クライマックスシリーズファーストステージはセ・パともに第3戦までもつれる熱戦となっています。
まずはセ・リーグ。
リーグ2位のベイスターズと奇跡の逆転3位に滑り込んだタイガースとの第1戦は初回にベイスターズがタイガース先発、西からいきなり5連打で先制パンチ。
西は打球直撃で初回1アウトも取れずに降板。
その後もベイスターズがリードを広げ、7-1とリードした時点で誰もがベイスターズの勝ちを信じたと思いますが、そこからタイガースが驚異的な粘りでひっくり返し7-8の逆転勝利。
その勢いで昨日の第2戦目も取るかなと思いましたが、最終回に追い付くも、裏に代打乙坂のサヨナラホームランで敗戦。今日の第3戦にすべてがかかります。
初戦のタイガースの勝ち方に加え、今シーズンのベイスターズとタイガースの対戦成績が、大幅にタイガースが勝ち越していたなどのデータを考えると(ハマスタでもタイガースが大幅に勝ち越し)2戦目もタイガースかなと思っていましたが…
野球はなにが起こるかわかりませんね。
続いてパ・リーグ。
第1戦はホークス千賀とイーグルス則本とのエース対決による極上の投手戦…にはならず、ホームラン合戦の試合となりました。
浅村の爆発もありイーグルスがモノにして、ホークスはエース千賀で痛い敗戦。第2戦目が苦手の美馬が相手でしたので、ここも過去のデータからするとホークス万事休すかと思いましたが…
FA宣言予定の福田が転職活動弾を放つなど、活躍して接戦をモノにして五分に戻しました。
イーグルスが2連勝で上がってくると、所沢での初戦に岸が先発だったと思うので、両チームともに第3戦目までもつれてくれたので、ライオンズファンとしては「しめしめ、ウシシ」と、ニヤケた方も多いかと思います。
ホークスとイーグルスの試合を観ていて恐らく全国のライオンズファンの多くは浅村の爆発について「去年なぜそれをやらない」と突っ込んだ方も多いと思います。(僕はそう突っ込みましたw)
セ・リーグについては、初戦のタイガースの劇的な逆転劇の勢いが、昨日のサヨナラ負けでイーブンにもどったと思うので、今日の試合もどっちに転ぶかわかりませんね。
パ・リーグですが、こちらもどっちに転ぶかわかりませんね。
ただ、岸はライオンズ時代からヤフオクで勝てていないですし、ホークス先発高橋も安定感が欠けるようなピッチング(四球連発)するようなら危ないので、ここもどちらに転ぶかわかりません。
どちらにしてもライオンズは受け身になることなく「チャレンジャー精神」で試合に挑んでいくことが大切かなと思います。
さて、ライオンズのここ数日の話題と言えば、松坂の話題で沸騰しております。
優勝決めた翌日ぐらいの東スポさんの記事で「松坂復帰構想!!」みたいな見出しが1面飾っていたのですが、「まぁ東スポだし飛ばしだろうなぁ」ぐらいにしか眺めていなかったのですが、記事読み終わって数分後に「いや、待てよ。去年の浅村FA、イーグルス入りの情報を一番はじめに報じたのは東スポだったような…」と、思い、松坂のニュースを追ってました。
で、その東スポの記事が出た頃(9/25とかその辺り)は軒並みどこのスポーツ紙も「松坂ドラゴンズと来季も契約へ」とか「ドラゴンズ残留」の論調でした。
ところが、その後、ドラゴンズの森繁SDとデニーが退団するというニュースが流れて「松坂ドラゴンズ残留」の流れが大きく揺らぎはじめます。
で、ついに「松坂ドラゴンズ退団」になったわけです。
この流れに関してはいろいろ賛否両論ネットで吹き荒れてますが、僕はこのニュースに関しては「ドラゴンズに残るなら、もしくはライオンズ以外の球団で現役続行」となるなら、松坂は来年以降も現役続行するんだろうなと思っています。逆に「ライオンズ復帰」となれば、本人の中でも「2020シーズンを最後に現役引退」を頭に入れているんだろうなと勝手に想像しています。
ライオンズ側としても、松井稼頭央のように引退の花道を作ってあげて、その後は指導者として球団に残ってもらいたいという考えだと思います。
戦力としてアレコレ意見ありますが、ジャイアンツでは岩隈が戦力としては全然貢献できませんでしたが、若手への影響としてはプラスになっていたとの話も聞きますし、松坂にしてもドラゴンズでは積極的に若手へアドバイスをしていたという話も聞きます。
さらに、稼頭央の時もそうでしたが、復帰によってグッズもバカ売れすることでしょう。(そうなると多和田18番剥奪されそうですね…)さらに、NPBだけでなく、メジャーでも多くの球団を渡り歩いてきたので、いろいろな指導方法や野球理論に触れているはずなので、その辺りも若手へのいい刺激になるかなと思います。
個人的には年俸それなりに低く抑えて獲得出来るのならありかなとは思います。
ナベQはこの問題について「チームをCSに集中させてほしい。全て終わってから」とコメントしたそうで、そりゃ当たり前だと思いますが、水面下では復帰のプランは確実に進んでいると思います。
やはりオフシーズンも毎年ライオンズは話題が尽きませんね…
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