La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

大晦日

2016年12月31日 | 設備/外構/庭

<2016年最後の週の作業>

① 畑(続き)
② 本棚(続き)
③ 網戸
④ その他の中途半端な作業


 土の掘り返しと根っこの退治。

畑に撒けるのとかまどができたおかげで、いらない木を燃やしやすくなった。庭の奥に、家の工事が始まるとき土地を切り開くために切り倒した木が放置されていたんだが、それらも少しずつ燃やした。

写真奥、白い棒を立ててあるラインから手前の緑のところが、隣の土地(幅10メートル)で、そこに半分枯れた木がてんこ盛りになっていた。けっこう太いのもあって、BBQの燃料に事欠かない(だからしょっちゅうBBQをする)が、それにしてもこんな木をマチェーテ1本でガンガン切り倒していった親方たちはすごい(が、その辺に捨てるのが玉にきず)。

 

 本棚のパーツが続々と。

大晦日の本日、組み立ててみたところ、大変いい感じ。細かい部分を調整して仕上げのペンキを塗ったら完成だが、先は長いんだそうな。筆者が作るものはすべて「細かいところを見るのは禁止」なレベルロシアンだが、彼は常に最後まで気を抜かないところがすごい。しかし正月明けには本を出せる!


 網戸のモックアップ。

工事中に出入りしていた窓屋(アルミ屋)に、取り外し可能な網パネルのようなものを発注していたんだが、我々とは関係ない問題に巻き込まれて「手付金の丸損」ということになってしまった。いつまでたっても配達に来ないのは「Lさんが自分への支払いを渋っているから」だとわかり、「うちは関係ねえじゃん、とっとと持ってこい!」と説得してたんだが、Lさんが「いや、もうこっちが払うものなんかない。俺が代わりに文句言ってやる」と言い出したあたりから雲行きがおかしくなった。

弟くんたちは「悪事を働く奴がいるから注意しろと言っただろ」という反応で、最初の頃は「この野郎、ガイジンを甘く見るなよ!」と手付金を絶対に取り返すつもりでいたが、金を受け取ってドロン…というわけでもない。それどころか「Lさんが払ってくれるように助けてほしい」と何度も嘆願される。言い逃れかとも思ったが、完成している網戸の写真を送ってきて「悪いのはLだ!」と泣きついてきたのである。

結局、その話をしたときのLさんの態度やアルミ屋の性格(工事中にみんなにご飯を振る舞ったり、ちょっと抜けてるところもあるが人はいい)をいろいろ考えると、Lさんが一部代金を払ってないのは事実だと思われる。彼には、そういうごまかすところがある。それでうちも、得も損もした。なので、手付金は工事代金がその分高かったものと諦めることにした。

もともとここでは高価な窓枠にしない限り、網戸と片方の窓がはめ殺しになる(動く方の窓の外側を拭けなくなる)ために、とりあえず網戸なしにしていた。だからうちの窓には網戸用のレールがない。工事中は「どのくらい蚊が多いか様子を見てから」なんて話していたんだが、2ヶ月住んでみて問題は蚊よりもハエだとわかった。湿度が高くてカビの心配もあるし、いつまでも放っておくわけにはいかない。どんな形式にしようか考えて、「取り外しができ、作るのが簡単で安い」のはこれだと落ち着いた。

ああ、話が長かった。年明けに製作に着手する。

 

  靴箱。

箱というか棚ですが、普段つっかけくらいしか履かないので、ひとつは玄関、めったに履かない靴は2階の寝室に置くことにした。

 

 大理石のテーブルトップのコーティングをした。

25年以上前に買って一部欠けたり傷ついたりしていた保護膜を剥がして、新たにシーリングした。実はこれは5年くらい前からの懸案事項で、日本にいたときは「どこぞにいい業者はいないか」としか考えなかったのが、こっちに来て「テメエで直せばいいじゃん」と気づき、ようやく新品みたいに生まれ変わりましたとさ。

