山岸涼子さんの連載中の漫画の中に、
こんな言葉がありました。
「ネガティブな言葉を決して口にしない!考えてもいけない!」
「なぜなら大脳は考える言葉のすべてに影響を受けるから!」
主人公はプリマを目指すバレリーナで、
自分に自信を持てず、いつもライバルの失敗を望んでいる、
そんな状況の中、好きになった人からもらった言葉です。
いつものように舞台に立つ前に、
またライバルの失敗を望んだとき、ふと気がついたのです、
「いくら念じても本当に実現するわけではない、
失敗を望んでいるという言葉を聞いているのは自分だけだ、
結局自分の失敗を望んでいることと同じ、
自分で自分の首を絞めていたんだ」
ということに気づきます。
確かにそういうことになると思います。
よく言われることですが、
どうしても自身がない時は、ネガティブな思考に走りがちです。
今の私がそうです。
でも、
この漫画を読んで、できるだけ、そういう考えは捨てよう、
と思うようになりました。
この「できるだけ」が大切だと思うんです。
人間、よっぽどのことがない限り、
100%の方向転換は難しいと思います。
だから、
少しづつでいいから、
いいことを考えるようにしよう、
悪いことはできるだけ考えないようにしよう、
それでいいんだと思います。