万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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1628 大伴家持

2010-06-17 | 巻八 秋相聞
吾屋前之 芽子乃下葉者 秋風毛 未吹者 如此曽毛美照

我が宿の 萩の下葉(したば)は 秋風も いまだ吹かねば かくぞもみてる

右二首天平十二年庚辰夏六月徃来


「私の自宅の、ハギの下葉は、秋の風がまだ吹かないのに、すっかり色づいたよ」

右の二首は、天平12年(西暦740年)・庚辰・夏6月、(坂上大嬢の元に)往来(したさいに詠む)