 

  洗濯場の棚。

掃除道具などが散らばりやすいので、あまったブロックで棚を作った。

 

他には、間仕切りカウンター(本棚)が汚れやすいので拭き掃除できるペンキを塗り直した(上のテーブル写真奥)とか、皿を全部出してキッチンカウンター下の棚に収めたとか、立て付けが悪かったドアを直した(ドア枠を削った)後のペンキを塗りなおしたとか、細かいペンディング事項をすべて片付けた。年明けには気分新たに、本棚を完成させて本を出し、網戸を作り、その後は洗濯場の外や庭などに取り組むつもり。だんだん、「ダメなところを直す」のでなく「より快適な家に」的な作業に変わっていく。楽しみ。

大晦日と言ってもここでは雰囲気出ないので、夜はまたまたBBQをする。それではみなさま、よいお年を。(ってか、日本はもう元日だ)


七面鳥(食べない)

2016年12月26日 | 設備/外構/庭

<週末と本日の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)
③ 本棚

 

 完成!

・・・だそうなので、中をきれいに掃除して(木屑とかもいっぱいだし…)、引っ越しの箱から出し入れしていた食器類を並べなければ。1日作業か?

 

 こちらもほぼ完成。

マヤさんが作ったオブジェをこちらへ移動した。

 これがマヤさんの。

貝殻が乗っているのは手前に置かれた岩なので実際は2段で、再現にほぼ成功。しかし重かった。穴の効果が薄れるが、そこはゴミ焼き場なので。

花壇に種も蒔いたんだが、当然写真では何も見えません。将来的にはきれいに緑の葉っぱが植わってる状態になるであろう。あと、オブジェの前の線みたいのは、なんとなく割栗石のかけらを並べたもので、「車はここへ」という印だが、広いので本当はどこに停めたって構わない。意味はない。

 

 本棚、始動。

本日はペンキを塗った板を切るとこまで。

 

 

かまどが完成したので、クリスマスイブには鶏を焼いた。今回は、メキシコ風に調理したものをグリルで焼くのでなく、鉄板で焼いて塩胡椒。

ここでは普段から七面鳥がたくさん売られているが、ハムとか不味いし、ブロイラーみたいな養鶏(七面鳥)場を見たことがあるし、スペイン語の先生が「クリスマスに食べるのはメキシコ文化でなく米国の影響であろう」と言うのでやめた。鶏は美味い。あとは、小エビを買ったのでチャーハンにしてかまどで温めて食べた。コゲができて美味しかった。


クリスマス

2016年12月23日 | 設備/外構/庭

<今週前半の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)
③ かまど(続き)

 

 扉、完成。

とはいえ、ペンキ塗りが気に入らないようで、もう1回塗るとかなんとか。ちなみに残材+アルファで作っているので、棚板はないそうです。せっかくなので皿とか高価なグラスとか全部出して、普段からいろいろ使いたいんだが、どうしようか。

 

 こちらは間違い探し状態。

地面の高さに文句がついたので、やっぱり掘って土/砂を移動した。段差があるところの手前を低くしたんだが、写真ではわからない。砂利も、真っ白なのをもう少し足すつもり。

花壇は、ちゃんとした土はまだなんだがそのへんの土/砂を入れて、先行してシラントロ(パクチー)とハバネロの種を蒔いてみた。チリ類はやたら発芽率がいいので、どうにかなるだろう。シラントロはとにかく買うのが面倒なため、何度でもトライするつもり。葉っぱ類ってのは、使おうと思うときになくて、買ってくるとメニューと合わずにしおれさせることが多い。紫蘇なんかもそうだが、ちょっと使いたいときに花壇から採るというのが理想。

 

