オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

オーストラリアの誕生日パーティー

2024年06月17日 18時32分04秒 | オーストラリア

2日程前のブログに、壁に掛ける飾りを作りに市の文化センターへ行って来たと書きましたが、、、その時の講師で、ドラゴンボートクラブの友達でもあるヘザーから、その日の夜に僕のフェイスブックに友達リクエストがあったので、、、フェイスブックでも友達になったのですが、直ぐに、「来月私の60歳の誕生日のパーティーを家でするから奥さんと一緒に来ない?」と誘われました。

折角だけど来月は4回のスキー旅行があって、月の半分くらいスキーをしているので、、、ちょっと無理かも、、、。と思ってカレンダーを見ると、ちょうど前日にスキー旅行から帰ってきて、その日は空いています。「ラッキー!」と思い、他の出席者もチェックしたところ、、ボートクラブの友達も出席するようなので、、、「はい、喜んで参加します。」とをメッセージを送りました。

そして、誕生日パーティーを面白くする為に、大抵主催者はテーマを決めるのですが、、、ヘザーのパーティーにもテーマがあって、、、そのテーマとは、「ラスベガス」です。そう、アメリカにあるカジノで有名な、ラスベガスがテーマですから、、、パーティーに来る人は、そのテーマに合わせた仮装をしてくることが、求められています。

なので、、、ラスベガスにいる人のような、、、ド派手な服装を来て行こうと、、、これからひと月、ヘザーの誕生日までに古着屋か仮装の衣装屋で、ド派手な服装を探して、、、準備しようと思います。

「何か面倒くさいな、、、。」と初めは思いましたが、、、考えたりググったりしている内に、どんな服装をしようかとワクワクしてきました。

ヘザーは、僕より少し遅れてドラゴンボートクラブに入会しましたが、、ほぼ同期。それに僕と同じように筋トレなどをして体を鍛えていて、同じような年齢の子供達がいますから話が合うので、トレーニングで会ったらお喋りをする友達です。でも、彼女の自宅での誕生日パーティーに招待してくれた、ということは、、、余程、僕が信頼出来る友達として認められたというか、、、「これからもボートクラブで、友達として宜しくね。」という意思表示をしてくれたようです。

僕の他にもドラゴンボートクラブから3人が招待をされていて、、、僕も彼女達と友達ですから、、、僕と妻がポツンと取り残される心配はなさそうです。

と言うのは、、、主催者はよく知っているのですが、主催者以外に知っている人が誰も来ていないというパーティーに行ってしまったことが今までに何回かあるのですが、、、特に、数十人が集まる大きなパーティーでは、知っている人同士(友達、家族ごと)で幾つかの輪になって話しますから、、、僕だけ一人、または僕と妻と二人だけ輪に入れずに残されてポツンとなってしまって、、、その場合は非常に辛いものがあります。

というのは、、、主催者は何十人の招待客の食べ物や飲み物の準備、挨拶などで忙しくて、一人でいる人の相手をする時間はありません。かと言って、折角招待されたので、直ぐに帰ってしまうのは失礼ですから、食事が終わるまで帰る訳にも行かず、、、どの輪も知らない人で、盛り上がっていますから、、そんな所には、入るに入れないし、、、。大きなパーティーの場合、50人、100人とお客さんがいると、主催者と話すのは挨拶くらいですから、、、。他にも同じように浮いている人がいれば、まだ救われるのですが、いない場合は完全に浮いてしまって、、、穴があったら入りたい状態になってしまいます。たまに誰かと目が合うと、「あの人、独りぼっちで可哀そう、、、。」と憐れみの目で見られるくらいです。そうなると、顔は硬直してしまい、益々誰も話しかけてくれないという地獄のような悪循環に陥ってしまうのです。

以来、パーティーに招待された場合は、必ず、他にも知っている人がそのパーティーに来るのかどうかをチェックしてからパーティーに出席するのかどうかを決めるようになりました。

