ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

2006年08月投稿インデックス

2006年08月31日 22時47分17秒 | 投稿インデックス
---# 08/31 .. 2006年08月投稿インデックス
029# 08/31 [] 嫌われ者ジョージィの困った性格 (職場編1)
028# 08/31 [] 嫌われ者ジョージィの悩み (個人行動編)
027# 08/31 .. 日本漁船銃撃・だ捕で乗員2名の解放と小泉首相
026# 08/30 * 海外:広がる格差と無視できない貧困層の実情
025# 08/30 .. 日本漁船銃撃・だ捕で漁船乗員の解放通知
024# 08/28 .. 日本漁船銃撃・だ捕と小泉首相の外遊
023# 08/26 * 国文化の違いを考える
022# 08/26 * 国主不毛期?
021# 08/26 .. 日本漁船銃撃とだ捕で武部幹事長の訪露報道
020# 08/26 [] ジョージィの住環境と略歴(3)-2シェー!
019# 08/25 [] ジョージィの住環境と略歴(3)
018# 08/25 .. ポスト小泉、改革路線継承の愚
017# 08/24 [] 始めてのパトカー体験
016# 08/23 [] ジョージィの住環境と略歴(2)-2
015# 08/23 [] ジョージィの住環境と略歴(2)
014# 08/22 .. 日本漁船銃撃・だ捕事件で政府(外務大臣)報告がなかったが
013# 08/22 [] 新しいシェーバー BS4776
012# 08/19 .. ロシア領海での北海道漁船拿捕と愚民政策のツケ
011# 08/17 [] 行け行け、嫌われ者ジョージィ
010# 08/16 .. 小泉首相の靖国参拝とA級戦犯
009# 08/10 * ニッポンの勝ち組(格差社会解消の恐怖)
008# 08/09 * ニッポンの改革
007# 08/08 [] 本日の、自動販売機での「当たり、もう一本」
006# 08/06 [] 駐車場のシロ助
005# 08/04 [] エピソード(#001) 通勤ラッシュ攻略法
004# 08/03 [] ジョージィの住環境と略歴
003# 08/02 [] 続)自動販売機での「当たり、もう一本」

003# 07/30 [] 地デジCMか...
002# 07/27 [] 自動販売機での「当たり、もう一本」
001# 07/26 [] Blog ことはじめ

嫌われ者ジョージィの困った性格 (職場編1)

2006年08月31日 16時58分41秒 | Weblog
嫌われる一番の理由は『他人の言葉に耳を傾けない』頑固な性格であろう。

数年前のこと、
「ウチの部署は一年の半分以上はヒマだし、誰も入社してくれない会社なので...」と聞いて、それなら私もノンビリできるだろうと思い、転社した。

※※※※※※
前社では、
助っ人で入ったとはいえ、私の勤務開始後、海外からの引き合いが増加し、数年に渡って停滞していたプロジェクトも順調に進み出したので、会社の要求通りイケイケで仕事をしていたら体調を崩してしまったのだ。
※※※※※※

春になり、地方で催される業界展に参加した部下が報告に来た。
「いやぁ疲れました。3日間で60人もの来場者(ブース訪問者)があり応対してきましたよ」と自慢気だ。
60人は少ないだろう?と云っても「我々の業界展だから60人は少なくないですよ」と云う。

秋になる頃には、私はいつものように社内の嫌われ者になっていた。
折り合いの悪い営業本部長らの指名で、私も秋の業界展に参加することになり、部下からも「60人以上客を集めてくださいよ」と、小馬鹿にされながら出発した。

会場でミーティングを持っても「どうせ従う気はないから」という姿勢がジョージィの悪癖である。

業界展初日、確かにヒトが少ない上に素通りする客が多い。
はす向かい奥に構えたブースは我々の数倍も有り、きれいなお姉さんを何人も準備している。しかしそのブースも通り過ぎる客が多く手持ちぶさただ。

