待ちくたびれてチョッとぐれ男のエルさんも、夕方の散歩から戻る頃には、スッカリ忘れて
咲衣ちゃんに遊んで貰いたくて、尻尾も全回転でブルン・ブルンと、お愛想振りまいてます
『遊ぼうよ!』
でも咲衣ちゃんは、只今雛あられに夢中で、エルさんのことは眼中に無し
ならばとエルさん、実力行使にでた
『それ、何だ?』 いきなり椅子の間から顔を出して
脇に来られた咲衣ちゃんは 『 ... 』
口からこぼれたのを目敏く見つけたエルさん、前に回って空かさず頭を突っ込み
おこぼれ頂戴、成功
が、雛あられを拾い食いしたので、みんなにガツンと叱られてしまった
挙句の果てに咲衣ちゃんからは、『エルと、遊んであげないよぉ~』だって (;´Д`)
『今日は、踏んだり蹴ったりで、散々だなぁ~』
咲衣ちゃんと、“びっくり雛祭り”を見に行った土曜日
帰りに、機関車を見つけた咲衣ちゃんと、せせらぎ公園に立ち寄ったのですが
何気なく振り返ったその先で、芝生の上で跳ねている黒い子に、目が釘付けに
『あれっ! もしかして黒ラブ?』と思った時は、もう足の方が先に向っていて...
あの動き、小さいからまだ子どもかしら?とか、女の子かな?なんて、勝手に想像しながら (笑)
駄目なんですよね!
外でラブに出逢うと、黙って通り過ぎることが出来ない性分で、厚かましく声を掛けてしまう
七歳の女の子、十二月に家族に迎えたので、ノエルちゃんと言うそうな
遊びたがりで、構うと喜んでじゃれ付いて、ハイテンションになる所が、エルさんの幼い頃と同じ
このままず~っと遊んでいたい気分だったけど、咲衣ちゃんが待っているので...(>_<。)
また、再会できると良いなぁ~
エルさんに、また可愛い女の子のお友達が、増えたら嬉しいね
※ 訂正 七歳 → 七ヶ月 の誤りです
気温も上がり穏やかな陽気になった、週末の土曜日
テレビで放映されていたらしく、“びっくり雛祭り”を見たいと、咲衣ちゃんが遊びにきました
車の中では、“灯りを付けましょ ぼんぼりに~♪”って、保育園で覚えたばかりの歌を熱唱
二月の半ばから、三月七日頃までの間展示されますが、週末はイベントの開催で、人出も多く賑やか
外のスペースにも、赤毛氈の上に雛人形がぎっしりと並んでましたよ
お馴染みのピラミッドの段飾りに、咲衣ちゃんは『おぉ~!』って、叫んでました(笑)
人形の頭や十二単の着付けなど、すべて手作業の工程を、一つ一つ丁寧に実演されて...
全国から、使われなくなった人形を集めたそうですが
曾ての持ち主さんが、大切に大事に飾られていた雛人形が、再び、皆の目を楽しませています
二階から見下ろして、『凄~い!』と、驚きの声を上げる咲衣ちゃん!
↑ 眼下には、こんな風景が広がっていました
一角には、鴻巣市の物産も販売されていて、沢山の人が買い物を楽しんでいましたが
外でも、マスコットのひよちゃん達が、子供達の大人気に
何故か、咲衣ちゃんは腰が引けて...ツーショットの写真は、断られてしまいました(@Д@;)
代わりに、機関車の前では、こんなにご機嫌の笑顔
やっぱり、チビ鉄さんでしたね(*´ΨΨ`)
せせらぎ公園では、滑り台を見つけて大はしゃぎ、登ったり滑ったり何度も何度も...良かったね!
