平成18年1月7日(土)
事件発生の兆候はあった。
しかし、「機動鑑識班」の「鑑識技術者」であるいい婆さんは刑事ではない。
だから、事件発生とともに犯罪現場に急行し、犯人が残したわずかな物も見逃すことないよう、
「専門的知識・技能を備えたいい婆さん」が24時間体制で活動できるように
『ソファーで爆睡』しながら英気を養っておった。
1月10日(火)
すーさんの朝食の介助をしながら「事件が起こる予感」と保育園の連絡帳を書いている時、
事件は起こった。
すーさんは「うぅ」 とか声にならない声と共にわしの左手をつかんで
自分の方へ引き寄せた。
婆さんは連絡帳の盛り上がりの部分がもうすぐ終わる所だったので、
すーさんの手元を視界の端っこに入れながら執筆しておった。
すーさんは、わしの手の平に何かを 「あぅん」 と言いながら置いた。
わしは、 「なんじゃい?」 と 手の平を覗きこもうとしたとたんに
「それは床に落ちた」 コロ コロ
音のした方を見るとそれは
ご飯粒が干乾びて固~くなった物としか見えなかった。
すーさんはその時に焼きおにぎりを食べていたのである。
推理好きではなくても、普通に現状から判断すると
「焼きおにぎりの醤油がしみ込まずに、ただただ、部屋の暖房で
固くなった可哀相なご飯粒」
としか見えなかった。
しかし、それを床に落としたままにしておくと後で踏んだ時は
釘を踏んだ時と同じ痛みのレベルに達するとも予想できるので
仕方なく拾い上げた。
「あぅん?」 今度はわしがそう声を漏らしてしまった。
ひょえーー、 じ・じ・事件 です!!
ご飯粒にきれいに穴が開いてます!!
現場に急行することもなく、現場は 「ここ」 だった。
そして、犯人が残した物的証拠は
「じ・じ・爺さん!!」
「こ・こ・これ・・すーさんの ハ !!」
コロ コロ ・・・ また、落とした。
「じ・じ・爺さん、 ハ は どこ??」
「知らないよ。何をそんなにうろたえてるの?」
キッチンの汚れた床に這いつくばってハ を探す婆さん。
這いつくばったおかげでうろたえていた婆さんから、
見事本来の姿である 「鑑識技術者」 に戻ることができた。
「採取した物的証拠」は、正規の手順でこのような形で保存した。
ビニール袋の端を持って、改めて爺さんに誇らしげに見せると
「まるで 【鑑識】 みたいだね」 と言った。
婆さんはそう言われると何故か?嬉しいのであった。
追伸: 保育園の連絡帳には
「先生!!歯(下の前歯)がグラグラです。」と最初に警報を出し、
実はこのことに1番うろたえているのは婆さんです。
「歯を食べちゃったらどうしよう?」
歯がグラグラしていることを自分で表現できる子であれば
ほとんど問題はないのでしょうが・・・。
歯医者さんで抜歯してもらった方がよいのかどーか悩み所です。
・・・と書いていた。
その後、
「今、書いている時にすーさんが抜けた歯をくれました!!」
と、追加した。
追伸2: 事件後、すーさんは
「焼きおにぎりの中から怪しい固い白い物が出てきた」
と思ったらしく、
まるで法医学者のように焼きおにぎりを細かく解体していた・・らしい。
(合掌)
事件発生の兆候はあった。
しかし、「機動鑑識班」の「鑑識技術者」であるいい婆さんは刑事ではない。
だから、事件発生とともに犯罪現場に急行し、犯人が残したわずかな物も見逃すことないよう、
「専門的知識・技能を備えたいい婆さん」が24時間体制で活動できるように
『ソファーで爆睡』しながら英気を養っておった。
1月10日(火)
すーさんの朝食の介助をしながら「事件が起こる予感」と保育園の連絡帳を書いている時、
事件は起こった。
すーさんは「うぅ」 とか声にならない声と共にわしの左手をつかんで
自分の方へ引き寄せた。
婆さんは連絡帳の盛り上がりの部分がもうすぐ終わる所だったので、
すーさんの手元を視界の端っこに入れながら執筆しておった。
すーさんは、わしの手の平に何かを 「あぅん」 と言いながら置いた。
わしは、 「なんじゃい?」 と 手の平を覗きこもうとしたとたんに
「それは床に落ちた」 コロ コロ
音のした方を見るとそれは
ご飯粒が干乾びて固~くなった物としか見えなかった。
すーさんはその時に焼きおにぎりを食べていたのである。
推理好きではなくても、普通に現状から判断すると
「焼きおにぎりの醤油がしみ込まずに、ただただ、部屋の暖房で
固くなった可哀相なご飯粒」
としか見えなかった。
しかし、それを床に落としたままにしておくと後で踏んだ時は
釘を踏んだ時と同じ痛みのレベルに達するとも予想できるので
仕方なく拾い上げた。
「あぅん?」 今度はわしがそう声を漏らしてしまった。
ひょえーー、 じ・じ・事件 です!!
