小池真理子の「妻の女友達」読んだ。男女関係は感情のもつれがつきものだが、歪んだ恋や夫婦関係、さらには三角関係から芽生える殺意。六編のサスペンス短篇集。どれも面白く、話のオチがあるストーリー。
表題にもなっている妻の女友達が一番の傑作。公衆電話、ビデオデッキなど今では死語になりつつある単語が出てくるし、文庫本の初版が1995年だったことからバブル晩年に書かれた作品と分かるけど、さほど古さは感じない。
ブックオフで買った。27刷目。ロングセラー本。
夫婦でも恋人でも過干渉、自分の価値感の押し付けは、ほころびに繋がり、間違った流れになると殺人事件にも達する。付かず離れずの居心地の良い距離を見つけて継続させると上手く行く。
昨日は飲み会。始発出社から開放されたし弾けたなあ。マリーンズは日曜日に雨天中止になった振り替え試合。4対3で勝利。日曜日に約50球投げた古谷がスライド先発。七回までの力投。軽症だったみたいだけど故障上がりなのに・・・。根性あるな。価値ある七勝目。