舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

初ワード

2009-02-06 02:45:01 | 徒然話
新しいMacBook Proをゲットして早数週間。
本日初めて「ワード」を使ってみました。

ってオイィィィィィイイ!!!!!
買ってどれだけ経つんだ!?!?


...はい、我ながら行動の遅さに呆れ返るばかりですが、なにせワードというやつを使った事がないもので、今まで昔のiBookを引っ張りだしてお茶を濁しておりました。
ほんと、何処までパソコン泣かせなんだ、私。

パソコンでこのブログを読んでいらっしゃる方なら当然おわかりかと存じますが、「ワード」とは巷で最も一般的なワープロソフトです。
どのくらい一般的って、「じゃ、メールで文章送ります」と言う人はほぼ100%、何の断りもなくワードのファイル形式(語尾に「.doc」と付いてるもの)で送ってくるくらい一般的です。誰一人として、ワード以外のソフトで文章書いてるマイノリティーがいるとは認識されてない雰囲気です。
ここに私という変態がいるのに。

先日お話ししたとおり、私は非常に長い事「AppleWorks」というMacintoshに内蔵された絶望的に互換性のない代物で文章を書いていました。
イベントなどで書類を作る必要があっても大抵は家で印刷してしまえば済みますから、ほかのパソコンで使えないデータであってもなにひとつ問題は起きなかったのですが、苦労したのは前述のように誰かから文書が送られてきたときです。

それでも「PDFファイルにして送って」などと無理無理なことをお願いして切り抜けてきたんですが、いよいよそうも言ってられない書類が手元に届きまして、これを印刷する為にはやっぱりワードを入れなくちゃダメってことになったのです。
そう、それこそが先日のエアウェーブのときにも読みふけっていた「出版されてないのが残念なくらい素敵な小説」なのです。

私は昔からこの方の書く文章が大好きで、その文才を深く愛してやまないというのに、(ご本人によれば)ファンが私一人しかいないというのはかえすがえすも残念でなりません。一般に流布してないのだから当然ですが。
同人誌としてでも出したら絶対に売れると思うのだけど。

特に今回のは素晴らしい出来で、筋書きの奇想天外さとリズム感の優れた文章で、一瞬も飽きる事無く一気に読めてしまう秀作です。
起承転結のバランスがもの凄く良いんですよね。冗長なところも無ければ説明不足の箇所も見られません。
書いてるうちに思考のループに嵌ってしまい、同じところをグルグル回っちゃいがちな私あたりから見ると、あらゆる場面を相応な長さで描ききるバランス感覚にはひたすら舌を巻きます。
もう一つ細かいことを言えば、漢字とひらがなカタカナのバランスも良いですね。これはごく個人的な好みの問題ですが。なんせ言語フェチなものでツボの在処が変なのだ、私(笑)。

まぁ、逆に言えばこれほどの秀作を私ごときが独占して読ませて頂けるっていうのはこのうえない贅沢とも言えますな。
インディーズバンドに傾倒する人の気持がすごく分る...。


....って、いかん!!!「思考のループに嵌ってダメダメ」って言ってるそばから脱線しまくりじゃん。
ワードの話だよワードの。

で、その素敵な小説を印刷するときしか立ち上げたことの無かったワードを、今日初めて自分で使ったというお話です。
ううぅぅ、慣れないワープロソフトって、なんでこんなに使いづらいんでしょう。
基本的な操作は同じだと思うのに、どの機能が何処にあるかがキレイサッパリ分りません。
使いこなせるようになればAppleWorksより便利そうな機能もチラホラ見つかりましたが、そんなものを実験している余裕も無く。
一度など私があまりに取り乱してしまっていたせいか、おもいっきしフリーズしてしまいました。
新しいパソコンでもフリーズってするんだ.......(※とことん無知)。

けっきょく、いつもなら20分もあれば作れるような書類を作るのに数倍の時間を要し、もうこんな時間になっちゃいました
ひとが苦労してるってえのにマミちゃんは私をさっさと見捨てて先に寝ちゃうしまっ、あの人はどうせ居たところで機械関係には何の役にも立たないのだから、起きててもらう義理も無いのだけど。

おもわず隠居の身分で埃を被りつつある旧iBookを引っ張り出してワープロ担当にしたい衝動に駆られますが、私が縄文人ではない(せめて平安人くらい←低くないか、志!?)ってことを証明する為にも、ワードくらい使えるようにならなくちゃいけないわよね。

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