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Lions blog!! 2019

2018.12.8. 2018年オフのFA戦線が終わる。

2018-12-08 16:17:03 | 日記
浅村の「悩みに悩んだ」FA宣言期間開始初日の宣言から、「悩みに悩んで」他のどのFA選手よりも真っ先にイーグルス移籍が決まった2018年オフシーズンのFA戦線も西のタイガース移籍の確定により全選手の来シーズンの所属先が決まりました。

中村(ライオンズ)→ライオンズ(宣言残留)
浅村(ライオンズ)→イーグルス
炭谷(ライオンズ)→ジャイアンツ
西(バファローズ)→タイガース
丸(カープ)→ジャイアンツ

宣言した選手5選手のうち、おかわりは宣言即残留なので別として、「他球団の評価を聞いてみたい」とした選手は100%移籍しました。もはや「宣言残留を認める」と言うのが形骸化してる気がしますが…

移籍しない人は宣言しないし、
移籍する人は宣言する。

とってもわかりやすい日本のFAです。

そして、どうしたってみんながハッピーな移籍というのは日本では実現しにくく、出ていかれた古巣のチームのファンは「裏切り者」であるとか「恩知らず」であるとか、モヤモヤを抱えてしまうのもまた日本ならではです。

もうそろそろ選手も「移籍が前提ではない…」と言ったテンプレコメントは止めたらいいのにと思います。こう言った「残留するかもしれない」ということを匂わすから、いざ移籍してしまうと、前所属球団のファンは「裏切られた」という感じになってしまうのです。

鼻っから「1番高く評価してくれるとこに行きます」で、あるとか、「お金のために出てきます」とか「今いるチームのここが自分と合わないから環境変えたいです」とかスパッと言ってくれた方がモヤモヤも無くなると思うのです。

日本のプロ野球はチーム数も少なく、日本独特の「球団とファンとの一体感」みたいなのがあると思います。ドラフトで入ってきてファームで何年も手塩に育ててやっと1軍で活躍したと思ったらFA移籍。FAを全否定するつもりもないですが、なんとなく日本のプロ野球文化、もっと言えば日本の文化とのミスマッチ感はある気がします。

アメリカのように契約社会なら「お金のために移籍します。ビジネスだから」と、FAもトレードも活発ですが、やはりどうにもこの文化の違いが毎度、毎度FA移籍の度にモヤモヤするファンが発生してしまうように思えます。

日本の2軍は「ファーム」と言う名の通り選手を育てることを重視してます。逆にアメリカではマイナーリーグという形で、選手を育てる環境と言うよりかはとにかく選手個人が腕を磨いて競争社会を勝ち残ってメジャーを目指していくシステムだと思います。

ほいじゃあどうしたらいいのよ?

って感じですが、これはまた別の日のブログで個人的に感じるNPB流FA改革案を書いてみたいと思います。

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