2018.11.12. パワーバランス崩壊の足音。

FAのニュースが連日飛び交ってますが、ちょっとここ最近の特定球団の年俸バランスを逸脱した札束攻勢にはいろんな意味で危機感を感じます。

もちろん、プレーする選手からすれば年俸がどんどん上がるので、より稼げる世界に、プロ野球選手を目指す球児にも夢のあるスポーツになるとは思いますが、あまりに特定の球団に偏り過ぎてしまっているこの現状は今後のプロ野球の崩壊に繋がりそうな気がしてなりません。

そもそもある特定の球団が基準を大幅に上回る金額を積み上げると他の球団の年俸基準も自然とつり上がってしまうと思います。
「いい選手には出し惜しみしない」
それは大いに結構なことですが、このままいけば、羽振りのいい球団ばかりに選手が集まり、戦力バランスが崩壊します。

一方、そこまで資本の無い球団は年俸基準が釣り上がるおかげで苦しい経営になり、また球界再編にでもなるのではないかと…

「経営努力が足りないからだ」

と、言われればそれまでですが、そんな簡単に誰でも儲かるほど世の中甘くないですしね。

そろそろメジャーのように金持ち球団に「ぜいたく税」なども検討しないと、リーグのパワーバランスの崩壊は近い将来の「客離れ」に繋がると思います。

メジャーはこの制度に加えてドラフトの指名権の譲渡もできたおかげで、それまでのヤンキースの黄金時代から毎年チャンピオンチームが変わるリーグへと変わりましたので、やっぱり「どこが優勝するかわからないワクワク感」みたいなものはないと興行としても魅力を感じなくなってしまうよなぁと思います。

と、毎年引っこ抜かれる一方の球団を応援しているイチファンの愚痴を月曜日から発してしまいました…(´・ω・`)

今週でFA締め切られていよいよ他球団との交渉スタートですね

胃が痛い日々がまだまだ続きます…

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