 かまど、ちょっと進化。

接着系のモルタルを塗って、タイルを張った。タイルといっても、うちの工事の余りがあちこちに転がっていたのを集めておいたもの。一応、熱対応になるんですかね? 石窯じゃあるまいしブロックでことは足りると思うので、おそらく見栄えの問題なんだと思う。

このモルタルの様子を見てから、花壇をどうするか考える。日本と違って湿度の変化が少ないので、ひび割れしないようなら塗りますかね。

 

世間ではクリスマス気分が盛り上がっているが、こちらは年内はずっと休みなしで作業を続ける。日本人はクリスマスより正月だ。


ベーコン

2016年12月21日 | 設備/外構/庭

<今週前半の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)
③ かまど

 

今週はホリデーシーズン突入、世間もまったりしているところへ、花火市場での爆発のニュース。不謹慎ですが、普段、誰それが殺されたってニュースばかりなので、久しぶりに普通の「人が死んだニュース」を見た気がする。

 

 キッチンカウンターの棚の扉。

ペンキを塗っているだけと思ったら、取っ手と蝶番がもう付いていた。年内に完成するらしい。

 

 玄関アプローチ、砂利敷き完了。

前にも書いたが、我々が工事中に集めておいた砂利をLさんが周囲の地ならしに使ってしまったため、砂利を掘り出しながらですごく時間がかかった。

掘り出すと同時に玄関前全体の地面のレベルの調整もしたんだが、写真ではわかりません。海ぶどうの木が植わっていたか、芝が生えているかするところの地面が高い。低い分には放っておくんだが、玄関ドアより高いんで、多少いじっている。とはいえ何回かの雨で、砂地はただただ雨を吸収していくだけで、砂が流れたり地面が崩れたりといった問題がまったく起こらないとわかったので、このへんでレベリングは一旦やめて、花壇などを仕上げるつもり。こちらも年内に完成する予定。

 

 かまどのブロック積み。

なにやら複雑な形で、どこをどう使うのかわかりづらいが、作った本人は「すごく考えた」らしい。後ろ側には、燻製するためのチムニー?もある。米国の隣にありながら美味しくて安いベーコンがないので、将来は自分で作るんだそうです。

ちなみにウォルマートやコストコなどの米国資本スーパーは、ここでは安売りどころか「米国=上流」の図式を売りにした、いけ好かないスーパーに成り上がって(成り下がって)いる。米国に対してメキシコ人の多くが持っている嫌悪と憧れはけっこう複雑だが、これらの店に関しては、憧れが勝っている様子。

で、そこにつけ込んでいるわけでもないだろうが、本国なら5キロくらいの塊で売っているだろうに、ないんです、ベーコン。メキシコのスーパーにもあるにはあるが、これだけ豚肉が美味しいのに…、というか美味しいから…というべきか、ろくなベーコンがない。

いや〜、楽しみだ。


ナシミエント

2016年12月18日 | 設備/外構/庭

<今週後半の作業>

① 畑(続き)
② キッチンカウンター下の棚(続き)
③ 玄関アプローチ(続き)

 

 キッチンの棚の扉。

一緒に買い物に行ったとき、蝶番の重さリミットとか大丈夫か?と思ったけど、喧嘩になりかけたのでやめた。まあ、作っている本人がちゃんと考えているというんだから、横から口を出すほうが悪い。ペンキもちゃんと3度塗りしていて、いい感じ。

 

 畑の根っこ退治。

いつになったら終わるのか、掘っても掘っても出てくる。死んだ根っこは長い目で見れば養分になるんだが、あまりの強靭さに恐怖を感じるほどで、とにかく取り除く。だいたいが、海のブドウかサボテンの根。

写真左端のブロックは、かまどを作る予定の場所。かっこよく言うとBBQ台。ここでは大概、ブロックを積んで鉄製のグリルを渡している。その鉄製のグリルがいったいどこで売っているのか、見つからない。今使っているのは、焼き魚網をもっといい加減に作ったようなもので、ちょっと小さい。道路の排水溝グリルのような頑丈なものがほしい。

