白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

一般論として開示しておくと

2009-06-13 | 日常、思うこと
3月末に確定診断が出て、
僕は双極性障害の2型、いわゆる躁鬱病、ということに
なったようで、
気分が高揚した状態の「躁」と、気分が落ち込む状態の
「うつ」の双方が起こる、「病」、らしい。
そして「うつ」のときに、パニック発作を起こしやすい
状態になる、らしい。





機嫌よく饒舌になり、眠らず休みなく動き回ったり、
毎時間を祝祭のように過ごしているうち、
思い通りにならないことがあれば苛立ち不機嫌になり、
話題は絶えず変遷し、高価な物を買うなどの浪費を
続ける状態を、「躁」という。
他人とのトラブルも、感情面での対立のみならず、
さまざまな形で起こしやすくなる。





逆に、暗く悲しむ気分となって、自己の内側に
まるで蟻地獄のように入り込み、
時に死の概念にとらわれ続けるのみならず、
極度の疲労感や集中力の低下、食欲の低下、
不眠等の体調不良が続く状態を、「うつ」という。
先に述べたトラブルのあとにこの状態となると、
疎外感、孤独感、虚無感にさいなまれることになる。





これが、短い周期で繰り返す。
今は、そのマイナス期の底にあたるようだ。
治療には、薬と、誰かのサポートが必要らしい。





*************************





主治医によれば、罹患したのはごく最近ではなく、
すでに10年以上、この状態であったらしい。
それが、10年前、1999年~2000年あたり、
2002年~2003年あたり、そして6年前の大病、
2006年、2008年あたりの出来事を経て、深まった。
これまでの自分の振る舞いや言動、それがもたらした
数々の和合や軋轢と離別を鑑みるに、合点はいく。
けれども、忍びないこと、このうえない。





**************************





最近は不眠がひどいので、今日は大掃除をして無理やり
体を疲れさせた。
いらないものをことごとく捨てて、布団を干し、
部屋の隅々をぞうきん掛けして、不意の来客、とはいえ
来るはずもないのに備える。
僕は誘われないが、職場ではずいぶん飲み会があるようだ。





先日会ったNPOの主催者は、東京なんか住む所じゃない、と
言っていた。
警察からの連絡要請がポストに入っていた時、合点した。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