湯原王贈娘子歌一首
玉尓貫 不令消賜良牟 秋芽子乃 宇礼和々良葉尓 置有白露
玉に貫き 消(け)たず賜(たば)らむ 秋萩の 末(うれ)わくらばに 置ける白露
湯原王が、娘子(をとめ)に贈る歌一首
「(薬)玉(に緒を通すため)に穴を通した。消えずに残っている“秋萩の”先端の若葉に、置いた白露よ」
玉尓貫 不令消賜良牟 秋芽子乃 宇礼和々良葉尓 置有白露
玉に貫き 消(け)たず賜(たば)らむ 秋萩の 末(うれ)わくらばに 置ける白露
湯原王が、娘子(をとめ)に贈る歌一首
「(薬)玉(に緒を通すため)に穴を通した。消えずに残っている“秋萩の”先端の若葉に、置いた白露よ」