legno-Diario-自閉症児は不思議生命体-

~自閉症のすーさん(小学1年生)といい婆さんのなんでもかんでも~

就学大戦-正念場

2007-11-26 01:10:47 | 就学大戦
楽しげなすーさんの遠足から約1ヶ月。

すーさんの就学に関わることが目まぐるしく変化するので


年の割りには機敏な婆さんも日替わりランチのようなテンポについて行けてない。

立ち往生・・・じゃ。


なんと言っても、

すーさんの学区の小学校に



来年度から特別支援学級が新設されるかも?



という急展開から始まって、

就学指導委員会の心理(知能)検査も終わったし、

保育園での様子を見に来られたし、

つい先日、判定も下りた。




その判定理由に少々(かなり)驚いた。

保育園の園長先生も担任の先生方も揃ってその判定に対してショックを隠しきれないご様子。

保育園側に判定を伝えた次の日にはすーさんの学区の小学校で”就学時健診”があり、

すーさんのように就学指導委員会の答申にかかっている子供は

地元の小学校での”就学時健診”は受けなくても良いことになっているのじゃが、


わしはすーさんを行かせようかどうしようか迷っていた。


しかし、保育園の園長先生も担任の先生も


「行ったらどうかな? すーさんならできると思うけど」 と婆さんの背中を押してくれた。



すーさんは保育園のクラスメートの厚い(熱い)バリアに守られて



”視力検査”以外はクリアして戻ってきた。



そして、発達支援センターの療育の担当の先生も判定の内容をにわかに信じられないというご様子で、

判定と就学時健診をクリアしてきたことで何をどう言ってよいのかわからない状態であった。


そして、今日と明日、もう一度、すーさんを連れて

特別支援学級

・スクールバスが自宅傍まで来ない特別支援学校

へ行く見学するスケジュールを入れた。




入れた途端に今度はすーさんの発育異常が発覚した。

24日土曜日に婆さんが入院した大学病院へ診察・検査を受けてきた。



ここ2週間、婆さんは夢ばかり見る。

ほとんどが「想定外の夢」・・・なのだ。(夢だから想定外でも不思議ではないが)



判定発育異常も想定外だったということもあり、正直うろたえた






ネッ友は言った。





「婆さん、今が正念場だ」・・・と。




まさしくその通りだと思う。















判定  も


睡眠障害の薬  のことも


発育異常  も


自閉症 も


新設予定の特別支援学級の希望の締め切り日  も


すーさんの今まで  も


すーさんのこれから  も



今、ここで悶え苦しみ、結果、答えを出さないといけないのである。








【追伸】

判定結果もわしらの出す就学希望のこともクリスマスの頃までには

ご報告したいと思うのであった。



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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
応援団幕張って報告待ってるよ! (みちこ)
2007-11-26 11:24:59
頑張れ~~~。

婆さんなら頑張れるっ!!

すーさんは、今が成長生育過渡期なんだと思う。
どうとも判断し難い挟間に入ってしまったと、
悩んでしまうだろうけど、
婆さん達家族が、将来、どのような家族になっていたいか、イメージするんだよ。イメージしたら、そうなるように頑張るの。ドリームズカムトゥルー精神じゃっ!でも、その想像力で宇宙に飛んでいかないでねっ。

今の選択が、人生の正誤を分けるものではないと、頭に置いておくんだっ!
どっちに行っても、人生を楽しむことが大切よ~~~!

はぁはぁはぁはぁ・・・・、
いつも、応援してるからっ!ねっっ!!
ファイトじゃ!!!!
返信する
迷った時は (まいら)
2007-11-26 13:30:39
いい婆さん、ごぶさたしております。

何かを選ぶ時に、とても悩むことがありますよね。
「悩みに悩むくらい迷う時は、どちらを選んでもよい」ということを聞いたことあります。どちらを選んでも、選んだ後にその道をしっかり歩いて行けば、それは「よい」選択になるそうです。

同じ立場ではないのでおこがましいとは思いますが、いい婆さんがすーさんのことを思って悩みに悩んで選んだのであれば、それは絶対すーさんにとってプラスになるはずだ、と私は思います
返信する
一本じゃ (るるん)
2007-11-26 16:45:18
なぁ、いい婆さんよ・・。
正念場だけども、それより、
自身のうろたえをはっきりと決着つけんとあかんね。

なんでうろたえてんのか?!