あまりにもヒマなので、午後からは少し身体を動かすことにした。

まず、我社のブース担当のアルバイト(大学生)のお姉ちゃんに耳打ちして、
『前のブースにいる受付のお姉さん(社会人)の仕事はお客との接し方が実に見事だ。その様子をよく見て勉強しなさい。将来必ずあなたの役に立つから。』
そして、
『前のブースのお姉さんが立ち上がったらあなたも立ってお客さんを待ちなさい。前のお姉さんが座るときはお客さんがほとんど通らない時だからあなたも座って休みなさい。』
最後に『お客さんと目が合ったら軽く笑顔で会釈しなさい』と指示した。

私が営業らの制止を無視して通路に立つとずっと奥に見える会場入り口まで見渡せる。

通路を通るお客さんに私が身振りで「いかがですか?」と自分のブースをご案内する。
お客は一応ブースの中に目をやる。
すると受付のお姉ちゃんが「ニコっ」とほほえんで軽く会釈をする。
たいていの客はブースに入っていく。
そのまま通り過ぎようとしてもさらに私が「どうぞ見ていきませんか」と勧めると、ほとんどの客は入場して説明を聞いて行ってくれた。

翌日からは様子を見に来た社長に営業が『アイツは営業でもないのに余計な事をしている』と告げ口しても、ジョージィには屁のカッパなのだ。全然気にしない。

バイトの受付嬢にも営業は「なにもしなくて良いから。(バイト代は安いのだから)座ってるだけで十分だから」と云っても、
自分の笑顔でお客をブースに呼び込める楽しさを知ったお嬢さんは喜んで協力してくれるのだ。
営業にとっては非常に面白くない状況である。

業界展が終わって営業は「4百枚以上の名刺が集まった」と嬉しそうだった。
翌年のこと、
私が入社した年の60数億の年間売り上げは、翌年4月末の時点で達成してしまった。
また、誰も入社してくれないと嘆いていた部署の人員は3倍以上にふくれあがっていた。

嫌われ者ジョージィにとっては、この30年近くいつもこういう職場状況なのだ。

嫌われ者ジョージィの悩み (個人行動編)

2006年08月31日 14時32分09秒 | Weblog
(ついつい横道にそれてしまうが、個人の記録に戻ろう)

嫌われる理由を数えあげればいくつでもキリが無い。
それは私のせいなのであろうか?

私ジョージィにとって、対人関係は面倒なのだ。
一人でなにかやっているほうが気楽で良いし集中もできる。
ヒトの集まるところはなるべく避けるのだ。

外食生活が長かった私は、客の少ない店ほど好都合である。
食べたいものと客の入りの様子を見比べて店を選ぶ。
会計の時には『○○はこうしたほうが良いんじゃないの?』とか、『味が△△だった』とか、店員の顔を不機嫌にさせる余計なケチまでつけて帰ってくるのだ。

私が云ったからとて全く改善する気配は無いのだが、4~5回も行くとどの店も愛想が良くなる。
気がつくと、店は満席になっているのだ。


私の住まいから少し離れた商店街には タイヤキ屋がある。
一時期通院した病院からの帰りにはたいてい買って帰宅していた。
ここでも最初は『冷えたタイヤキしか無いけど良い?』と、売ってくれていたのだが、何度か通っているうちに、私が店の前にバイクを停めると、オヤジさんやオカミさんがわざわざ出迎えてくれるようになった。
私が店に来た日は、タイヤキが大売れするのだそうだ。同時に他の商品も売れるからと喜んでくれる始末。
だからといって、私におまけしてくれる様子は全く無い。

どこでもこんな風だから、
勤務先での同僚らと一緒の昼食は、しょっちゅう客の居ない店を探し回る事になる。
私から事前説明を受けているとは云え、同僚らにとっては迷惑な存在なのである。

日本漁船銃撃・だ捕で乗員2名の解放と小泉首相

2006年08月31日 01時01分25秒 | 格差社会と政治
解放された乗員の引き取りには 副大臣、大臣政務官 とも報道映像には現れなかったのでようやくパフォーマンス行動は自粛したかと思っていたが、
23時のNHKニュースによると、副大臣がロシアに飛んでいた。
相変わらず、船長と漁船の早期解放を繰り返している様子である。

