアールが見える
この角度の出入り口からお店に入るくらいだ。
暮れに日本橋に出かけたときに珍しく通りを挟んだ丸善側から
高島屋東京店を見たが、この重要文化財はやっぱりステキだった。
いつ見てもこれらの厳かな建造物にウットリしてしまう。
狭い範囲の東京をちょこっと散策するだけでいろいろな様式の
重要文化財の建造物をいとも簡単に見たり入ったりすることができる。
以前よくしていた東京散策。10年ちょいぶりにオモシロタノシイ名物付き
東京の散歩の復活もいいかもなぁなんて思う銀座の夜だった。





移ろい

2013-12-21 | 暮らしのこと

12月のはじめに、いつもの公園で紅葉がきれいと思っていた。
次に行くと、ずいぶん葉が落ちてしまって風景は違っていた。
そしてその次に行くと、紅い葉っぱがこれだけ残っていた。
どのときも、みんなきれいだった。
それから行っていないいつもの公園。
葉っぱは雨や風でもうとっくにどこかにいってしまっただろう。
移りゆく季節の中で変化していく風景やいろいろなこと。
ことしもあと僅かだ。そしてまたあたらしい年がやってくる。





ことしのisetan christmas

2013-12-18 | 暮らしのこと

昔っから伊勢丹のクリスマスは楽しい。
ノーマン・ロックウェルのサンタクロースのまっ赤な包装紙や袋は
今年も来た来た!クリスマスというきもちにさせてくれた。
そして5年くらい前からはフィンランド出身のアーティストの
クラウス・ハーパニエミによるクリスマス”Wonder Christmas"に変わった。
生物多様性へのまなざしから生まれたというこのキャンペーンは
おもしろい動物たちがたくさん現れてワクワクする。
ショウウィンドウは映像とミックスされたキレイなディスプレイだ。
みんながそれぞれのあったかいクリスマスを過ごせますように。





そうなんだ

2013-12-14 | 暮らしのこと

先週表参道でデートだった。
ひさしぶりにイルミネーションの原宿を歩く。
相変わらず人も車も多い。
みんな楽しそうに、必死になって写真を撮っているので
それじゃぁと真似して撮ってみた。
とうぜん昨年もイルミネーションだったと思っていたら
昨年はスポンサーがつかなくて低木のみだったそう。
そういえばそうだった。
一時は中止になり11年ぶりに復活するもスポンサーが
みつからないとケヤキの木には装飾がつけられない。
今年はスポンサーがついたおかげで2年ぶりなのだそう。
むかしのイルミネーションはキレイだったなぁと思ってしまう。
電飾のつけ方が変わったり、LEDになったり
電飾の数が減ったり、距離が短くなったり、ゴミが少しは減ったり
時代とともに変化しているこのイルミネーション。
来年はどうなるのかな。