芝生の階段を一段ずつ小走りに、パパと競走で上がり下り
すっかり気に入ってしまったようですが、一緒に上がり下りしてると、大人でも結構キツイ
三歳ですが、足腰がとてもしっかりしてるなって、感心して見てました
さて、散々遊んで家に戻ると、何か様子が怪しい
『ウワッ!怒ってる?』
スネ夫どころか、ぐれ男のような怖い顔のエルさんが...『大変だぁ~』
『何時まで、待たせるんだよ』って顔で、クレートの奥から見据えてました
今年初、久々に女子会のメンバーで、出掛けて来ました
奥に見える特徴のある櫓、時の鐘とくればお分かりですね
そう、蔵の街・川越です!
観光名所の蔵造りの町並みをそぞろ歩き、あちらこちら覗き込んでは寄り道して
やっと辿り着いた目的地、仲町の観光案内所です
一月中旬から始まった、『吊るし雛祭り』の会場の一つです
アップで無くて解りにくいのですが、↑ 中央奥に下がる、藤の花の吊るし飾りが、見事でした
山形では傘福と呼ばれる、↓ 傘に吊るす飾り方も...天井から吊るすだけではないんですね
二つ目の会場は、可愛らしい手作り品が置かれた、クローバープラス
入り口のドアーが、凝っていてとてもユニーク
中に入ると、こちらはまた違った設えの、吊るし雛が...
始まりは、江戸時代とか
当時の雛飾りは高価だったので、産まれて来た赤ん坊の幸せを願い、布の切れ端で
母親や祖母、叔母さんから近所の人達まで、みんなで少しずつ小さな人形を作り
それを持ち寄って『吊るし雛』が作られ、大事なお守りとして、大切にされたそうな
衣・食・住に困らないように...との願いを込めて、動物・お花・衣服・遊び道具や野菜などが作られ
それぞれに異なる意味や、謂れがあるのだそうです
手まりは、お正月に飾る縁起物、円満で豊かな暮らしへの願い
鶏は、健康長寿を願い、他に亀や鶴にも、同様の意味合いが
巾着は、夢を沢山詰めて幸せな人生を、金魚は、蓄財や多産祈願に通じる魚だとか
赤い色が多いのは、厄除けの為だそうです
蔵造りの町並みの一角に、そこだけルネッサンス様式の埼玉りそな銀行の建物
見慣れてしまうと、不思議と違和感がなくて、町のシンボルのようにも...
↑蔵造り資料館、耐火建築としての蔵造りの構造を見ることが出来ます
メーン会場の『蔵乃茶屋 かくれんぼ』は、『あとひき煎餅・塩野』の二階にありますが
忍者屋敷のような、急勾配で肩幅位の狭い階段を上がると、いきなりビックリするような光景
天井に吊り下げられた飾り物が、頭の上一杯に広がっていて、思わず『うわぁ~!』w(*0*)w
市内の吊るし雛教室などで、一年がかりで制作されたそうで、手まりは特に難しいと...
大小様々な人形、色鮮やかな手まり、一つ一つに願いが込められて、素晴らしい作品です
楽しみにしていたランチは、観光案内所でお薦めの『陶路子(とろっこ)』で、さつまいもミニ懐石を
食前酒のいもカクテルに始まり、さつまおこわ・おさつ汁・揚げ出し・煮物・白和え・グラタンなど
全ておいもを使った料理、〆はアイスを添えたさつまいものデザートでした
余りに美味しくて、うっかり食べてしまってから、写真を撮り忘れたことを...(ノ_≦。)
『話処 陶路子』は、陶器のお店 ↑ 『陶舗 やまわ』の店舗の奥に有りますが
曾てのNHKの朝ドラ『つばさ』で、ヒロインの実家として、ドラマに登場しています
帰り道は、昔懐かしい『お菓子横丁』を通り抜けて...
生憎月曜日だったので、定休日のお店も有り、賑わいは今一つといったところ (^-^;)
あちこち寄り道で買い物を楽しみ、美味しい食事を満喫、心満たされての帰宅となりました