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La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告 @ユカタン半島。
同タイトルで過去記事ごと、はてなブログに引っ越しました。

木泥棒

2017年02月13日 | 設備/外構/庭

<最近の作業>

① 庭(というか、外構)



先週、母が帰国。お客さんじゃないので常に接待しているわけでもなく、我々はちょっとした作業をした日もあったが、やっぱり二人だけになるといろいろ捗る。今日まで、庭関係を中心にがっつりと。最近は暑い。



 近所でシュロを見つけたので玄関脇に植えた。

 小道からのアプローチにも植えた。

 庭にも植えた。

近隣の「住んでなさそうな土地」からペチってきたもの。うちの敷地にあるのは海のブドウと豆系とサボテンばかりなので、ちょっと他人様の土地に分け入って面白そうな木があると「移住」させる。2枚目の写真の左側の木は、グアバかもしれない木。

木泥棒ともいう。隣(パーティーに来たお隣さんじゃないほうの隣)は、10年以上放ってあって持ち主も来たことがないという土地。少しくらい減っても、同じものが他にも植わってるし、地中で根がしつこく生きているものはまた生えてくる。

サボテンも、うちのはエネケン(サイザル麻)の仲間ばかりだが、ボールみたいなのやらクレヨンしんちゃんに出てくるようなのやらヘビみたいのやら、よく探すといろいろある。

3枚目の写真の、シュロの向こうにあるのも、隣に生えていたよくわからない植物。バスが通る21号線の脇には、パッションフルーツが花を咲かせていた。もちろん野生。とにかく自然が豊か。



 洗濯場の前に手を入れる。

浄水槽と浄化槽の間のスペースで、工事中セメントを混ぜていたところ。家を建てるのに邪魔な木(基礎部分から50センチほど)があり、親方たちもしばらくは伐採しようか悩みつつ、日陰になるので残していた。最後にはけっきょく切り倒されたが、大きな切り株が残っていた。それをLさんが無理やり砂や砂利で埋めたので、地面のレベルが高く、洗濯場に砂が入りやすくなっている。

将来はビーチから帰ってきたときシャワーを浴びるところになるので、コンクリを打ってもいいんだが、面倒なのでその辺の砂利でごまかす。おそらくフルに働いて1週間くらいかかる。


鉄火巻き

2017年01月12日 | 設備/外構/庭

<1月9日〜本日の作業>

① 本棚(続き)
② 網戸(続き)
③ 庭

 

正月明けて、寒〜くなった。朝は16℃くらい、週末は日中に雨が降ったので気温があまり上がらず、26℃くらいだった。晴れさえすれば、9時頃には暖かくなるし、最高気温も30℃は超える。でもたしか2月中旬くらいまでは朝晩寒かったような。不思議なのは、夏は8月より4・5月のほうが暑いこと。

 

 本棚、完成!

長らく箱に入っていた本をすべて出す。半日かかった。これでスッキリした。本といっても、ほとんどが相棒のマンガ。

日本は「本の価格が異常に低い」国で、ここでは本は一部のインテリだけが手を出す贅沢品である。ハードカバー(新刊は全部これ)で200ペソくらいから。もちろん文庫とか新書みたいのはなく、ペーパーバックも輸入物だけ。ちなみに映画館で映画を1本見ると60ペソ。50くらいのチャンネル見放題の衛星テレビの契約が、月々120ペソ。

ブックフェアに行っても、「これが新品か!」というような本が並んでいる。こないだメリダ市立図書館に行ってみたら、発行年も中身も外見もまさに古本!という本ばかりだった。「年間300点の新刊が出るなんて、日本の出版業界はやっぱりおかしいのかも」と思ったり、「でもメキシコももう少しどんどん本が出ないとつまらんな」と思ったり。

 