ご飯粒にきれいに穴が開いてます!!
現場に急行することもなく、現場は 「ここ」 だった。
そして、犯人が残した物的証拠は
「じ・じ・爺さん!!」
「こ・こ・これ・・すーさんの ハ !!」
コロ コロ ・・・ また、落とした。
「じ・じ・爺さん、 ハ は どこ??」
「知らないよ。何をそんなにうろたえてるの?」
キッチンの汚れた床に這いつくばってハ を探す婆さん。
這いつくばったおかげでうろたえていた婆さんから、
見事本来の姿である 「鑑識技術者」 に戻ることができた。
「採取した物的証拠」は、正規の手順でこのような形で保存した。
ビニール袋の端を持って、改めて爺さんに誇らしげに見せると
「まるで 【鑑識】 みたいだね」 と言った。
婆さんはそう言われると何故か?嬉しいのであった。
追伸: 保育園の連絡帳には
「先生!!歯(下の前歯)がグラグラです。」と最初に警報を出し、
実はこのことに1番うろたえているのは婆さんです。
「歯を食べちゃったらどうしよう?」
歯がグラグラしていることを自分で表現できる子であれば
ほとんど問題はないのでしょうが・・・。
歯医者さんで抜歯してもらった方がよいのかどーか悩み所です。
・・・と書いていた。
その後、
「今、書いている時にすーさんが抜けた歯をくれました!!」
と、追加した。
追伸2: 事件後、すーさんは
「焼きおにぎりの中から怪しい固い白い物が出てきた」
と思ったらしく、
まるで法医学者のように焼きおにぎりを細かく解体していた・・らしい。
(合掌)
ありがとうございますー
いやはや、私もまだまだ無粋でございます・・。
今後も宜しくお願いしとうございますのは私の方でございます。
ございますばっかりでうるさいのでございます(笑)
いい婆さん! ご訪問有難うございまする。
嬉しいわ。今後とも宜しくお願いします♪
すーさん、歯が抜けたのね。
食わなくて本当に良かった。おにぎり食べながら口の中できっとベロで避けたのよ!
えらいわ、すーさん!
わしとこの息子は、きっとグラグラになった歯を気にしていじり倒して、出血するヨ~カン
上の歯ですか? 下の歯ですか?
我が地方では、歯が抜けたら。。。
『ね~ずみさん♪ ね~ずみさん♪
私の歯~とあなたの歯~♪
どっちが早く映えるか競争し~ましょっ♪』
つって、おまじないの言葉を言いながら
上の歯が抜けたなら、床下に。
下の歯が抜けたならば、屋根の上に投げてたもんでした
「歯」をちゃんと婆さん様の手の平にのっけたすーさんは偉いぞっっ
>まるで法医学者のように焼きおにぎりを細かく解体していた・・らしい。
私も一緒に(合唱)させてくんさい
見直し調査隊!!
出動して良かった
あっ、「頼もしい」るるんさんじゃありませんか!