ただ、こちらでは友達の友達は、友達でしょ?という感じで、パーティーでは知っている人とだけお喋りするのではなくて、積極的に知らない人ともお喋りをすることがパーティーを楽しむコツです。知らない人とでも一時の会話を楽しめば良いのです。全く知らない人ではなく、どの招待客とも、共通の話題が少なくとも一つ(参加者を知っていること)がありますから、何かしら話すことはあります。知らない人と話すのも楽しいですし、ひょっとしたら友達になれるかも知れません。

妻との馴れ初めのブログで書きましたが、、、僕が妻と会ったのも、友達主催のパーティーでした。殆ど知らない人ばかりでしたが、、、その女性と話したことで、結婚することが出来たのです。

ヘザーのパーティーには、、、四十数人くらいが集まるようですから、、、大きなパーティーになりそうです。普通の家に40数個の椅子はありませんから、座る所は限られていて、、、カーペットがあれば座ることもできますが、、、板の間の場合は、ずっと立ちっぱなしになりそうです。

オーストラリアでは、子供だけでなく大人も自分の誕生日に家族や親戚、友達を呼んでパーティーをすることがよくあります。特に人生の節目である18歳又は21歳(成人祝い)の他に、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳、80歳など、、、ほぼ10年ごとに盛大なパーティーをすることが多いです。場所は自宅でする場合もありますが、アパートなどに住んでいると狭すぎて何十人も入れませんから、、、レストランを貸し切りにしたり、近くの公民館を借りたり、大きなホテルを予約したりと、予算に応じて色々です。

僕の子供達が小さかった時には、家で誕生日パーティーをしましたが、、、最近では家族で外食をして祝うことが多いです。娘は何度か友達数人を家に呼んでパーティーをしましたが、息子は内向的な性格からか、友達を招いてパーティーをしたことはありません。妻の誕生日は家族で祝う他に友達と出掛けたりしています。

僕は友達を招待する誕生日のパーティーは、今までしたことがないです。多くの日本人はそうだと思うのですが、自分の為にわざわざ人に来て貰って誕生日を祝ってもらうことに抵抗があるというか、かえって迷惑になるんじゃないか?それに、自分のパーティーで緊張して上手くスピーチが出来なかったら、、、皆の前で恥をかくのは最悪ですよね。自分のパーティーに沢山の人を招待するなど、、、余程の目立ちたがり屋がすることだと思っていました。

以前、オーストラリア人の友達に「何でオーストラリアでは大人になっても自分の誕生日パーティーをしたがるのか?」と聞いたところ、「家族やお友達をみんな集めて楽しむ為の口実だよ。」と言われて、成るほど、、と思ったことがあります。

誕生日パーティーに友達を招待するということは、「あなたは、唯の知り合いではなくて、私の大切な友達です。今夜は他に招待している友達や家族と一緒に飲んで食べて、歌って踊って、お喋りして楽しみましょう。」と招待した人全員に言っているようなものです。つまり、誕生日パーティーをすると、主催者と招待客の友達としての繋がりが、より深められるのです。

妻は僕より誕生日が早くて、今年の年末に60歳になります。妻も僕と同じで友達を家に招待しての誕生日のパーティーはこれまでしたことがなかったのですが、、、今度の誕生日は人生の大きな節目ですから、妻の友達を集めて誕生日のパーティーをしてみてはどうかと今晩、夕食の後で提案したところ、、、。

「お友達を呼ぶのなら、リビングと階段のカーペットを新しく替えないと、古いカーペットでは恥ずかしいわ。壁にはペンキも塗って、シャワー室も直さないと、、。それに暑い日かも知れないからエアコンも買って取り付けないと、、、。パーティーをするなら、その前にやることが色々ありすぎて、ストレスだわ、、、。 それに、食べ物や飲み物など心配することが多すぎて無理よ、、、。」などと、パーティーをしたくない理由を色々並べて、、、乗り気ではありませんでした。

ですが、僕の60歳の誕生日には、、、友達を呼んでパーティーをしてみようかな?と思い始めました。それとも妻と僕の誕生日を合同で祝うか、ですね。合同なら、どちらかの誕生日に拘る必要はないですし、、、。ただ、妻にとっては非常にストレスになると思うので、、、どうなるのか分かりません。

ということで、、、今日はオーストラリアの誕生日パーティーのお話しでした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


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