 網戸、一部完成。

一部というのは、固定の仕方(なるべくしっかりと!)を検討していたこともあって、枠の部材だけ切ってあるもの、枠までできているもの、固定部分までできたけど取り付けていないもの…とバラバラだから。どうにも気分が悪いが、本日も友達が来るので手をつけられず。

とにかく、窓という窓のサイズが違い、かつ右端と左端の高さが違い、前後にも斜めにズレがあるなど、現場でいちいち確認しながら作っていかなきゃならないのが面倒。明日こそ終わらせる。

 

 郵便受けも完成。

市販の郵便受けにはポスト(buzón といいます)と書いてあるが、面倒だし見れば分かるだろということでそのまま設置。

 

 畑の周りをきれいにする。

これまでもいろいろやってたじゃん!という声が聞こえてきそうですが、その通りなんですが、まだまだやることがいっぱいあるんです。大きな切り株を放ってあるし、汚い芝生をどうにかしたいし、砂/土も場所によって色が違うので整えたい。

あ、写真奥に並んでいる岩は、例の割栗石の余りをきれいにマヤ遺跡っぽく並べてあるんだが、写真を撮るのを忘れた。相棒は、形を見てどれとどれを隣り合わせにするかってなパズルみたいのが、本当に得意。

 

 マグロを買ったので、鉄火巻き。

年末に日本から送られてきた寿司の写真を見て以来、寿司に飢えていたがようやく解決した。いや、本当は江戸前握りを食べたいけど、そういうのは日本に行ったときのためにとっておく。

フェイスブックに食べ物の写真を載せるとだいたい反応がいいんだが、鉄火巻きはメキシコ人にはハードルが高かったようで「いいね!」が少ない。ここでは、寿司と言えばカリフォルニアロールをアレンジしたような太巻きである。カニかま(ここではスリミと呼ぶ)やクリームチーズなんかが裏巻きになっていて、別の食べ物と思えば案外美味しい。けど、チェレムどころかプログレソでも見かけない。今度真面目に探してみよう。


人力

2017年01月08日 | 設備/外構/庭

<2016年最初の週後半の作業>

① 本棚(続き)
② 壁掛けモノあれこれ
③ 郵便ポスト

 

 表面の処理がすべて終わった。

長い時間かけて何やら研磨(サンドペーパーをやめて、知らないうちに道具を買っていた)していたのは、組み合わせ部分のちょっとした出っ張りなどをキレイにしていたらしい。キッチンカウンター下の棚で「釘をなるべく使わない」とこだわっていたが、こちらは本当に全部はめ込み式で作っている。

 

 ダイニングと階段の間の壁。

 こちらはトイレ前の廊下。

ブロック壁にドリルで穴開けるのとアンカーを打ち込むのが結構な手間なので、この手の作業はまとめてするつもりでいた。

日本で我が家を訪問してくれた方にはお馴染みの絵でござい。ずーっと引越荷物として梱包されたままだったのを、ようやく出して壁にかけた。

 玄関の表札。

借家でかけていた、グアダラハラの友達からもらった「ファミリア・ツクダ」の焼き物表札をつけた。こちらは最初につけたレベルメキシコ表札(道路名と敷地番号)に続いて第2弾。日によって風がすごく強く吹くので、壁に当たってうるさかったり割れたりするのが心配で、取付方法で結構悩んだ。

日本から到着するのを待っている表札がもう1つある。楽しみ。他にもまだ取り付けモノが残っているが、ドリルから飛び散るモルタル粉も結構厄介で、掃いたくらいでは床タイルに白っぽさが残る。薬剤を使って床を洗わないといけないので、他の作業の進み具合と相談しながら、第2弾としてまとめて、いつにするか決める。

 

 郵便ポスト。

郵便物など来ないので、そんなもん本当はいらない。メリダの借家でさえ、郵便配達を見かけるのは月に1回程度だった。唯一配達される(かもしれない)のは、電気水道の請求書。が、ここではポストがなければ「敷地内のどこかに投げておけばOK」が共通認識なので、うちだともれなく風に吹かれて紛失する。そうすると、請求に気づかず供給を止められて…ってなことになって困るので、作った(もう遅いかも)。残りの面にペンキを塗って、週明けに嵐が収まったら設置。