まだまだ腹をくくっていないようだの。
もだえ苦しむ事もないよ~^^

すーさんを信じろさ。。

今が人生の山場だ。
すーさんと笑顔に過ごせるための、一過程だから、
一瞬の閃きと一瞬の魔に負けぬよう。。

こちらも精一杯のエールを送るからね!!!

いつでもメールor電話なりとも、おくれやし


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↑みんな温かいのぅ。 (ひろりん)
2007-11-27 01:14:24
怖いのは、煮詰まりすぎて壊れること。
母ってデリケートですから。

住めば都じゃないけど、
通えば慣れていくものだと思う。

どっちにも違うイイトコロがあるので、
先の先を見すぎると見失いそうになる。
どの道進んでもプラスになることには
間違いないのだよ。
人は必ず成長するって。

うちは、どのみち中学からは養護に行くので、
小さいうちは、地域の皆さんと
にぎやかに過ごせばいいやと、
ホント、そんな程度で決めてるのよ。
お恥ずかしいですが。

でも、地域により色々よね。
ましてや、体のこととか言われて。
でも、それは、今悩むことは、
縁あってすーさんの親になった
いい婆さん(+いい爺さん)にしか
悩めないことなのだけど。

私にはまた別の悩みもあったりするものね。
他の皆さんにもあったりするんだものね。

濃縮された自問自答の繰り返しの中で
ひらめきがあったら、
それを信じて、すーさんを信じて
進んでいって欲しいです。

で、

「クラスメートの厚い(熱い)バリアに守られて」
ってのに涙が出そうになったわ。
いいわね~、すーさん、愛だわ。
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Unknown (たーちゃんママ)
2007-11-29 01:11:14
はじめまして。fogliaからここにたどりつきました。
ぶしつけにも思うのですが、悩む気持ちにちょっと共感を感じたのでコメントいれました。
うちも来春就学です。もう、悩むだけ悩みました。
それでも、まだ、悩み続けてる瞬間があります。
ゆれますよね。寝ても覚めても頭からはなれなくて。
体調、くずさないで下さいね。私は、自分の決断がすべてを決めちゃうのかなという怖さからしばらく食が細くなったりしました。すいません、助けになる言葉はうかばないです。ただ、体調管理には気をつけて下さい・・・。
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***みちこさんへ*** (いい婆さん)
2007-11-29 07:47:46
みちこはん・・ありがと。

>どうとも判断し難い挟間に入ってしまったと

そうなのじゃ。
自分の中で優先順位としての第一位は変わっていない!
と、豪語したくともできない狭間に入り込んでしまった。

その狭間はぶっ飛んだ想像力の持ち主である婆さんでさえ
ぶっ飛べないほど
四方八方鋼鉄の壁が聳え立っておる・・ように見える。

でも、その鋼鉄の壁も
婆さん自身がしゃがみこみ、
頭を垂れた状態で見ているからかもしれない。

みちこさんの言う
”将来、どのような家族になっていたいか”
を強くイメージすることにより
立ち上がって次の一歩をどの方向に向けて踏み出すか、が
自ずと見えてくるのかもしれない。

とは言え、正念場だ。
逃げ出せない正念場だ。

応援団幕のイメージカラーは”イタリアンレッド”でよろしく!
返信する
***まいらさんへ*** (いい婆さん)
2007-11-29 07:49:52
まいらさん、本当にご無沙汰しております。

お元気じゃったかのう?

