エルの日常

黒ラブを友として、のんびり気ままに、時々ハッピーな日々

野辺の送り

2020年05月30日 | 日記

五月八日に食べ無くなってから二週間、二十二日の朝エルさんは、静かに旅立ちました

一緒に虹の橋に向かう段取りだったライ君を、十日も待たせてしまいました

   

エルさんを我が家に迎える時、兄弟の臭いが付いたおくるみで、身体を包んできました

お気に入りだったそのおくるみを、安らかに逝けるようにと、上にかけて送り出しました

     
          
     
          

二十三日に、野辺の送りを済ませました

早朝にもかかわらず、ランの仲間"泥んこクラブ“の方々も集まってくださり

わんこを代表して、バズ君もエルさんを見送ってくれました

皆さんが、お花やおやつ等を沢山持ち寄ってくださり、福ちゃんママさんからは

今まで食べて無かったからと、旅立ちのお弁当まで・・・

   

今頃は、先に逝ったライ君やルーク君・ちゅらちゃん・ホルンちゃん・ケリーちゃん達と

元気に走り回り、持参したおやつの手土産で、賑やかに宴会でもやってるかも知れませんね

           
     

何時も傍らに寄り添っていたエルさんが、もう居ない現実に戸惑いは有りますが

今は只、見送ることが出来たという想いと、ホッとした安堵感で気持ちが一杯です

皆さんに可愛がって頂き、最期を見送って頂いたエルさんは、とても幸せ者ですね

感謝の言葉しか有りませんが、本当に有難うございました

   

春秋恒例の遠出ドッグランや、都幾川の川遊び、お山の天辺のドッグランなど

ランの仲間"泥んこクラブ“でのハイキングは、珍事を含めて忘れられない思い出に・・・

   

兄弟犬ブラック5と姪っ子達、エルさんの犬友、総勢十頭が集った圧巻の集合写真!

大切な大切な宝物になりました

      

先代犬のラブちゃん、そしてエルさんが、沢山の人達との繋がりを築いてくれて

今も、その輪が広がっています

これからも大切に大事にして、育んでいかなければと思っています

ラブちゃん・エルさんが居てくれたから、心豊かな生活が送れたと感謝しています

きっと、ラブちゃん・エルさんに、幸せにしてもらっていたのかも知れませんね






虹の橋も共に・・・

2020年05月29日 | 日記

何気なく写真を眺めていて、『何でだろう?』と、不思議に思うことが有りました

エルさんの性格には、気配り等全く無く、どう見てもライ君の心配りでは?と・・・

五頭の兄弟として生まれた、エルさんとライ君!

   

エルさんは四男、ライ君は末っ子でした

   

長男のルーク君は、頼もしくおっとり型で、次男坊のハッチ君は、イケメンの従順型

どちらも羨ましいほど穏やかで、とても落ち着いた性格でした

一方この二頭は、まるで一卵性双生児のような、相性抜群の仲良し兄弟でした

   

   

何時どこに居ても、ピッタリくっ付き合って、同じ行動をしていました

   

走る時は、決まって先頭にエルさん、ライ君が後に続きます

   

天真爛漫で、ちょっぴりビビりな性格の腕白坊主!

『何時になったら、大人しくなってくれるのかしら?』と、両家で頭を抱えていました

   

横に並ぶ時は、何故か左手にエルさん、右手にライ君と決まっていたのです

   

何処で写した写真でも、どんな場面でも申し合わせたように、立ち位置は全て変わらず

   

エルさんとライ君の間で、どんな約束事が・・・暗黙の了解があったのでしょうか?

   

とても不思議で、謎に包まれてます!

   

ライ君は十二日、エルさんは二十二日と、相前後して虹の橋を渡って逝きましたが

旅立ちの時だけは、ライ君が先頭でした  『どうして?』






潮時を見計らっていたような?

2020年05月25日 | 日記

今年、十二歳を迎えていたエルさん!