 

  アプローチらしくなってきた。

 

ところで先日、雨が降ったんだが、それがすごい嵐でなんと14年ぶりの大雨だったらしい。メリダ市内では恒例の床上浸水もあちこちで発生したという。うちは砂地で水はけがいいので外は問題なかったが、2階屋根の雨漏りと1階の窓枠からの浸水被害があった。

雨漏りはすぐLさんに連絡して、翌日弟くんが屋根の修復に来た。水がポタポタという状態じゃなくてプラスタボードが汚れていたんだが、それを「雨漏りじゃない、ただの湿気」と言う。屋根の防水に穴が空いてたんだから、こっちにとっては瑕疵は瑕疵である。が、ここではブロックに染み込んだ水が室内まで届かなければよしとするようで、確かにいつかは乾くんだし、もう何と言えばよいのやら。

窓枠からの浸水は、片引きの向きを変えさせたところ。開口部が正確な長方形じゃないため上下ひっくり返すというわけにいかず、固定していた窓を引っ剥がして左右付け替えた。その固定用のねじ穴を埋めてなかったもんだから、そこから壁ブロックに浸水し、湿気で内側のシーリングがイカれて、水が結構な速度で滲み出続ける・・・ということに。こちらも瑕疵だが、トラブル(網戸を持ってこない!)続行中の相手なんで、もう自分たちで直した。

 

 久しぶりのトルタ。

プログレソに売ってないものは、市内まで出てホームデポで買う。一般人のDIY用のものもあるが、プロも御用達のようで、特別高いということはない。市内に出たついでに、借家近くでみつけて重宝していたおいしいトルタを買う。

 

 ついでに、こちらはメリダの中心広場。

クリスマスのデコレーション「ナシミエント(キリスト生誕)」に人が群がっていた。馬小屋に博士?が3人来るとか、そういう飾り付け。これはクリスマス過ぎどころか、何だったか忘れたが1月6日の宗教行事まで続く。

おそらく我々は、クリスマスなんかどこ吹く風で作業を続ける。そのほうが楽しいし。


地震がない

2016年12月14日 | 設備/外構/庭

<昨日と本日の作業>

① キッチンカウンター下の棚(続き)
② 玄関アプローチ(続き)

 

 底板。

他のパーツと同じく、壁などの歪み対応で苦労している。あとは、棚板にペンキを塗ってたみたいです。

 

 花壇のブロック積み。

3段目まで完成(4段目の3個は置いてあるだけ)。今更ながら、これより重いブロックをどんどんと積んでいった親方たちはすごい。いや、もちろんコテの使い方など左官仕事の差も大きいが、ブロックを片手で持ってそれにモルタルをつけるってことは、老人には不可能である。このブロックは内壁用の薄いタイプだが、それでも重い。

面倒臭いので水糸も水平器も使わず、もちろん親方たちが持っていた分銅みたいな道具もないので、積んだあと四方から目視で確認するだけ。・・・にしてはまともで、たらちゃんより上手いんじゃないかと思う。が、屋根や2階が乗る壁なら話は別、自分で積みたいとは思わない。ただ、地震がないのは大きく、多少のことなら大丈夫という安心感がある。

今日はさすがに慣れてきて最後の4段目を積む時間もあったんだが、その代わりそのへんで邪魔になっている岩や大きな石を集めて中に入れた。


電気のメーター

2016年12月12日 | 設備/外構/庭

<昨日と本日の作業>

① 畑
② キッチンカウンター下の棚
③ 玄関アプローチ

 
 
 畑に着手。
 
とりあえず敷地内でいちばん土(砂)がまともそうだったところを、畑にすると決めていた。雨が降ったり強い風が吹いたりすると、周りの砂が流れ込んで土作りが後退するので、ブロックを買うまで何もしていなかった。落ち葉もあるし、生ゴミや猫の糞もあるが、本当に相棒が言うように土を作れるのか疑問。とてつもない時間がかかりそうな気がする。
 
