天皇御製歌一首
青丹吉 奈良乃山有 黒木用 造有室者 雖居座不飽可聞
あをによし 奈良の山なる 黒木もち 造れる室は 座(ま)せど飽かぬかも
右聞之御在左大臣長屋王佐保宅肆宴御製
(聖武)天皇の御製の歌一首
「“あをによし”奈良の山に(伐採した)、皮がついたままの丸太で、建造された屋敷は、居心地よくて飽きないものだ」
右は、聞けば、(聖武天皇が)左大臣・長屋王の佐保(の屋敷)に御在宅中に、肆宴(とよのあかり)にて御製という
青丹吉 奈良乃山有 黒木用 造有室者 雖居座不飽可聞
あをによし 奈良の山なる 黒木もち 造れる室は 座(ま)せど飽かぬかも
右聞之御在左大臣長屋王佐保宅肆宴御製
(聖武)天皇の御製の歌一首
「“あをによし”奈良の山に(伐採した)、皮がついたままの丸太で、建造された屋敷は、居心地よくて飽きないものだ」
右は、聞けば、(聖武天皇が)左大臣・長屋王の佐保(の屋敷)に御在宅中に、肆宴(とよのあかり)にて御製という