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2016.12.22. 年俸を見てみる ~ファイターズ編~

2016-12-22 12:11:24 | 日記

というわけで、本日はファイターズの年俸事情を見てみたいと思います。

今シーズンは序盤からずっとAクラスにおり、一時はホークスに11ゲーム差も
離されるも夏場に怒涛の15連勝、終盤のホークスとの直接対決も制して
最終コーナーでひっくり返してそのままリーグ制覇、そして日本一と、
なんだかいろんなことがとてもうまくいったシーズンだなという印象。

そんな中でも抑えの増井をセーブ機会の失敗、不安定さが露呈すると
すかさず先発へと配置転換し、見事にその起用法が大当たりしたり、
怪我した大谷を夏場には打者のみに専念させ
終盤にまた投手との二刀流を復活させたマネジメント、
不調の中田に思い切って代打を送るなど
首脳陣の采配もことごとく当たりました。

そんなファイターズですが、
球団経営もビシっと筋の通った手堅い印象。
お財布事情も「これ以上は出せないよー」
という線引きもしっかりしていて、
「これ以上は無理だからハンコ押せないなら卒業していいよ」
というスタンスは全くぶれてないのかなと思います。

まずはファイターズの契約更改後の年俸トップ10の選手がこちら。

 

ファイターズはパリーグ6球団の中で最少のチーム防御率3.06、総失点467点
守りで勝ち上がったチームらしく、年俸バランスも投手に手厚い印象。
大谷はもうこれ打者でも投手でも素晴らしい活躍してるから
これは査定する方も大変ですよww
中田に気を遣ってこの年俸に落ち着いているのは周知の事実ですが、
本人は全くと言っていいほどお金に無頓着なので
なんだか本当にものすごい選手が出てきたもんだなと思います。

それにしたって投手で1億円以上もらってる選手が6名(大谷含め)
大谷はもう別格として、増井・宮西で2億以上、谷元で1億ですか。
この辺の金額ってチームの防御率にも綺麗に跳ね返ってきていると思います。

うーん。
ライオンズは年俸を野手陣に手厚くして、本塁打数や得点もリーグでは上位ですが
それでも勝てない。
野球はピッチャーで決まるスポーツなのはブログを読んでるみなさまも
当たり前のように理解しているわけで、やっぱりもうちょっとライオンズも
投手に対してお金振ってあげればいいのになと思わざるを得ない。




続いて、年俸上がった選手一覧。
日本一になるとアップの選手が出るわ出るわ。

新人王の高梨は驚異の360%アップ!
これってどういう感覚なんでしょうね…
一度でいいから味わってみたいものです。
今期の年俸830万円で新人王かぁ…コスパ良すぎです。

有原と加藤もそれぞれ倍増。
すげーな。

それにしたって契約継続選手55人のうち約30人が年俸アップと勝ち取るとか
日本一ってやっぱり羨ましいな…と思いました。

 

現状維持の方々がこちら。

ちょっと気になったのが増井も田中賢介も2人とも2年契約の2年目なのに
増井は二桁勝っても現状維持。
田中賢介は打率.272、出塁率.361で5000万円UPの年俸2億に。
田中賢介の方は出来高設定でもしてたのかな?

現状維持の選手が11名で、先ほどの年俸UP組と併せて
約40名が現状維持&年俸UP。
すごいなぁ…
予算が限られているとはいえ、なんとかやりくりしている感がにじみで出てます。

 

こちらは数少ない年俸DOWN組。
なんだか投手ばっかりだなぁ。
もう、ライオンズだったら年俸半減させるぐらいなら戦力外だ!
ってことをやってそう。

ファイターズは近年、ドラフト戦略やトレードなど見ていても
フロントと現場の一体感というものを外から見ていても感じますし、
いろんな意味でぶれない経営をしているなと思います。

他球団の年俸バランスを見れば見るほど、
ライオンズの野手と投手の年俸がアンバランスなのが改めて際立ちますね。

投手にお金を掛けないから成績が上がらないのか
投手の成績が上がらないからお金を掛けないのか

そもそも、ライオンズに入る投手の素材が悪いのかというと
近年はドラ1一本釣りも続いてますので、
そこまで素材が悪いとも思えず…
じゃあ育成環境が悪いのかと思いますが、
ここに関しては育成環境というよりかは、投手の起用法、マネジメントの質
若干差があるのかなと思います。
やっぱり現、ファイターズの吉井投手コーチは優秀なんですよ。
ホークスでも結果残してましたし、今回ファイターズに戻ってきて
すぐに結果残しました。

もうじき監督やっても面白いと思いますがね…
果たしてどの球団が監督に持ってくるのか。
実は注目してます。


残り9球団…
これは全部終わるの、年越しますなww






 


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