万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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2009-04-13 | 巻七 雑歌
代過而 絲鹿乃山之 櫻花 不散在南 還来万代

足代(あて)過ぎて 糸鹿(いとか)の山の 桜花(さくらばな) 散らずもあらなむ 帰り来るまで


「足代を通過した。糸鹿山の、サクラの花よ。散らないでおくれ。(僕がここに)戻ってくるまで」

●足代(あて):和歌山県有田市 有田郡の古名・安諦(あて)を指す 

●糸鹿山:和歌山県有田市 糸我山の古名