 

断水で決意した井戸だが、水が出るようになった翌日に今度は停電があった(ビバ・メヒコ)。ポンプが作動しないときなら、大きな入れ物にでも汲みおく(すでにしているが、もっと量を増やす)ほうが便利かもしれないと気づき、未だ検討中。基礎が乗ってる硬い地層もネックなので、プログレソの友人に1回相談しようかと思っている。

ちなみに、昨年末に国内の数カ所でガソリン不足が発生し、かつ年明けの値上げに反発して各地で暴動が起こっている(ビバ・メヒコ!)。暴動が起こると、領事館から外出自粛の勧告が来る。非常時対策は「悲観的に準備」が基本なので、「水道が止まっているときに停電になり、さらにちょうどガソリン不足も発生している」可能性も考えなければならない。となると、ポンプ用に発電機を買うという選択肢もあまりよろしくないわけで、残されるのは「人力のみ」である。


Feliz Año Nuevo

2017年01月04日 | 設備/外構/庭

ちょっと遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

 ここの初日の出。

 

<2017年最初の週の作業>

① 本棚(続き)
② 網戸(続き)

 

こちらは他の西洋諸国と変わらず、大晦日の晩くらいしか盛り上がらず、かつ3が日という感覚もない。クリスマスホリデーが1月6日までで学校も冬休みなので、世間は休みといえば休みなんだが、敷地内にこもって作業してる分には、普段と何も変わらない。元日こそ休んだものの、毎日なんやかやと。

が! なんとプログレソ市全体が、新年を水なしで迎えていたのでありました。今回はうちの設備には何も問題なく(よかった〜)、純粋な断水。30日に水圧ダウン、31日には止まっていたらしいが、普通に水は出ていて、タンクと浄水槽が空になった3日の朝まで気がつかなかった。

水トラブルがあるとしばらくはポンプのモーター音に敏感になるが、やがて忘れてしまう。たまたま近くにいるときに作動すると「ああ、ポンプが水を上げてるな」と思うが、今回は意表を突かれた。本日(4日)夕刻、まだ出ない。

前回はうちのセンサートラブルとチェレムのポンプが焼け付いたのが原因だったが、今回のはもっと面白いですよ、奥さん。なんと、プログレソ市役所が電気代を滞納し、電気公社(連邦)が制裁としてポンプ場などへの電力供給を止めたのである。ニュースでは「井戸」と言ってたが、おそらく地下水を汲み上げる大施設がプログレソ中心部から30キロくらい離れたジャングルの中にあり、そこも止められたらしい。

そして、それだけしか情報がない。断水なんて日本だったら大騒ぎだろうが、慌てふためいたのはここでは我々だけである。市役所と電力公社の交渉はいいから、いつ供給が始まるかを知りたいんだが、そういうニュースは何もない。そもそも一昨日まで、この断水に関する報道が1紙しかなかった。日本でいう共同通信みたいなところとも思えないが、昨日出たのはすべてその記事と全く同じ。おそらく勝手に借用している。

ネットを常時チェックしていたら、今日ようやく違う文面らしき記事が出たので見てみたら、「プログレソ水道局では6日、恒例のくじ引き大会が行われる。これは、昨年通して支払期限内に水道代を払った使用者が参加でき、景品はガス台やテレビ・・・」というものだった。くじ引きなんかどうでもいいから水を出せ。

昨日いつもの魚屋が来たんだが、興味の対象は市役所の滞納が百万ペソだという点で、彼も「いつ出るか」はあまり気にならないようだった。さっき「氷がなくて漁師が困っている」というニュースが出たが、普段しょっちゅうやってる抗議デモも一切ない。ここの人たちは、井戸で水汲んでテキトーに身体洗えれば、なーんにも問題ないのである。

