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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<無理心中>一家4人の惨状を政府はどう答えるか?

2007年07月21日 03時35分12秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 社会保障 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革

<無理心中?>一家4人死亡、生活苦か 大阪 (毎日新聞) 7月20日22時10分配信
【記事抜粋】 20日午後1時10分ごろ、大阪市東淀川区下新庄3のマンションの管理人から、「マンション敷地内に男性が倒れている」と119番通報があった。男性は同マンションの3階に住む電気工事業、弘田信行さん(34)で、全身を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。さらに、大阪府警東淀川署員が弘田さん宅で妻和恵さん(34)、長男空良(そら)ちゃん(5)、長女七海(ななみ)ちゃん(2)が死亡しているのを発見。同署は、弘田さんが生活苦から無理心中を図り、飛び降り自殺したとみて捜査している。
 マンション9階の防犯カメラに弘田さんとみられる男性の姿が映っており、弘田さんは9階通路の手すりを乗り越えて飛び降りたらしい。母子3人は6畳間の布団の上であおむけに並び、腹の上で両手を組んだ状態で見つかった。3人とも首に絞められた跡があった。遺体の状況から同日正午前後に殺害されたとみられる。和恵さんは妊娠していた。
[記事全文]

<安倍・自公政権の顛末を見る>
妻と子ども達は 首を絞められての心中だ。
妻が先でも、子どもが先でも どちらかの子どもは必ず 父親の行動を眼にしている。
いや、
両親がそれぞれの子ども達の首を同時に絞めたのだろう。 そして身重の妻の首を夫が絞めた。 地獄の様相そのままの事件だ。

<功しない「自殺防止法」>
政府・与党(自民党・公明党)加えて財界が いくら 「日本は好景気!」 と空しく叫んでも、 好景気なのは 大企業やごく一部の富裕層 ばかりだ。

きっと 自殺防止法は 政府の単なる 「ポーズ」 なのだろう。 さもなければ これほどむごい事件は起こらない。

<人として生きられない政治>
持っている価値の無い者ばかりに ゼニが集まる 偽りの改革政治。
競争社会と云いながらも、 身内(政府委員、関係者)ばかりが 勝ち組切符を手に入れる 不公正競争が平然とまかりとおる。  (ものすごく腹が立ってきた)

ひとが 人として活きてゆける政治 でなければ 何の意味があるか!? 汚れたゼニは クズとなれ!

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<消された年金>社保庁の算定ミスで原告『国に裏切られた』

2007年07月21日 00時00分54秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 国民騙し改革 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革

年金算定ミス 原告が陳述「国に裏切られた」 東京地裁 (毎日新聞) 7月20日17時9分配信
【記事抜粋】 社会保険庁の算定ミスで厚生年金493万円余を受け取れなかったとして、国に未受給分と慰謝料など計1093万円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、東京地裁(松井英隆裁判長)で開かれた。
◆ 六川さんは「社会保険事務所の職員からは一言のおわびもなかった。国に裏切られた思い」と意見陳述した。 ◆ 国側は答弁書で請求棄却を求めたが、今後の対応や算定ミスの原因などについては説明せず、「次回口頭弁論で書面で答える」と述べるにとどまった。
 訴えによると、六川さんは43~86年に計113カ月間、厚生年金保険料を支払ったが、89年に受給資格を得た際、加入期間を18カ月と算定された。05年に再調査を求め、算入漏れが判明したが、00年1月までの分は時効で受給できなかった。 ◆ 先月、記録漏れが判明した人への年金追加給付に5年間の時効を適用しない特別措置法が成立したが、社保庁側から何の連絡もないという。 ◆ 会見した六川さんは「社保庁は改革されると言われているが、何も説明しない今日の態度を見ていたら疑問に感じた」と述べた。
[記事全文]

<国民の信頼を裏切ってもバレる事はない>
算定ミスは消された年金である。 国民の老後保障のサイフを預かる社保庁。 省庁官僚にとっては 遊興費の源だ。 なにせ 消しても、付け替えても 国民には判らないのだ。
原告の年金が支払われるのも 実は 別な誰かのものか、或いは裏金用に消されていた ほかの誰かの年金を持ってきたのかもしれない。 証言ではなく、文書にして提出しないと ボロ が出る。

<国が変わらなければ「社保庁」は変わらない>
省庁官僚体質は 金持ち、そして権力者 にしか 媚び は売らない。

小泉改革が 「金持ち優遇政策」 を表わすように 大多数の国民、さらには 高齢者、貧困層 は 国にとっての 無駄なゼニのかかるゴミ! との意識が強すぎるのが 支払う立場である 社会保障担当部署 のスタンス(姿勢)だ。

