オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

避暑移住が起こる予感

2023年08月22日 18時33分13秒 | 海外移住

今朝は朝から雨が降ったり止んだりの寒い一日でした。ただ、寒いと言っても、最高気温は16度でしたから、山に雪は降る程寒い訳ではなく、やはり今年は暖冬のようです。

今年は日本の夏が異常すぎて、5月頃から夏のような天気になって、気象庁の長期予報によると、今年の秋の訪れは例年より遅くなるとヤフーニュースで読みました。日本では、春と秋が短くなって、1年は四季がなくなり二季になっていると。

つまり、日本は気候的に、住みにくい国になっているようです。

僕が心配するのは、エアコンがなければ、命の危険があるという場所に住むことは、大変なリスクではないかということです。エアコンが故障したり、停電が起こったりすることは、いつか必ず起こることです。もし、真夏に大きな地震が起きて、停電が何日も続いたら、どうなるでしょうか?病院に行っても、エアコンも作動しない状況では、地震による死者よりも、熱中症による死者が何万人も出るのではないでしょうか?

今年の夏の様に、これから毎年猛暑が続くのであれば、日本の富裕層の人達や、リモートワークが出来る会社の人達は、夏の間だけでも涼しい場所へ移住するのではないかと思います。つまり、軽井沢(海抜950メートル)などの海抜が高い高原の避暑地は、猛暑からの避難民で溢れかえり、バブル崩壊後、下落していた地価は再び高騰を始め、海抜が千メートル以上の山間部では、新しい別荘地が開発されるのではと思うのです。

山間部だけでなく、緯度の高い北海道も、これからは避暑の為の移住先として、かなり有望ではないでしょうか。今までは、冬の厳しい寒さで北海道は人気がありませんでしたが、これから北海道の海抜の高い山間部の町は、避暑地として開発が進むかもしれません。

最後に、北半球が夏の間、特に、6月から8月までの3か月間は、オーストラリアの南部やニュージーランドは冬ですから、猛暑からの避難民(避暑移住民)たちが、ビザなしで滞在できる最長3か月間、避暑に訪れるようになるかもしれません。

そうなると、メルボルンやシドニー、タスマニア州などでは、毎年、冬になると、北半球の猛暑からの避暑移住民で賑わうリゾート地になるのではないでしょうか。折角、冬の南半球に来たのだからと、スキーをしに来る避暑移住民は多いはずです。

今冬、ホッサム山のスキー場で、海外からのスキー客に何度も出会ったのは、その前兆なのかも知れません。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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