吾屋戸尓 黄變蝦手 毎見 妹乎懸管 不戀日者無
我が宿に もみつ蝦手(かへるて) 見るごとに 妹を懸けつつ 恋ひぬ日はなし
「我が家の(庭に)、色づいたカエデを見るたびに、(幼い)異母妹(いもうと)を心にかけています。(一日たりとも異母妹を)愛しく思わない日はありません」
我が宿に もみつ蝦手(かへるて) 見るごとに 妹を懸けつつ 恋ひぬ日はなし
「我が家の(庭に)、色づいたカエデを見るたびに、(幼い)異母妹(いもうと)を心にかけています。(一日たりとも異母妹を)愛しく思わない日はありません」