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護摩木 と 大文字送り火 2

2011-10-21 20:08:16 | 京都
大文字の送り火を見る場所に選んだのが
出町柳。

出町柳の電車を降りると既にすごい人混みで
ボランティアの誘導員に導かれて歩いて行くと
高野橋(「法」の送り火がちょうど良く見える)の欄干には
既に先客が陣取っている。

高野橋を渡って加茂川と高野川とのちょうど三角州になっている堤防が
「大文字」の送り火が良く見えそうなので そちらに移動。


持参のビニールシートに腰掛けて日暮を待つ事2時間。

ちょうど見頃の場所を選んだつもりが
点火時間が近づくにつれて目の前は立ち見の人だかり。

座ったままでのんびり送り火を見るのは「無理」、と
はじめて気が付いた。

そりゃそうだ、この人出だもの。



午後8時。
点火の時間。
 
今年は3月の大震災の慰霊のため
点火前に黙とうを捧げたため
点火の時間は8時1、2分でした。




暗闇に浮かびあがった 「大」の文字。

人々の歓声とシャッター音。

はじめて見た 「大」の文字
感無量であります。

こんなに 神聖で美しい光景があるものか。


三角州の人々の風景は様々。


「法」の字の見える高野橋に大移動する人々の群れ。

送り火を見ながら仲間とお酒を飲み交わすグループ。

いつまでも、その場にたたずみ「大」の字を忍んでいる婦人。





消えゆく送り火に 鎮魂


:::

追記

  「大地よ」   作 宇梶静江

大地よ 
重たかったか
痛かったか

あなたについて
もっと深く気づいて
敬って

その重さや
痛みを
知る術を
持つべきであった


多くの民が
あなたの
重さや痛みとともに波に
消えて
そして
大地にかえっていった


その痛みに
今私たち
残された多くの民が
しっかりと気づき
手をあわす


:::

追記 2

地元に帰ってから
地元の新聞を見ると
第一面に送り火の写真が載っていた。が、
写真の角度といい、
絞り具合といい、

自分の撮った「大」の文字の方が上手かった!(・・ような気がする)

ドヤ顔  <(`^´)>










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