作業の後でシャワーを浴びられないとわかって(また年明けてからなぜかやたら暑い)、ちょっとペースが落ちた…というか、やる気半減。

 本棚。まだまだ。

もうあとペンキを塗ったら完成かと思っていたら、まだ細かい作業がたくさんあるという。なんともご丁寧なことで。

 網戸の本番。

木材を買ってきて、キッチンの窓(2ヶ所)と寝室の3つのうち小さい窓ひとつに取り付け完了。

 

本棚も網戸もあと数日で完成すると思うが、そのあと新たな大仕事が待っている。やっぱり、うちも井戸を掘らなければならない。


大晦日

2016年12月31日 | 設備/外構/庭

<2016年最後の週の作業>

① 畑(続き)
② 本棚(続き)
③ 網戸
④ その他の中途半端な作業


 土の掘り返しと根っこの退治。

畑に撒けるのとかまどができたおかげで、いらない木を燃やしやすくなった。庭の奥に、家の工事が始まるとき土地を切り開くために切り倒した木が放置されていたんだが、それらも少しずつ燃やした。

写真奥、白い棒を立ててあるラインから手前の緑のところが、隣の土地(幅10メートル)で、そこに半分枯れた木がてんこ盛りになっていた。けっこう太いのもあって、BBQの燃料に事欠かない(だからしょっちゅうBBQをする)が、それにしてもこんな木をマチェーテ1本でガンガン切り倒していった親方たちはすごい(が、その辺に捨てるのが玉にきず)。

 

 本棚のパーツが続々と。

大晦日の本日、組み立ててみたところ、大変いい感じ。細かい部分を調整して仕上げのペンキを塗ったら完成だが、先は長いんだそうな。筆者が作るものはすべて「細かいところを見るのは禁止」なレベルロシアンだが、彼は常に最後まで気を抜かないところがすごい。しかし正月明けには本を出せる!


 網戸のモックアップ。

工事中に出入りしていた窓屋(アルミ屋)に、取り外し可能な網パネルのようなものを発注していたんだが、我々とは関係ない問題に巻き込まれて「手付金の丸損」ということになってしまった。いつまでたっても配達に来ないのは「Lさんが自分への支払いを渋っているから」だとわかり、「うちは関係ねえじゃん、とっとと持ってこい!」と説得してたんだが、Lさんが「いや、もうこっちが払うものなんかない。俺が代わりに文句言ってやる」と言い出したあたりから雲行きがおかしくなった。

弟くんたちは「悪事を働く奴がいるから注意しろと言っただろ」という反応で、最初の頃は「この野郎、ガイジンを甘く見るなよ!」と手付金を絶対に取り返すつもりでいたが、金を受け取ってドロン…というわけでもない。それどころか「Lさんが払ってくれるように助けてほしい」と何度も嘆願される。言い逃れかとも思ったが、完成している網戸の写真を送ってきて「悪いのはLだ!」と泣きついてきたのである。

結局、その話をしたときのLさんの態度やアルミ屋の性格(工事中にみんなにご飯を振る舞ったり、ちょっと抜けてるところもあるが人はいい)をいろいろ考えると、Lさんが一部代金を払ってないのは事実だと思われる。彼には、そういうごまかすところがある。それでうちも、得も損もした。なので、手付金は工事代金がその分高かったものと諦めることにした。

もともとここでは高価な窓枠にしない限り、網戸と片方の窓がはめ殺しになる(動く方の窓の外側を拭けなくなる)ために、とりあえず網戸なしにしていた。だからうちの窓には網戸用のレールがない。工事中は「どのくらい蚊が多いか様子を見てから」なんて話していたんだが、2ヶ月住んでみて問題は蚊よりもハエだとわかった。湿度が高くてカビの心配もあるし、いつまでも放っておくわけにはいかない。どんな形式にしようか考えて、「取り外しができ、作るのが簡単で安い」のはこれだと落ち着いた。