今回解放された乗員2名と共に船長らが拘束されていた島には 日本の総領事館もあるはずだが、日本の外務省からは船長や乗員がどのような状況で拘束されているのかさえも発表はなかった。

毎日新聞のロシア人記者が現地で弁護士立ち会いの下、拘束されていた船長にインタビューした際の記事では、8月25日にはベッドやまかない付きのホテル(ムネオハウス)から家具の無いアパートの一室に移送されたようである。
このような事がなぜ政府・外務省から伝わらないのか?
25日は、自民党の武部幹事長が訪露し会談を持った日である。
日本が、すでに拘束されていた船長や乗員について真剣に考えていないことをロシア側は確信したのだろうか?

漁船乗員2名が解放された30日、
小泉首相はロシア近隣のウズベキスタンを訪れ、シベリアから移送され亡くなった日本人抑留者記念碑に献花した。片ひざをついて手を合わせ、抑留者の冥福を祈ったとの事である。

一般国民が選挙権を持たなかった日本の戦前・戦中期、日本の軍部主導で始まった大戦のせいで非常に多くの尊い命が失われた事も謝罪してくれたであろうか?

海外:広がる格差と無視できない貧困層の実情

2006年08月30日 18時48分52秒 | Weblog
頼まれ事のメールを受けたので久々に電話をかけた。
五年ほど前、彼の勤務先(日本大手企業)のリストラが始まった時、私が「才能があるのだから早期退職を申し込んで、日本を離れ台湾をベースにしたほうが良い」と勧めた友人だ。

日頃から気になっていたらしく彼のほうから話題にしてきた。
『知っていると思うが米国が大好きな中国人資質の台湾では、何でもかんでも米国のマネをした結果大きな格差が広がり、台湾のメディアは毎日のように悲惨な貧困家庭の実態を報道している』。

その内容は、
お金が無くて子供を小学校に行かせられなかった家庭が、一年かけてようやく一万元(約三万五千円)の貯金を貯め、一学期分の学費を支払って子供を登校させ始めた。
「しかしこの家庭には、翌学期の学費が払える目処はないのだ。」との言葉で放送は終わった。

また、
子供を置いて母親が出て行った父子家庭。
父親が生活費を稼ぐためにトラックの運転手として毎日早朝から深夜まで仕事に出る時はいつも鍵をかけて子供が部屋の中から出られないようにして置いて行かざるを得ない。
父親が不在の間、五歳の男の子と二歳の女の子たちの泣き声が近隣に響く。
近所の人たちが「子供が腹を空かせているのかも知れない」と食べ物を渡したいのだが部屋には鍵がかかっているので渡すことができない。
一計を案じ、アパートの屋上から紐を付けたペットボトルの中に食べ物を入れ、(暑いので)わずかに開け放した窓から部屋の中に入れてあげているという。
それでも子供が、フタを開けることができたのか?食べることは出来たのか?も全く判らないので心配だ。
(貧困層の住宅で)子供達にとっては、ペットボトルの幅ほどに開いた窓と、近所の住人が差し入れるペットボトルが外界との唯一の接点なのである。
見かねたある日、警官が部屋に入り子供達を保護した。
すると毎日放っておかれた五歳の子供は全く会話も出来ない状態だった。


こんな貧困家庭の様子が毎日報道されているのだという。
それでも誰も「何とかしよう。と、考えないようだ」と友人は不満を漏らす。
『金儲けが下手だから貧乏なのだ』とか、「金儲けの才能がないのだから仕方がない」と諦めている様子。
究極には、
『自分よりもっと悲惨な家庭/人がいるとの理由で、自分を慰めているのではないか?』と分析している。

一生懸命働いているのに、金儲けに興味が薄かったと言うだけで貧困層に転落したという海外事情は、日本にとっても決して他人事ではない。

日本漁船銃撃・だ捕で漁船乗員の解放通知

2006年08月30日 00時00分36秒 | 格差社会と政治
29日、ロシア側が船長を除く2名の乗員開放を通知してきた。
遅れをとった日本側、麻生外務大臣は、
「日本としては3名の早期開放要求を引き続き行う」と強気の発表。

