ずっと今の状況を後悔しているのに。
父が死んだとき、留学しなかったこと、就職活動をしたこと、
すごく後悔してるのに、今。
また同じことをしようとしているのか。
それとも先へ進むのか。
この選択はあの時と同じ。
あの時は選択肢がそれしかないと思っていた。
だから、
就職を選んで、
結果、こうなった。
あの時、教授が卒業させてくれなければ、と
人のせいにしていた。
なぜなら、
日本の大学には珍しく、卒業が難しい大学だったからだ。
その大学の中でも私の所属していた学科は一番卒業が難しく、
3割が卒論で落とされる。
だから、
当然落とされると思っていた。
だが、
家庭事情を考慮してくださった教授が、
卒業させてくださった。
さてそれは過去のこと。
もし今、その時と同じ選択をしたならば、
またこれからも同じような道をたどるかどうかはわからないが、
きっと後悔するだろう。
もちろん生活のために稼ぐことは大事。
今の私が好きなことをしたいなんて贅沢なこともわかっている。
だけど、結果がこれ。
この先もそれでいいの?
そう思ったら涙が出てきた。
後悔してたのに。
後悔したくないのに。
大学卒業後、就職した会社を辞めるとき、みんなに言われた言葉。
「やりたいことがあっていいなあ。やりたいことがないから就職したのに」
もし好きなことを選んだら、
あの時就職していればよかったと後悔するのかもしれない。
確かに就職難の今、最初の会社を辞めなければよかったと後悔した。
だけど、せっかくやりたいことを始めて、
そのことに生命を吹き込めるかもしれないという足がかりのある時に、
仕事を選んで就職したらおそらく後悔するだろう。
決定を下すのは今日ではないと思うけれど、
この先、今までのように後悔しないために、私はきっと
やりたいこと、好きなことを選ばないと前に進めないのではないだろうか。
こんなこと、普通の大人なら笑っちゃうだろうけど。
いつまでモラトリアムやってんだかって話です(笑)