「満ちてはまたかけて行く月が静かに見下ろす。淋しくは無いですか?繰り返して行くことは。明日にはまた欠けて行くのに黙っている訳を教えて」
(篠原美也子『満月』1993年 より引用)
満ち足りて居るから、黙って居られる、そんな気がする今夜の満月。
今さえ良ければ良い、なんて考えて良いものじゃないと思いつつも、その廻り廻った「良い今」を一体どれだけ出会って何回「満足」出来ただろうか?
その場しのぎは良くないにしても、「良い」と感じられる、感じられた「その場」どれだけあっただろうか?
満ち足りた瞬間はいつでも、この満月の様に、ほんの一時だけ。不幸は幸福の倍長いとさえ言われる中で、やはり「今、満たされて幸福だ」と感じられる瞬間は大切である。
欠けて行く事を考えたら満ちては居られないし、満ちていけない。欠ける事、欠けて行く事も総てを受け入れて尚、「満ち足りた気持ちである」、「幸福である」と感じられるのが1番良い。そんな人に成れたなら良いと思うが、心も肝も小さいヘタレソツネイラな私には絵空事でしかない机上の論理。
いつまでも満ちては居られないなら、今、この時満ち足りた事を実感し、次に巡る満ち足りた時に繋げ続けたい。
以上、Mind Feeling0825-2 やって来た満月8月2010年の続編的に投稿。
(篠原美也子『満月』1993年 より引用)
満ち足りて居るから、黙って居られる、そんな気がする今夜の満月。
今さえ良ければ良い、なんて考えて良いものじゃないと思いつつも、その廻り廻った「良い今」を一体どれだけ出会って何回「満足」出来ただろうか?
その場しのぎは良くないにしても、「良い」と感じられる、感じられた「その場」どれだけあっただろうか?
満ち足りた瞬間はいつでも、この満月の様に、ほんの一時だけ。不幸は幸福の倍長いとさえ言われる中で、やはり「今、満たされて幸福だ」と感じられる瞬間は大切である。
欠けて行く事を考えたら満ちては居られないし、満ちていけない。欠ける事、欠けて行く事も総てを受け入れて尚、「満ち足りた気持ちである」、「幸福である」と感じられるのが1番良い。そんな人に成れたなら良いと思うが、心も肝も小さいヘタレソツネイラな私には絵空事でしかない机上の論理。
いつまでも満ちては居られないなら、今、この時満ち足りた事を実感し、次に巡る満ち足りた時に繋げ続けたい。
以上、Mind Feeling0825-2 やって来た満月8月2010年の続編的に投稿。