<全体の奉仕者どころか「天の声」>
賢者で有れば 腰も低いというモノだが、 なにせ 世間知らず のおぼっちゃん。 自分の実力を示すのは 立場(職責)を利用した 「天の声(決定権)」。 真面目に働く同僚職員らの足を引っ張りっぱなしなのである。

それだから 民営化して 業務委託者にでも対応させなければ 国民からの不満が高まるだけなのだ。

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07/17 <政見放送>「仕事をしない公務員」

<麻生外相発言>「アルツハイマーの人でも分かる」

2007年07月20日 10時06分58秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 安倍内閣 閣僚発言 麻生太郎(あそうたろう)

「アルツハイマーの人でも分かる」=麻生外相が発言 (時事通信) 7月20日3時0分配信
【記事抜粋】 麻生太郎外相は19日、参院選候補者応援のため訪れた富山県高岡市で講演し、日本の農産物輸出に関し、「7万8000円と1万6000円はどっちが高いか。アルツハイマーの人でも分かる」などと述べた。日本のコメが中国で日本国内よりも高値で流通していることを例に、農産物の輸出を奨励したものだが、アルツハイマー病患者への配慮を欠く発言として批判を招きそうだ。
[記事全文]

<ご同輩>
安倍総理(首相)・(自民党)総裁の 後を狙う 麻生氏の発言は なるほどマトを得ている。
アルツハイマーは、過去の事を思い出しにくいが、その場の判断はできる。 その判断も出来なくなったら もっと心配だ。 ご同輩ならではの 分析だろう。(笑)

小泉改革最後のツケを担うだけあって、流石に 次期総裁予定者 は 発言もしたたかだ。

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<東京モノレール事故>扉閉め忘れ走行

2007年07月20日 09時08分53秒 | 格差社会と政治
[公共交通]: 事故 滅び行く「安全神話」 原因不明は修理不能

東京モノレール、扉閉め忘れたまま発車…60m走り止まる (読売新聞) 7月20日3時13分配信
【記事抜粋】 19日午後6時45分ごろ、東京都大田区羽田空港の東京モノレール新整備場駅で、浜松町に向かうモノレール(6両編成、乗客約250人)が扉を開けたまま発車。乗客が車内の非常通報装置ボタンを押したほか、モニターで発見した車両基地の運転指令も運転士に停止を指示したため、約60メートル走ったところで停車した。 ◆ けが人はなかった。 ◆東京モノレールによると、運転士が扉を閉め忘れて発車した。このトラブルで次の駅への到着が予定より4分遅れた。通常は、扉が開いたままでは走行しない仕組みになっており、同社で原因を調べている。
[記事全文]

<「~のはず」の事故>
「開いたままでは走行しないはず..」 の思いこみ事故は ベビーカーを挟んで発車 したJRでも起こっている。

今回のモノレール事故も、元々は 「通常は、扉が開いたままでは走行しない仕組み...」 に作ったはずだが長い年月のうちに 機能しなくなっていた。
「開いたままでは走行しないはず」 の誤認識が 実際の扉を開いての走行試験も割愛してきた。

<ノイズ(雑音、誤信号)>
昨今、 携帯電話(端末・基地局)や ノートPC、無線Lan 多くの電子機器が膨大な電子ノイズを発生し続けている。 車両自体も電子化により (誤動作の原因である) 電気・電子的ノイズの影響を受けやすくなっている。

いずれにせよ 電子化して、人的省力化を進めてきた日本。 大局見る事の出来た先人の意志はどの業種でも継承されていない。

「起こりえない(重大)事故」 は続く。


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<社保庁改革>民営化では出来ない 「真の改革」

2007年07月20日 02時07分48秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 国民騙し政治 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

<国民ダマシ改革>
なぜか 無性に苛立ってきた。 絶対に許してはならない事だ。

日本版NSC(国家安全保障)は 国家(為政者)が 国民個々の情報(プライバシー情報)を 漏れなく統括管理 する事を目的とする制度だ。 国民と国家の、主従逆転志向である。

<民営化前にバレた年金問題>
怪盗ルパンは自分の能力を誇り 堂々と警察に事前宣告してから窃盗に入る。 だが果たして コソドロ は、自分から進んで交番へと向かうだろうか? それはあり得ない。

「消えた年金問題」 を隠したまま 社保庁改革 と称して 身内の人材そっくり民間組織にしようとした 政府・与党(自民党・公明党)だ。 社保庁改革は ルパン か? コソドロ か?