このへんの土地に合ったものを植えれば、育つとは思う。ただ、先日犬にやられたと思った「若芽食い」が蟻の仕業だとわかったので、ちょっと不安。とりあえず、工事中にここから持って帰った砂/土でチリは育っていたので、ユカタン名物のハバネロを植えてみる。
 
 畑から出た根っこやら何やらを燃やす。
 
あれだけ退治したつもりが、まだ残っている。が、燃やしたらその灰を撒けばいいので、一石二鳥。
 
 
 キッチンカウンターの下の台、着々。
 
テトリス状態で組んでいたパーツの一部を、いよいよ設置。窓もそうだったが、なにしろ壁や床がすべて「直線や直角ではありえない」。ブロック造とあの人海戦術のコンクリ打ちではしょうがないと思うが、何か作ると絶対隙間ができる。この棚も、寸法を測ってパーツを作ってはいるものの、削ったり何なり現場での調整が必須。とても面倒くさそう。
 
 
  玄関前のアプローチに着手。
 
昨日と今日で、地面を掘ってならして圧かけてモルタルを打って、ブロックを一段。砂よけを兼ねた花壇になるが、まだまだ先は長い。セメントはブロックと一緒に買ったんだが、砂はそこら中にあるのでケチって買わず。テキトーに混ぜるので一部モルタルがコンクリになったが、結果は変わらないであろう。
 
 
 電気のメーター、来た!
 
写真だと分かりづらいですが、ゼロが並んでます。動いてるのかどうかもよくわからないが、放っておく。

エビ焼き

2016年12月08日 | 設備/外構/庭

<昨日と本日の作業>

① 東側外構
② キッチンカウンター下の棚
③ 敷地入り口の草むしり

 

 さらにキレイにした。

 これが2日前。

道具入れの手前に海ぶどうのしつこい切り株があったのを砂で埋めた。この切り株はなんともやっかいで、Lさんがテキトーに埋めたんだが半分地面から飛び出していた。我々は、根っこが元気に復活しないように、毎日出る新芽を摘み取っていた。もう根っこを掘り起こすのは面倒なので、さらに短く切って完全に埋めた。そのうち死ぬと思う。

 

  木材の組み立て。

残材で作っているので余裕がなく、作者曰く「テトリス状態」。

 

 家の前の小道の草むしり。

ブロックやセメントを買ったり新しいペンキ缶を開けたりしなければならない作業は後回しにして、ちまちまと草むしり。左側手前のグレーっぽい砂地の部分が、草(ビーチ芝生)を駆逐したところ。残りの草を轍風に残すか、全部むしるか、まだ考えが決まらない。敷地が広いしあまり人工的な見栄えにしたくないので、こういうことになる。

 

工事が終わって、ただのDIYみたいな記事ばかりになってきたが仕方ない。本当にやることはいっぱいあって、1日中家の敷地から出ないで作業している。文字通り、ラ・エルミータ(隠遁小屋)な生活だが、木材の切れ端や切り取った枝などがあるので、しょっちゅう火を起こしてついでにBBQをする。

昨日は昼間来た魚介類の行商から買ったエビを焼いて食べた。恐る恐るという感じのノックが聞こえたので開けてみたら、バイクの後部座席に保冷ボックスを乗せて、エビとかイカとかカニとか魚を売りに来たお兄さんだった。現場があった頃は、ホリデーシーズンだったこともあってパン屋やココナツ屋が来たんだが、最近は何も来ない。魚屋のお兄さんは、おそらく表札を見て「人が住んでる!」と思って、勇気を出してドアを叩いてみたんだと思う。


表札

2016年12月06日 | 設備/外構/庭

<本日の作業>

① 東側外構
② キッチンカウンター下の棚
③ 表札

 

昨日は細かいことをちまちまと。

 

