レイクのリターンズ日記

毒にも薬にもならない初代スタホの真実

Maxオッズの検証(単勝ダブルアップ時の推移)

2013年08月17日 | Maxオッズの検証

しばらく振りです。公私ともに忙しい日々がようやく緩和されてブログを書くモチベが上がってまいりました。
スタホの方は週末プレイヤーで細々と継続しております。Maxやり直しの次世代に関しては、WBC勝ちはあったものの今ひとつでまたしても諦めています。
特にトピックスも無い現状ですので、最近見た映画の話題でお茶を濁すことにします。

7月に見た『風立ちぬ』ですが、レビューとか見ると賛否両論ですね。しかも、意見が見事に両極端です。特に若い世代での酷評が目につきます。もちろん、私は文句なく☆5つです。年間7~8本程度しか映画を劇場で見ることはないですが、ここ数年の間では一番感動した映画です。でも、見る人は選ぶ映画だと思います。私も二十歳そこそこの頃に見たらここまで感動はできなかったでしょう。この映画の正当な評価は、リアルタイムで映画を見た今の若者世代が自分の壮年期を走り抜けた20~30年後に得られるんじゃないかって思いました。でも、人生人それぞれですから評価が変わらないこともあるでしょう。
物語ではわずかに語られた零戦ですが、非力なエンジン馬力にもかかわらず機体の強度と防弾性能を犠牲にして、スピードと運動性能に優れた当時としては究極の機体です。米軍に『とんだスポーツ機だ!』と揶揄された機体でもありますが、1000馬力にも満たないエンジン性能で1200馬力の当時米軍主力艦戦ワイルドキャットを圧倒したとされています。(米軍公式記録では撃墜数は互角ぐらいですが・・・)
エンジン性能は戦闘機の命であり、中盤以降から繰り出される米軍の2000馬力級戦闘機にゼロ戦の機体性能はどんどん陳腐化していきます。日本はいくつかの部分で優れた面も持ちながらも、その他多くの面ではアメリカに劣っていました。開発能力で優れていたのは戦闘機の設計陣、劣っていた代表格はエンジンの開発能力でした。これは物語りでも語られます。もちろん、劣っている面を挙げればキリがありませんが。
スタホに例えればエンジン性能はゲーム機の記憶容量ですね。初代スタホではどうあがいてもスタホ3と同じ演出ができるわけがありません。ちょっとでも近づけようと馬券ゲームにもっといろんな付加要素を付け加えたければ、じゃ~馬主ゲームは容量不足なので削除しようということにもなりかねません。バランスのよいゲーム性に留めるがために、時代の流れに取り残され陳腐化するのが宿命なのです。
ゼロ戦は、そこを抗って削り落とした性能を搭乗員の技量でカバーすることにより、一流足りえた航空機と言えます。云わば当時の日本の宿命みたいなものでしょう。堀越二郎氏のことを批判的に書く方もいらっしゃいますが、分をわきまえない軍部の過大な性能要求からすれば致し方ないところだと思います。

先週末は息子のリクエストで『ワールド・ウォーZ』を見ました。公開初日の土曜日16:00からでしたが、館内はびっくりするほどガラガラでした。ブラットピットが主演するなんだかゾンビ映画なのかという予備知識のみで見に行きましたので、観客の少なさにもしかしたらB級映画なのか?という一抹の不安が・・・
ストーリーは他の方のレビュー見てもらうとして、私としては主人公の人物設定に違和感を感じまくりでした。家族愛がテーマなんでしょうけど、他人を押しのけるかのようなエゴイスティックなものを感じてしまってなんだか微妙な気分で見終わりました。序盤での主人公のモチベの低さ、韓国から脱出する際に奥さんからかかってきた電話でのエピソードなど首を傾げたくなる脚本です。一見、『バイオハザード』の映画に似てなくもない雰囲気の作りですが、実はベストセラーになった原作があるらしいです。原作とは違ったニュアンスの脚本なら原作者に失礼ですね。映像はなかなかですが、映画の脚本自体がB級なので逆に原作をちゃんと読んでみたいと感じる1本でした。

さて、リターンズ日記ではなくて映画のレビュー日記になってしまって、興味ない方には申し訳ありませんでした。言いたい事を書けてすっきりしましたので、前回の続きから行きたいと思います。
極端に低い単勝ペイはどうして選ばれてしまうのか、もしかしたら単勝のダブルアップが出すぎた時に調節してるんじゃね?というのが自分の妄想でした。
実際にはどんな感じなんでしょう。とある日の朝と夜、たまたま単勝ダブルアップが多めの日にモニターする機会がありました。その日の単勝ペイの推移をみることによって自分の妄想を検証してみたいと思います。

主戦のペイは今まで通り、ペイ86です。グラフの時間軸は見ての通り左から右へ流れていきます。
現状、これくらいのデータ取りが私の限界線です。さすがに一日中、というのはスケジュール的にも集中力の面からも厳しいですね。
矢印で示したように単勝ダブルアップは午前中に2回、夜に3回です。まったく無い時間帯というのも珍しくないので、割と頻度高めな状態じゃないかと思います。
具体的にはダブルアップが確認された時刻とそのレースの単勝ペイは以下の通りです。
11:04 83.6%
11:52 83.3%
20:26 83.3%
21:45 83.2%
22:21 83.1%
このグラフを見る限りにおいては単勝ダブルアップが単勝ペイに影響を与える相関を見出すことが困難です。
何せ単勝ペイ過去40レース分の平均値は、ダブルアップが頻発しても上がり続けていますよね・・・
裏を返せば、CPUは元から決まっている法則に従って毎レース淡々と抽選をしていると考えた方が妥当性がありそうです。
単勝ダブルアップでたまたま払い出しが多くなろうが知ったこっちゃ無く、ダブルアップ分は織り込み済みのペイで黙々とゲームを進めているんですね。
まさしく私の妄想は藪睨みでした(笑)
ここら辺はベット枚数を考慮した着順操作疑惑にも通じそうです。
そんな下らない操作をするぐらいなら、その分の容量を演出に回すわ!と開発者の声が聞こえてきそうです(汗)