国民には年金問題を知らせないまま 政権与党が率先して 民営化しようと云うのだから 国家的犯罪 が隠れていたのも無理からぬ話である。 それが たかだか 夏の賞与 一回分だけを返納して 「終りにしましょう」 ではムシが良すぎる。

<国民の目の届かないところで..>
国民の プライバシーは掌握 しておきながら、 国民の重要な社会保証を担う 社保庁が 国民の目の届かない 民間組織(半公務員)に移行すると 『良くなる!』 では話が通らない。

本来は 我々国民の為の 社会保障制度 を担当する 社保庁 である。
それが 公務員なのに 民間形態に逃げ込んで 国民の目の届かないところで 好き勝手をやらせるわけにはいかない。

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回想: 祖母を送った日(6) 『気合い』

2007年07月19日 23時49分35秒 | Weblog
[個人史]: 祖母、祖父母

(地方(田舎)の) 地区の公民館を葬儀場として 祭壇が飾られた。

二人のお坊さんが来て 厳(おごそ)かに 式が始まり、 緩やかな読経と落ち着いた木魚の音が いかにも葬式であった。

実は成人してからの 身内の葬儀は 祖母が初めての経験である。 つまり 通夜から始まる葬式一切の参加は 小学校4~5年生頃に 一度出席しただけで あとは数回、 知人の葬儀に参列しただけだ。

<弔辞>
私の 乳母 であったかもしれない祖母だ。 長男叔父から 弔辞を託された。
お坊さんのお話が終り「弔辞を頂きましょう」 と、促され、 手ぶらで前に進むと、(弔辞文は?と、)けげんな顔をされながら マイクを手渡された。

<Began(弔辞開始)>
「ばあさん、 近くにいるだろう? 聞いてるかい?..」 と話を始めた。
場所や参列者を考慮しながら、 人の誕生から 死に至るまでの目的、 そして 死んだ後の状態 を (無宗教的に) はなし、 その人生の中で祖母は いつも 一番良いモノは他の人に与え、自分は常に一番悪いモノを選んで 他の人の事を気遣っていた事を話し、 そして最後に 「また会おう、(長い人生)ご苦労様でした。 ありがとう」 で結んだ。

<お坊さんが..>
私の弔辞に 感銘を受けたのは (すぐ横で聞いていた)お坊さんもそうだったようだ。
チラチラ私の顔を見ながら、 「このホトケさんはそんなに立派な人だったのか..」 とばかりに、 最初とはうって変わって 声には力が入り、木魚が壊れるのではないか?と心配になるくらいに強く打ち叩き、 テンポもアップビートになって 非常に気合いの入った 読経 となって 焼香 が始まった。

 (続)

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07/03 回想: 祖母を送った日(4) 『祖母の記憶』
07/02 回想: 祖母を送った日(3) 『深夜の異変』
05/28 回想: 祖母を送った日(2)『見舞い』
05/12 回想: 祖母を送った日(1) 『その一年前』
02/02 [個人史]実録!昔の子育て、ミルクの代わりに..

<個人情報>災害弱者救出できず

2007年07月19日 18時09分00秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 国民騙し政治 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

新潟県中越沖地震 「要援護者情報」伝わらず (産経新聞) 7月19日13時30分配信
【記事抜粋】 新潟県中越沖地震で同県柏崎市が個人情報保護法の施行を理由に、「要援護者」の名簿を地元自治会や消防にあらかじめ提供していなかったことが分かった。4人の死亡者が名簿に掲載されており、「あらかじめ知らされていれば対応ができたのでは」との疑問も出ている。
[記事全文]

<偽りの「個人情報保護」法>
(意識レベルが低いにも関わらず) 電子政府 を目指す日本の政府・行政は 「個人情報収集 」 に どんでもなく力を注ぐ。

<丸ハダカの 個人資産情報>
国会中継を聴いていたとき、
「国税庁は資金の出し入れをもれなく把握できますよね」 との質問に 「はい」 と答えていたので納得した。

役所の庁舎の中にあるコンピュータ端末からからでも、 銀行・保険など 各金融機関 に直接アクセス(接続参照) 出来る事はまったく広報されてはいない。

以前の事だが、
持っている保険内容を指摘され 「どうして判ったのだろう?」 といぶかった。

役所の担当者が 「銀行や支店の見当を付けて探してみたので(一個人の)いくつかの口座は確認できている」と聞いてさらに驚いた。 銀行名と支店名など 使っている 金融機関の基本情報 が明らかになれば どうやら 入出金の内容までも把握できるらしいのだ。
なぜなら、
私が見ているそばから 担当者は机上の端末を叩き 「あ、申告どおりだね」 と云ったのである。 秘密の 住基ネット活用 作戦である。

<取れる(弱い)ところからはとことん取る!>
政府も、 こんな事が 一般国民、市民 に知られては 批判も免れない。

不始末議員の個人情報を統制し、
政府・行政が 個人(国民)の情報を 調査・管理している事が 国民・市民に知られない ように 内部従事者に 「かん口令」 を徹底させるための 個人情報保護法 である。

そして、 災害で人の命が奪われた..。 日本の現実の姿だ。

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<2007参院選>「究極の選挙違反」=政府広報で

2007年07月19日 15時30分35秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 2007年参議院選挙 国民騙し政治 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