>選んだ後にその道をしっかり歩いて行けば、それは「よい」選択になるそうです。

いやはや、そうじゃったのう。
決断はその後の道のりから考えれば「通過点」にしか過ぎない。
その後、
どう歩くか、
転んでしまって怪我をした時に
1日休めば又次の日に笑って歩き始められる怪我なのか?
それとも
歩調をゆるめてでも休まずに歩き続けられる怪我なのか?
それとも
進む方向の変更を視野に入れて怪我を治しながら考えるか?

そちらの方が大事なんじゃろう。

肝心な時に力が抜ける婆さんの様子を見に
お尋ね下さってほんと感謝致しますぞよ。

返信する
***るるんさんへ*** (いい婆さん)
2007-11-29 07:51:45
おぃーーーーす!

>なんでうろたえてんのか?!

す・すみません、親分さん。
次から次へとビックリ箱が開いてくるもんじゃから
「次はなんだよ~~!」
「なんで今、開くんだよ~~」
と、ビビッてました。

婆さんは、やっぱり、すーさんを一番知っている人間だと思っておりました。
知っているというより「見てきた」と言う方が近い・・。
そやけど、
予想すらしなかった(できなかった)結果が入った箱がどんどん開いていって
「すーさんを見ていたつもりでも見ていなかったってことか?」
と、うろたえた。

わしがすーさんを見てきたことは
社会の目から見て評価されるとなると
「対象から外れている」と判断されたものとなった。

でも、
自分とは違う判断をした社会でこれからも暮らしていくのだから、
るるんさんのおっしゃる”腹くくる”ために必要な
揺るぎないポリシーをここで構築もしくは再確認せにゃあかん
まさに「その時」なんじゃと思う。

駒は揃った。

こらからはできるだけ集中したい。

揺るぎないポリシーを得ようとする間に
また糸が絡んだら一喝しておくれ。

よろしく頼む。
返信する
***ひろりんさんへ*** (いい婆さん)
2007-11-29 07:55:41
ひろりんさんを含め、みな、温かいじゃろ?
嬉しい・・ぞよ。

>住めば都じゃないけど、通えば慣れていくものだと思う。

すーさんにとっちゃ、
ここ数ヶ月の間の保育園のイベントに加えて
「小学校」という名の違う場所に連れていかれ、
「お勉強」という名のテストを何度もしなくちゃならず、
慣れるどころか落ち着かない日々であったろう。

都になる住む場所を決めてやらん・・・とな。

>先の先を見すぎると見失いそうになる。

ほんと、そうじゃな。
見失うどころか処理できなくて吐き気がしてきたぞよ。


ひろりんさんの
>小さいうちは、地域の皆さんとにぎやかに過ごせばいいや

↑この言葉・・とても「あったか」じゃよ。
心穏やかになるんじゃなぁ。


>「クラスメートの厚い(熱い)バリアに守られて」

このことは就学先決定において重要ポイントになる。
だから、自分の中で整理するためにも記事にしたいと思う。

返信する
***たーちゃんママさんへ*** (いい婆さん)
2007-11-29 07:57:37
はじめまして、たーちゃんママさん。

たーちゃんとすーさんは同い年なんですね。

>もう、悩むだけ悩みました。
>それでも、まだ、悩み続けてる瞬間があります。
>ゆれますよね。寝ても覚めても頭からはなれなくて。

今の婆さんの状態をそのまま代弁して下さっているかのようで
ズシズシ伝わってきました。

そうなんです、
自分の決断・判断がまるですーさんの一生を「善と悪」を決めてしまうことになるのではないかとその怖さに怯えているのだと思います。

でも、それは
すーさんを
すーさんの成長を
そして、
何かあった時の婆さん自身の処理能力を
信じられない弱い婆さんだからだ・・・とも
友に教えてもらいました。

加えて
「見過ぎないで楽しくいこう」と変換先も誘導してもらえています。

たーちゃんママさんの婆さんの体調への配慮のありがたいお言葉も婆さんにとっては「助け」であります。

この度はお立ち寄り下さりありがとうございました。

これからもどうぞよろしゅうに。
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