オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

メルボルンは暖冬

2023年08月09日 17時57分50秒 | 牧場生活

日本各地では台風や猛暑で大変だそうですが、、、こちらメルボルンでは例年より暖かく暖冬になっています。いつもの冬でしたら雨が降ったり止んだりの寒い日が多いのですが、今年の冬は雨が少なく、晴れの日が多いです。

皆様、御察しの通り、暖冬で困るのはスキー場とスキーヤーです。雪が降らなければスキーが出来ません。

ホッサム山の積雪量の推移のグラフを見ると、、、平年(赤い線)に比べて、今年(緑の線)は、シーズン初めは良かったのですが、、、その後雪が降っておらず、下降線を辿っています。なので、このまま雪が降らなければ、大変残念なスキーシーズンになってしまうことは想像に難くありません。例年ですと、この時期は1メートル程の積雪があるのですが、今年は40センチしかありません。40センチなんて、1週間も暖かい日が続けば溶けてしまうレベルです。

今年の秋ごろには「グイニア山へスキーに連れて行ってあげる。」などと友達を誘っていたのですが、標高が1500メートル程のグイニア山には殆ど雪がなく、標高が1800メートル程のホッサム山でも40センチしか雪がありません。

幸い、スキー場には人工降雪機があるので、夜間、気温が氷点下2.5度以下で湿度が低ければ、人工雪を作ることも可能だそうですが、折角雪を作っても雨が降ったり、気温が高かったりすれば直ぐに溶けてしまうでしょうし、、、この冬はスキーヤーにとっては、非常に残念な冬なのです。

そして、この暖冬が、例えば、10年に一度の異常気象なら、まだ納得できるのですが、これから毎年暖冬が続いたらと考えると、非常に恐ろしいというか、、、悲しくなるのは僕だけではないハズです。

地質学的に見ると、僕らがいるのは間氷期だとか。つまりいつ氷河時代になっても可笑しくはないと聞いたことがあります。もし氷河期が来てくれるなら、、、世界中で起きている、温暖化を中和してくれて少しは日本の夏も涼しくなるだろうし、オーストラリアのスキー場にも雪が降ると思います。

人工的に核の冬を作るのはどうでしょうか。つまり、世界には何万発かの核爆弾があるようですが、、、古くなった核爆弾を安全な海の上などで、どんどん爆発させて、人為的に小規模な核の冬を作れば、温暖化の問題は簡単に解決するのではないでしょうか。

多くの人間が地球上に住んでいますから、二酸化炭素を排出するのを止められるはずはありません。ガソリン車を電気自動車に変えたって、2酸化炭素の排出量は殆ど変わらないのではないでしょうか。それに、人間がいなくたって、地球が温暖化したことはありますし、海抜が何十メートルも高かったことがそう遠くない過去にあります。

早く氷河期になって欲しいと祈るばかりです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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