ああ、話が長かった。年明けに製作に着手する。

 

  靴箱。

箱というか棚ですが、普段つっかけくらいしか履かないので、ひとつは玄関、めったに履かない靴は2階の寝室に置くことにした。

 

 大理石のテーブルトップのコーティングをした。

25年以上前に買って一部欠けたり傷ついたりしていた保護膜を剥がして、新たにシーリングした。実はこれは5年くらい前からの懸案事項で、日本にいたときは「どこぞにいい業者はいないか」としか考えなかったのが、こっちに来て「テメエで直せばいいじゃん」と気づき、ようやく新品みたいに生まれ変わりましたとさ。

 

  洗濯場の棚。

掃除道具などが散らばりやすいので、あまったブロックで棚を作った。

 

他には、間仕切りカウンター(本棚)が汚れやすいので拭き掃除できるペンキを塗り直した(上のテーブル写真奥)とか、皿を全部出してキッチンカウンター下の棚に収めたとか、立て付けが悪かったドアを直した(ドア枠を削った)後のペンキを塗りなおしたとか、細かいペンディング事項をすべて片付けた。年明けには気分新たに、本棚を完成させて本を出し、網戸を作り、その後は洗濯場の外や庭などに取り組むつもり。だんだん、「ダメなところを直す」のでなく「より快適な家に」的な作業に変わっていく。楽しみ。

大晦日と言ってもここでは雰囲気出ないので、夜はまたまたBBQをする。それではみなさま、よいお年を。(ってか、日本はもう元日だ)


七面鳥(食べない)

2016年12月26日 | 設備/外構/庭

<週末と本日の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)
③ 本棚

 

 完成!

・・・だそうなので、中をきれいに掃除して(木屑とかもいっぱいだし…)、引っ越しの箱から出し入れしていた食器類を並べなければ。1日作業か?

 

 こちらもほぼ完成。

マヤさんが作ったオブジェをこちらへ移動した。

 これがマヤさんの。

貝殻が乗っているのは手前に置かれた岩なので実際は2段で、再現にほぼ成功。しかし重かった。穴の効果が薄れるが、そこはゴミ焼き場なので。

花壇に種も蒔いたんだが、当然写真では何も見えません。将来的にはきれいに緑の葉っぱが植わってる状態になるであろう。あと、オブジェの前の線みたいのは、なんとなく割栗石のかけらを並べたもので、「車はここへ」という印だが、広いので本当はどこに停めたって構わない。意味はない。

 

 本棚、始動。

本日はペンキを塗った板を切るとこまで。

 

 

かまどが完成したので、クリスマスイブには鶏を焼いた。今回は、メキシコ風に調理したものをグリルで焼くのでなく、鉄板で焼いて塩胡椒。

ここでは普段から七面鳥がたくさん売られているが、ハムとか不味いし、ブロイラーみたいな養鶏(七面鳥)場を見たことがあるし、スペイン語の先生が「クリスマスに食べるのはメキシコ文化でなく米国の影響であろう」と言うのでやめた。鶏は美味い。あとは、小エビを買ったのでチャーハンにしてかまどで温めて食べた。コゲができて美味しかった。


クリスマス

2016年12月23日 | 設備/外構/庭

<今週前半の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)
③ かまど(続き)

 

 扉、完成。

とはいえ、ペンキ塗りが気に入らないようで、もう1回塗るとかなんとか。ちなみに残材+アルファで作っているので、棚板はないそうです。せっかくなので皿とか高価なグラスとか全部出して、普段からいろいろ使いたいんだが、どうしようか。

 

 こちらは間違い探し状態。

地面の高さに文句がついたので、やっぱり掘って土/砂を移動した。段差があるところの手前を低くしたんだが、写真ではわからない。砂利も、真っ白なのをもう少し足すつもり。

