GW明けに垣谷美雨の「避難所」、読んだ。
タイトルと表紙から分かるように天災(地震)により、家を失い、ライフラインが寸断され、避難生活がテーマの作品、避難生活の光と陰や苦悩を描いた作品。 避難生活の場所は 鷗ヶ浜市。実在しない架空の市だが、東日本大震災の被害を受けた岩手県の市がモデルであることは明らか。
椿原福子(50代、既婚、夫は生存、子供は東京在住)、漆山遠乃(20代、既婚、夫は死去、幼子の子持ちだが、通称、白雪姫)、山野渚(バツイチ、40代、スナック経営、小学生の子持ち)ら、3人の女性が主人公。ブラックユーモアを交えて避難所での胸の内の探り合い、嫉妬、非難など避難所の人間関係が描かれた作品。綺麗事だけではなく人の心の内側を鋭く描写している。地方には色々、古い慣習があり大変。垣谷ワールド全開だ。
文句なしに推薦できる一冊。垣谷作品は何冊も読んでいるが、この作品も当たり作品。ぜひ、読んでください。今の自分の生活がいかに恵まれているか改めて実感。
最後の方のパートで遠乃が亡くなった夫に問いかけるパート、涙出そうになった。
昨日は会社帰りに四ッ谷のタンゴバーのシンルンボに寄ってミロンガに参加。月1回のミロンガ。人数は少ないけど、雰囲気は良かった。
マリーンズ、今日、菅野が一軍昇格するらしい。やっとか。もう一人はバルガス。安田じゃないの?外野手が多すぎないか?中継ぎ投手の負担が大きいから中継ぎができる成田も上げるべき。岡は牽制球アウトの懲罰なしか・・。
昨日の午前中に母親は退院。1週間の入院で済んだのは不幸中の幸い。81歳の高齢なので、注意は必要だけけど、とりあえず、安堵。