万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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1222 藤原房前

2009-04-23 | 巻七 雑歌
玉津嶋 雖見不飽 何為而 □持将去 不見人之為

玉津島 見れども飽かず いかにして 包み持ち行かむ 見ぬ人のため


「玉津島は、(何度)見ても退屈しない。(この風景を)どのようにして、(大和まで)包んで持ち帰ろうかな。まだ見ていない人たちのために」

●玉津島:和歌山県和歌山市和歌浦 かつては島