花壇は、ちゃんとした土はまだなんだがそのへんの土/砂を入れて、先行してシラントロ(パクチー)とハバネロの種を蒔いてみた。チリ類はやたら発芽率がいいので、どうにかなるだろう。シラントロはとにかく買うのが面倒なため、何度でもトライするつもり。葉っぱ類ってのは、使おうと思うときになくて、買ってくるとメニューと合わずにしおれさせることが多い。紫蘇なんかもそうだが、ちょっと使いたいときに花壇から採るというのが理想。

 

 かまど、ちょっと進化。

接着系のモルタルを塗って、タイルを張った。タイルといっても、うちの工事の余りがあちこちに転がっていたのを集めておいたもの。一応、熱対応になるんですかね? 石窯じゃあるまいしブロックでことは足りると思うので、おそらく見栄えの問題なんだと思う。

このモルタルの様子を見てから、花壇をどうするか考える。日本と違って湿度の変化が少ないので、ひび割れしないようなら塗りますかね。

 

世間ではクリスマス気分が盛り上がっているが、こちらは年内はずっと休みなしで作業を続ける。日本人はクリスマスより正月だ。


ベーコン

2016年12月21日 | 設備/外構/庭

<今週前半の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)
③ かまど

 

今週はホリデーシーズン突入、世間もまったりしているところへ、花火市場での爆発のニュース。不謹慎ですが、普段、誰それが殺されたってニュースばかりなので、久しぶりに普通の「人が死んだニュース」を見た気がする。

 

 キッチンカウンターの棚の扉。

ペンキを塗っているだけと思ったら、取っ手と蝶番がもう付いていた。年内に完成するらしい。

 

 玄関アプローチ、砂利敷き完了。

前にも書いたが、我々が工事中に集めておいた砂利をLさんが周囲の地ならしに使ってしまったため、砂利を掘り出しながらですごく時間がかかった。

掘り出すと同時に玄関前全体の地面のレベルの調整もしたんだが、写真ではわかりません。海ぶどうの木が植わっていたか、芝が生えているかするところの地面が高い。低い分には放っておくんだが、玄関ドアより高いんで、多少いじっている。とはいえ何回かの雨で、砂地はただただ雨を吸収していくだけで、砂が流れたり地面が崩れたりといった問題がまったく起こらないとわかったので、このへんでレベリングは一旦やめて、花壇などを仕上げるつもり。こちらも年内に完成する予定。

 

 かまどのブロック積み。

なにやら複雑な形で、どこをどう使うのかわかりづらいが、作った本人は「すごく考えた」らしい。後ろ側には、燻製するためのチムニー?もある。米国の隣にありながら美味しくて安いベーコンがないので、将来は自分で作るんだそうです。

ちなみにウォルマートやコストコなどの米国資本スーパーは、ここでは安売りどころか「米国=上流」の図式を売りにした、いけ好かないスーパーに成り上がって(成り下がって)いる。米国に対してメキシコ人の多くが持っている嫌悪と憧れはけっこう複雑だが、これらの店に関しては、憧れが勝っている様子。

で、そこにつけ込んでいるわけでもないだろうが、本国なら5キロくらいの塊で売っているだろうに、ないんです、ベーコン。メキシコのスーパーにもあるにはあるが、これだけ豚肉が美味しいのに…、というか美味しいから…というべきか、ろくなベーコンがない。

いや〜、楽しみだ。


ナシミエント

2016年12月18日 | 設備/外構/庭

<今週後半の作業>

① 畑(続き)
② キッチンカウンター下の棚(続き)
③ 玄関アプローチ(続き)

 

 キッチンの棚の扉。

一緒に買い物に行ったとき、蝶番の重さリミットとか大丈夫か?と思ったけど、喧嘩になりかけたのでやめた。まあ、作っている本人がちゃんと考えているというんだから、横から口を出すほうが悪い。ペンキもちゃんと3度塗りしていて、いい感じ。

 

