

1995年の篠原美也子のシングル『名前の無い週末』を、聴いてみる
月末の終末時に、流すナンバーとしても、重なり合うものは、多数。

終わり そして、続き行く…今は、その続き行くものが、見えないけれど。

篠原美也子“Dear” を、アルバム『河よりも長くゆるやかに』(1995年)より、聴いてみる。
何も遺せなくても、残せなくても、今日と言う24時間は、流れ去っていく。

結果の出なかった日常に、吹く追い風で、今日と明日を乗り切れたら、どんなに 良いでしょう。

篠原美也子の2001年のナンバー、“WIND IS GONE”を、アルバム『新しい羽根がついた日』(2001年)より、聴いてみる。
作者・作曲が、シンガソングライターであるアーティスト以外の人物となっているナンバーであることも、忘れ去られている?

福娘。『夏ノ花』(2003年)から、篠原美也子“CRAZY ABOUT YOU”(2003年)を、聴いてみる。
アーティストの思い描くその日に、くびったけ――な気持ちに、ちょっとなってみたり。

堕ちて敗れても、それでも続く日常に、セピア色の光を。

なすがままに、が、あるなら、思いのままに、気持ちのままに――もあって良いじゃないか、と、今夜感じながら、聴く1曲。

消滅せしものが、モノクロ画として残った物語を観る気持ちで、セレクト。