 庭の東側をきれいにする。

最後の最後までアイガー北壁があって、何も手をつけられなかったところ。きれいなサボテンが植わってたんだが、落ちてきたモルタルの被害を受けてちょっとみすぼらしくなっていた。でも、うちの敷地に植わっているサボテンで一番立派なので、やっぱり残す。

左側に植わっている木は、うちのなのか隣の土地のなのかハッキリしない。ただ、蚊の温床になるので、少々剪定した。あとは、落ち葉を掃いて、白い砂をかぶせた。

 

 木材の組み立て。

キッチンカウンター着々。L字型の両方の土台が完成した。

 

 レベル・メキシコ(ただの手書き)な表札。

グアダラハラの友達にもらったキレイな焼き物の表札がある。借家の玄関にも飾ってあったんだが、「ファミリア・ツクダ」と書かれているので、後日玄関ドアの上につけるつもり。ここチェレム(プログレソ市内)では、名字でなく、通り名と土地番号をどこかに掲げなくてはならない。

そうはいっても、別に郵便が来るわけじゃないし後回しでいいやと思ってたんだが、電気メーターの取付のために必要だということで、今日つけた。電気はLさんが公社の人に袖の下を使って引いたので、契約者番号とかその後の請求とかはその公社の人に任せてある。その人が内部の手続きをごまかしてメーター取付を終えるまで、うちの電力供給は無料である。

だからずっと放っておいてもいいんだが(そうしたらずっとタダ)、後々問題になっても困る。メキシコでは、ちょっと支払いが遅れただけで「電線をぶった切りに来る」らしい。そうなるとまた「申請→配線と通電がいつになるかさっぱりわからない」ことになるので、やっぱりできるだけ早くフツーの状態にしてもらいたい。


犬よけ

2016年12月02日 | 設備/外構/庭

<本日の作業>

① パパイヤの防護
② キッチンカウンター下の棚
③ 玄関


 犬よけ。

借家で鉢植えのまま大事に育てていたパパイヤを地植えした途端、犬にやられた。いや、犬かどうかわかんないんだけど、おそらく奴らが犯人でしょう。なんと、大きな葉っぱは食いちぎって捨て、新芽を食したらしい。ただの棒になっているのを見てボーゼンとした。

ちなみにアボカドもやられた。アボカドは食べた分だけ種が出るのでどんどん育てればいいんだが、パパイヤはLさんの奥さんのお母さんにもらった苗だったのに〜。もうダメかもしれないけど、とりあえず防護網を張ってみる。

 

 キッチンの棚の木材切り出し。

現場事務所(小屋)や仮設に使っていた木材をきれいにして流用。釘を使わないというこだわりがあるらしく、苦労している。

 

 玄関外に砂利を敷いた。未完成。

マエバ通りから折れて入ってきた小道あたりのほうが、玄関周辺より高い。よって大工事が必要なんだが、とりあえず「玄関出てすぐ砂地」な状態を改善し、玄関からなるべく砂が入らないようにする。敷居はまだないんだけど、これで砂の様子を見る。

Lさんが「その辺の砂や砂利や落ち葉など」を使って力技でレベリングしてあったので、せっかく工事中に集めておいた砂利が分散してしまっている。「きれいに平らにするから」と言われていたが、まさか人がわざわざきれいな山にしておいた砂利まで混ぜて使うとは思わなかった。というか、わざわざ混ぜなくても砂利のそばは砂利だけを使えばいいのに…と思うんだが、彼らなりの美意識かもしれない。よくわからないが、落ち葉や小枝などもキレーに混ざっている。砂は砂、砂利は砂利で利用、落ち葉などはゴミとして集めて燃やしたいので、そうと知っていたら、一言声をかけておいたものを・・・。

それを再度ふるいにかけて運ぶ。丸いのは、バケツ缶の底で固まってしまったモルタル。なんか可愛いのでとってあったのを利用。