 畑の根っこ退治。

いつになったら終わるのか、掘っても掘っても出てくる。死んだ根っこは長い目で見れば養分になるんだが、あまりの強靭さに恐怖を感じるほどで、とにかく取り除く。だいたいが、海のブドウかサボテンの根。

写真左端のブロックは、かまどを作る予定の場所。かっこよく言うとBBQ台。ここでは大概、ブロックを積んで鉄製のグリルを渡している。その鉄製のグリルがいったいどこで売っているのか、見つからない。今使っているのは、焼き魚網をもっといい加減に作ったようなもので、ちょっと小さい。道路の排水溝グリルのような頑丈なものがほしい。

 

  アプローチらしくなってきた。

 

ところで先日、雨が降ったんだが、それがすごい嵐でなんと14年ぶりの大雨だったらしい。メリダ市内では恒例の床上浸水もあちこちで発生したという。うちは砂地で水はけがいいので外は問題なかったが、2階屋根の雨漏りと1階の窓枠からの浸水被害があった。

雨漏りはすぐLさんに連絡して、翌日弟くんが屋根の修復に来た。水がポタポタという状態じゃなくてプラスタボードが汚れていたんだが、それを「雨漏りじゃない、ただの湿気」と言う。屋根の防水に穴が空いてたんだから、こっちにとっては瑕疵は瑕疵である。が、ここではブロックに染み込んだ水が室内まで届かなければよしとするようで、確かにいつかは乾くんだし、もう何と言えばよいのやら。

窓枠からの浸水は、片引きの向きを変えさせたところ。開口部が正確な長方形じゃないため上下ひっくり返すというわけにいかず、固定していた窓を引っ剥がして左右付け替えた。その固定用のねじ穴を埋めてなかったもんだから、そこから壁ブロックに浸水し、湿気で内側のシーリングがイカれて、水が結構な速度で滲み出続ける・・・ということに。こちらも瑕疵だが、トラブル(網戸を持ってこない!)続行中の相手なんで、もう自分たちで直した。

 

 久しぶりのトルタ。

プログレソに売ってないものは、市内まで出てホームデポで買う。一般人のDIY用のものもあるが、プロも御用達のようで、特別高いということはない。市内に出たついでに、借家近くでみつけて重宝していたおいしいトルタを買う。

 

 ついでに、こちらはメリダの中心広場。

クリスマスのデコレーション「ナシミエント(キリスト生誕)」に人が群がっていた。馬小屋に博士?が3人来るとか、そういう飾り付け。これはクリスマス過ぎどころか、何だったか忘れたが1月6日の宗教行事まで続く。

おそらく我々は、クリスマスなんかどこ吹く風で作業を続ける。そのほうが楽しいし。


地震がない

2016年12月14日 | 設備/外構/庭

<昨日と本日の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)

 

 底板。

他のパーツと同じく、壁などの歪み対応で苦労している。あとは、棚板にペンキを塗ってたみたいです。

 

 花壇のブロック積み。

3段目まで完成(4段目の3個は置いてあるだけ)。今更ながら、これより重いブロックをどんどんと積んでいった親方たちはすごい。いや、もちろんコテの使い方など左官仕事の差も大きいが、ブロックを片手で持ってそれにモルタルをつけるってことは、老人には不可能である。このブロックは内壁用の薄いタイプだが、それでも重い。

面倒臭いので水糸も水平器も使わず、もちろん親方たちが持っていた分銅みたいな道具もないので、積んだあと四方から目視で確認するだけ。・・・にしてはまともで、たらちゃんより上手いんじゃないかと思う。が、屋根や2階が乗る壁なら話は別、自分で積みたいとは思わない。ただ、地震がないのは大きく、多少のことなら大丈夫という安心感がある。

今日はさすがに慣れてきて最後の4段目を積む時間もあったんだが、その代わりそのへんで邪魔になっている岩や大きな石を集めて中に入れた。