ご訪問心より感謝致しております。
「ございます」は最初だけでそのうちすぐに
取っ払われますのでご心配なくなく。(お互いに)
はじめてコメントする時は心臓バクバクもんで、
(いくら婆さんでも)
こうやってこちらにお返事を頂けるなんぞ、
天からラーメンが降って来る位いと嬉しもんでございます。
これからもどうぞどうぞどうぞよろしくです。
おっ、「わし仲間」よつば歯歯さんじゃありませんか!
もう、「は」「ハ」の言葉は全部「歯」に置き換えてしまうわさ。
>嬉しいわ。
なんかこれ、かなーり色っぽい感じ(ゾクッ)
>食わなくて本当に良かった。
でしょでしょ!!
ウン○の中に白く燦然と輝く歯が入っていることで、
黄門様から出血したらどうしようかと本気で想像してました。
>おにぎり食べながら口の中できっとベロで避けたのよ!
どうやらそうらしいんじゃよ。
ってことはベロの操作能力には支障がないらしいと
判明したのです。
うれし。
>きっとグラグラになった歯を気にしていじり倒して、出血するヨ~カン
いや、このパターンは逆に良いかもしれん。
すーさんは指でグリグリする勇気がなくて舌で触った
だけじゃったが、
自分の指でいじり倒してくれた方が早く取れるだろうし。
ただ、出血だけして抜けないってなったら最悪じゃのう。
やっぱり、固焼きせんべいとリンゴと焼きおにぎりを
連続喰いしてもらうのが1番じゃな。
ふたばさん、来てくれて嬉しいぞよ。
実は待ってたんじゃよ。(罠をしかけた)
っていうか、
>おまじないの言葉を言いながら
>上の歯が抜けたなら、床下に。
>下の歯が抜けたならば、屋根の上に投げてたもんでした
これよ、これ!
すーさんの抜けた歯は下の前歯なのじゃ。
だども(どこの方言か?)、我が家はマンション。
それも中層階だから床下なんてないし、
屋根と申されてもこの付近はマンションばっかりで、
一軒家の知り合いが・・・少ない。
それによそのうちの子の歯が屋根に乗っかるのを
喜んでくれる人はそうはいないだろうしのう。
と、言ったケースはどうしたらよござんすか?
ふたば博士教えて下されや。
もう、抜けた歯の隣がすでに80度傾斜可能状態ですがな!
<(__*)>★くるちんまま★と申します。。。
るるんさんの所から、飛んできて、ついハマッって読んでしまいました( ̄ー ̄)ニヤリッ
これからもたびたびお邪魔させていただきます
どこに罠なんぞ仕掛けてあったのか・・・
はて???
ところで。。。
いい婆さん様~~~
良い考えがごじゃいまする!!
その、すーさんの歯
我が家に送って下さらぬか
>それによそのうちの子の歯が屋根に乗っかるのを
喜んでくれる人はそうはいないだろうしのう
おりますがなっ!!
ここに
いい婆さんの事が大好き
ほんでもって、いい婆さん様の分身すーさんを愛おしく思い、
喜んで『は』を我が家の屋根&軒下に、まじないの言葉と共に投げて喜びを分かち合う者がここにおりまするぅ~♪
我が家に、一つずつ送る・・・・か?
はたまた、上下の歯を分けてまとめて送って頂ければ、きちんと我が家の屋根裏にいるネズミさんと、すーさんの歯がどちらが早く生えるか競争できますがなっ
我が家は軒下にも投げ込めます事よっ
我が家の住所は・・・
みちこさんが知ってるはずですばい♪
って。。。。
出しゃばりすぎかなぁ・・・
先着一名様にプレゼントなのかい?!(爆)
それなら、ふたばちゃん!!
私が貰った!!
あ、いや、婆さんや、お困りでしたら、
私が貰う。
でも、標本として取っておいてもオモロイかもよ。
全部抜けた歯を取っておいて、
あとで再現するとか・・・・。ぐぇっ。(笑)