「究極の選挙違反」=政府広報で告発準備-民主 (時事通信) 7月19日13時3分配信
【記事抜粋】 民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、同日の朝刊各紙に折り込まれた政府広報に年金記録漏れ問題と定率減税全廃に関する与党の主張がそのまま記載されているとして、安倍内閣を公職選挙法違反で告発する準備に入ったとの談話を発表した。 ◆ 談話はまた「参院選の最大争点となっている事項について、選挙期間中にこのようなことが許されるならば公選法は有名無実になる。これは究極の選挙違反であり、『政府』の名を借りた選挙運動への税金の流用だ」と批判した。 
[記事全文]

<政府広報を政党広報に使う>
公私混同が類似語になるだろうか?
日本の政府も かなりヒドイ事になってきた。 与党の 「日本ぶっ壊し構造改革」 には歯止めはかからないのか?

記録する。

単なる記録: 「片手鍋の史」

2007年07月19日 02時31分23秒 | Weblog
[個人史]: 愛用鍋、 貧乏学生時代史

 

<マイ・ラーメン鍋>
新聞奨学生 最後の年、 次の アルバイトを探し ながら 貧乏生活に陥っていたときに買った鍋だ。 いわゆる 奨学生最後の給料で買った 鍋 である。

職を失ってからは、学校から帰ると 毎夜、即席ラーメンと8枚切り食パン一切れにレタス一枚を乗せ ちょっぴりマヨネースを伸ばしたものが 定番のディナーだった。
毎晩一ヶ月以上も同じメニューでも 何の不満もなかった。 こころが満ちていたからに違いない。

<マイ・ラーメン鍋>
元々は写真の鍋右側に 木製の柄が付いていたのだが 10年ほど前に折れて取れてしまった。
一旦は捨てようかと思ったが、20数年ほども愛用していた即席ラーメンに最適な鍋だ。 厚めのハンドタオルで支えながら使ってみると 不便もないので捨てられもせずに使っていた。
(何が最適かと云うと、ラーメンはこのまま食べるのだが 最後のスープを飲み干すときの 縁の曲がり具合「R」がちょうど良いのである)

<そしてとうとう...>
何度も空だきしてしまい、内側が繰り返し真っ黒になった鍋である。
一昨夜、野菜を煮ようと水を入れ、コンロにかけた。 野菜を切って鍋に入れようとすると コンロが水浸しだ。 やはり 水を入れたとき 鱗(ウロコ)のような黒片が浮いたので 「おかしいな?」 と思っていたが案の定、 穴が空いていた。 なんとも、 焦がした黒片が 長い期間 こびりついたままで 鍋の穴を塞いでいたのである。

そしてついに、 30数年もの間、 ラーメンを作り続けてきた 片手鍋は その歴史を閉じたのだ。

 (記)

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<自公行政>規制改革・構造改革の結果が 弱者軽視社会

2007年07月18日 21時14分08秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 国民騙し政治 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

<障害者、高齢者いじめ>
最近は、地方のお年寄りから連絡が来ても まったく良い便り がない!
2000年を迎えたばかりの日本は、 社会にはまだ不況風が吹いていたとはいえ 永きの社会貢献を終えて 老後を迎えた老齢者は心も元気だった。

<消えた年金、増えた税金>
元気がなくなった一番のきっかけは、 年金支給額が引き下げられ、 知らぬ間に引き上げられた介護保険が天引きされて 老後の糧である 年金 が一気に減額となってからの事だろう。
そんな中で表面化した 「消えた年金問題」である。 (「不正な介護報酬問題」も同様)

年金問題では、 政府・与党(自民党・公明党)は 社保庁 だけに責任を押しつけようとしているが 社保庁 どころか、 中央省庁、地方行政の中にも 同じ事は蔓延している。

<機能しない評価制度>
いい加減な仕事をしても 仲間(身内)同士で 評価するから、 その実態は 国民の奉仕者 である事をすっかり忘れ去っている。 これはとりもなおさず 中央官僚 による 「右に倣(なら)え、先輩に倣え」 の悪弊だ。

巨額の血税を使って 組織を変えようが、 人員構成を変えようが 主流である政府・各省が 変わらなければ 黒い水 は下流に流れ続けるのである。 巨額のカネの無駄使いが 「改革」と偽る 民営化 に他ならない。

<「国民の立場」は富裕層向け>
若いときに 一生懸命働いて ようやく老齢となり、たとえ 細々とでも 平穏に暮そうと思っても 増税につぐ増税、医療費3割負担等々、 無い収入からさらに奪い取られるばかりの行政だ。

それもそのはず、 政治、行政を担う者たちは (不正が見つかって叩かれるほかには) 痛い思いの生活とは縁がない。
改革 を叫ぶには値しない者達である。

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