私の関心は、2名の乗員の方の帰国の際、
『乗員の日本帰国には金がかかっている!』と脅し、日本側に不利な発言をしないようにと釘を刺し、事実を隠ぺいしないかという点である。

たぶんまた、副大臣やら大臣政務官等を報道映像に出演させる可能性があるが、是非是非、報道各社も同行させ乗員引取り時の様子を報道して欲しいものだ。

ロシア国内のニュース発表と日本国内報道(政府発表)とを比較出来たらもっと良い。

日本漁船銃撃・だ捕と小泉首相の外遊

2006年08月28日 18時23分04秒 | 格差社会と政治
もう出発しただろうか?
小泉首相は28日からロシア近隣諸国を訪問してロシア側への外交的けん制行動をとると聞いている。

米ブッシュ同様、自分の思うように動かせない中国やロシアとは仲良くしたくないのが本音だが、北方領土域で日本漁船がだ捕されてしまい、ロシアとの外交交渉が必要になってしまった。

拘束された漁船乗員は ホテル(友好の家)で安全に暮らしている。
監獄にでも投獄されていれば、人権うんぬんで少しは日本政府も強気には出られるかも知れないが、ロシア側(北方領土)が示す友好関係表明の現実は、小泉政権の日本政府にとっては全然嬉しくない。

小泉首相や自民党は、
だ捕された漁船乗員の早期解放交渉は現政府にとっては面倒だ。
ロシアけん制などで刺激して、ロシア側が北朝鮮同様に何らかの脅威行動をとってさえくれれば良いのに。とでも考えているのか?

北朝鮮とはミサイル発射騒動で、拉致問題等の交渉をたな上げにできた。
今回もロシア側が強行態度さえ取ってくれれば 乗員開放交渉もたなあげに出来るだろうとでも、小泉首相は願っているのだろうか?

せっかくの残り少ない在任期間を(小泉首相にとって)つまらない事件で後を濁したくない。とはいかにも日本的思考だ。

日本(小泉)政府の非人道的な態度を見かねて、ロシア側(北方領土)から、
『人道的判断に鑑み、拘束している乗員と、心配している北海道の乗員家族が安心できるよう、双方の領海中間点で船上対面を許す』とでも云って来たなら、日本政府のもくろみも丸つぶれになってしまうなぁ。

日本からそのように頼んでも、
日本では想像も出来ないほど遠くに住んでいるロシア中央政府より、北方領土に住む現地ロシア側判断で受け入れてくれるかも知れない。
しかし実現しても、日本政府にとっては嬉しくもないだろうが...

国文化の違いを考える

2006年08月26日 13時15分29秒 | Weblog
私が米国内での仕事を要請され渡米したときだった。
車を貸与され同時に注意事項を聞かされた。

その中から特に印象深い内容を話題にすると、
1.スピード違反で捕まった時、出頭して裁判官の面前では以下のどちらかを選べ。
  a. 明確な証拠が無いのだからと シラ をきり通す。
  b. 素直にスピードを出しすぎたことを認める。

 追補説明:
  a. の場合、
    長い時間をかけて徹底的に調べる可能性があり、その間の帰国は諦めろ。
    調査の結果 スピード違反が 確認された場合は、通常より重い罰金が科せられる。
  b. の場合、
    裁判官は、素直に自分の非を認めたあなたの態度を評価してくれて、
    裁判官裁量で罰金を減額してくれるだろう。
    少々不満でも、素直に認めたほうが結果的に安いし、早く解放されるだろう。

2. 酒を飲んで運転するのは構わないが 事故や違反は 絶対に起こすな。
   事故や違反を起こした際、飲酒運転が判った時の罰金等の刑は、
   酒を飲んでいない時の事故よりも必ず重く増罰される。


最近仕事上の知人と事故のニュースが話題になった。
その知人は日本では事故を起こしたら逃げる方法がある。という。

飲酒運転で人をはねてしまったら、すぐにコンビニを探して水をたくさん飲め。
通常の飲酒事故よりも減刑してもらえるから...。
(逃げ得を説明したかったらしい:9/14:訂正)

日本の重大な裁判では、確かに同様理由で減刑を請求しているのが報道される。

過ちを犯したとき、
早く素直に認める事が 減刑評価に繋がる米国と、
真実を隠ぺい・隠滅し、シラを切り通す事が重罪者に有利になる日本。

日本の政治家や関係する企業等もこの感覚で外交や不正を続けているのかも知れない。

国主不毛期?

