万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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1619 大伴家持

2010-06-08 | 巻八 秋相聞
大伴家持至姑坂上郎女竹田庄作歌一首

玉桙乃 道者雖遠 愛哉師 妹乎相見尓 出而曽吾来之

玉桙の 道は遠けど はしきやし 妹を相見に 出でてぞ我が来し


大伴家持、姑(はは)・坂上郎女が竹田庄に至るときに作る歌一首

「“玉桙の”(竹田庄までの)道のりは遠くても、なつかしい姑(はは)上に会うために、僕はやってきました」