四月に入って間もなく、散歩中のエルさんの歩行に異変を感じていました

電信柱や突起物にゴツンゴツンと頭をぶつけたり、右に偏って歩いたり・・・

目は見えているようですが、距離感が測れていないような感じがして

数日後、朝の散歩を終えてご飯を食べた直後、いきなり嘔吐してしまいました

エルさんの様子を見ると、頭が小さく左右に振れて、目の動きも変でした

病院で診てもらうと、メニエル病のような目が回っている状態だとか

めまいを抑える点滴を受け、薬を貰って帰って来ました

吐き気が収まったのか、夕方からは何時も通り、美味しそうに完食してました

その後もエルさんの歩行は、右に傾く傾向にありましたが、足取りはいつも通りに復活!

GWの始まった頃、ばったり出会った仲良しのブチ君と、連れ散歩を楽しむのが日課でした

     

毎朝決まって駐車場の前で出逢う小父さん、『お~い!エ~ル~!』と、声が聞こえると

     

尻尾をブンブン回転させて足元に駆け寄り、『撫でて~』とひっくり返るのがお定まり!

     

別の日には、茶ラブのレオン君とビョン君が、エルさんを見つけて走って来たことも...

     

この頃の朝のひと時、つかの間の嬉しい交流タイムを味わってました

     

GWの後半になると、かなり覚束無い歩き方を見せるようになりました

散歩には行きたがるのですが、歩く距離は、もう遠くまでは無理になっていました

     

五月七日、エルさんを見つけて飛んで来たブチ君と、普段と変わらない散歩を楽しみ

夕方のランでは、珍しく走り屋さん達の間を、プラプラと気儘に歩き回っていました

ただ私には、エルさんの意思で歩いているようには見えませんでした

結果的に、外に出る散歩もランに行くのも、この日が最後となりました

     

連休明けの八日から、突然ご飯を食べなくなり、水も自力では取らなくなりました

前日ランから戻っての夕飯は、何時もの量をぺろりと平らげたのに・・・

     

外に出たくても頭がふらついて、庭を歩くのが精一杯の状態になりました

     

その辺りから昼夜の別なく、部屋の中をグルグルと歩き回る、徘徊が始まりました

食事も取ってないのに、何処からこんな力が・・・と、驚くほどのパワーでした

     

食べ無くなってから、二度の点滴を受けましたが、十八日以降は起き上がる力も無く

寝たきりの状態が続いて・・・点滴で長引かせてしまったと、悔やみながらの看取りでした

     

病院で二度目の点滴を受けた日、予期しなかったライ君の死去の知らせが有りました

離れていても、息の合った仲良し兄弟で、逢うとピッタリ寄り添い、何をするのも一緒!

     

期せずして、虹の橋を渡るのも、ライ君の後を追うように逝ってしまいましたが

お互いに、日時を示し合わせていたような・・・だとしたら、出来過ぎですよね






出掛けたつもりで。。。

2020年05月03日 | 日記

令和に変わって一年、風薫る五月に入りました

緊急事態宣言が出されてから、彼是二ヶ月になろうとしています

外出自粛の続くGWですが、皮肉にも恨めしいほどの晴天が続いています

     

ピンぼけですが、満開のネモフィラが陽ざしを受けて、そよぐ風に揺れ歌っていました

     

いま時分の季節、何時もだったらネモフィラの丘は、観光客で溢れかえっていたはず...

     

行ったつもりになって、エルさんの散歩を兼ね、近場のネモフィラ畑でお花を楽しみました

知る人ぞ知る...なのか、あまり人影も無くチョット拍子抜けで、安心して歩けました

     

到底比べられない規模ですが、鮮やかな花畑に充分満足させて頂きました

     

車で通りかかったドライバーも、思わず車から降りて見入っていました

     

この様な状況だからこそ、可憐に咲くブルーの花に、心が癒されるのかも知れませんね