2006年08月26日 11時44分23秒 | Weblog
2004年ブッシュ大統領が再選したときの選挙中、米国の友人らはこう伝えてきた。
「ブッシュは戦争支持派だしその政策は到底容認できない。人間的にも大嫌いだ。しかし、対抗馬候補はもっと悪い(容認できない)施策表明をしている。我々は対抗馬候補を大統領にさせない為にブッシュを応援するから我々の事を応援していて欲しい」と。

今年、台湾の次期総統候補の馬英九氏をが来日した時、氏を褒め称える報道がされたので会社を経営する台湾の友人にビデオにして送った。
すると「会社で受け取ったのですぐに見たが、妻に見せるとカンカンになって怒り出すからとても家には持って帰れない」と返事が来た。
私は支持政党が違っていたかな?と、それっきり話題にするのを止めた。

別な海外に住む友人が馬英九氏在籍政党の支持者だと思い出したので、最近 馬英九氏が日本のメディアでも大評判だ。と伝えた。
すると「あんなのが総統になったら台湾は終わりだ。品が無い」と怒られた。
『品が無いのは日本も同じだ』と応酬したが、
それでもまだ「日本の首相は短パン姿で走ったりする感性はないだろう。だから日本のほうがマシだ」という。
現政権政党支持者の別な友人とも馬英九氏の対抗馬(優秀な人材)はいない。との内容での合意に至った。

私(日本)も友人ら(米国・台湾)も、満足できる自国のリーダーにはほとほと恵まれていないようである。
(ただしそれでもまだ米国では、民意を反映させられる背景があると希望が持てる)

また、
台湾・馬英九氏の来日は、自民党(小泉政権)への挨拶だとか。
小泉政治は、ブッシュ大統領頼みだし。
まるで企業の中によくある「デキの悪い者同士が集まって会社発展に有用な人物の足を引っ張る」構図そのものである。

現代日本は正に、有用な人物を皆追い出してしまい、優秀な派遣スタッフでなんとか持ちこたえている大手企業の姿だ。
政界でも派遣議員のほうが良政を行ってくれる可能性が高いのだが、それでも結局いまと同じで、
悪徳政治家や天下り官僚らが派遣会社とつるんでボロ儲けされ、有用な人材は生活不安な状態に落としめられたままコキ使われるのが’落ち’か..。

日本漁船銃撃とだ捕で武部幹事長の訪露報道

2006年08月26日 09時42分11秒 | 格差社会と政治
ロシア側と武部幹事長の会談の様子(映像)が放送された。
相手の心情が分からない者に国際外交はできない。日本の国家としての恥を厚塗りしに出かけてくれたのか。

武部幹事長はロシアと自民党との友好関係の強化を申し出た。日本国家を代表した訪露ではない。
ロシア側とて、だ捕した乗員を預かっている手前の会談だがその内容が「自民党との関係強化」とは呆れられている事だろう。
(自国の国民の犠牲を特定の政党間関係強化の材料に使うとは何たる愚かさ)

日本側が真面目に北方領土問題と乗員引き取り交渉を行う気は無いことを表明し続けているのでロシア側の乗員開放交渉は解決に進まない。

ニュース報道では、ロシア側のメッセージが紹介された。
これは 日本国民に向けての真摯なメッセージであり、自国の権利も主張し、かつ長年抱えている問題ではあるがすでに築かれた北方領土における日露の友好関係を滅失させる気はないとの意思表示と受け取る。

この武部幹事長の訪露報道は 大人と子供の お話し会が開かれたような日本側の稚拙さを伝えている。