健康診断ブログ

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学習する組織

2022-11-21 05:43:04 | 社員向けメルマガ転載
東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

毎週月曜に社員向けのメルマガを書いて、もう16年目に入りました。
今週も、そのメルマガを転記します。

11/19、京橋健診の創業者である会長の高橋洋郎が逝去しました。
安らかに眠ったまま息を引き取りました。
私達京映会も一つの区切りを迎え、新たなスタートです。
創業者の意思を引き継ぎ『笑顔と人の和』で頑張っていきましょう。

私達京映会の経営の根幹は『笑顔』です。
会長が最も大切にしていたのも『笑顔』です。
ですから経営理念の一番目は『笑顔と人の和』です。

朝礼で『笑顔』のことを話してください。
パートさんも笑顔になれるようにしていきましょう。

今日は、経営理念の二番目『学習する組織』についてです。


学習する組織
       
仕事で学ぶべきことは、たくさんあります。
これで十分という終わりはありません。なぜなら、世の中が進歩するからです。

20年前は、パソコンやメール、ケータイを使わなくても仕事ができました。
今では、どうやって当時仕事をしていたのか思い出せません。
仕事のやり方がどんどん進歩しているのです。進歩に合わせた勉強が必要です。

仕事の基礎から最新情報まで、多くのことを勉強している会社はたくさんあります。
しかし、一方で、間が抜けていることをしている会社もたくさんあります。
それは、一生懸命勉強しながらも、同じ間違いを何度も繰り返している会社です。

様々なことを学ぶことは、よいことではあります。これが進歩に繋がるからです。
しかし「また同じ間違いをして!」を何度も繰り返している組織は進歩しません。
今できることを確実にできる力があってこそ、新しいことが身につくのです。

失敗やミスの事例集は「宝の山」です。
間違いが起きないような仕組みを作ればミスが減ります。
そのミスの情報や再発防止策が共有されれば、誰もが間違えなくなります。
「確認を徹底する」ではダメですよ。人に頼らず、仕組みを残してください。
新しい人が入ったときでも、仕組みがあれば間違えません。
配置転換で、人が入れ替わっても、仕組みは残ります。

私達京映会の事故報告書(トラブル事例報告書)は貴重な財産です。
「対応」「原因」「改善案」と書く欄があり、仕組みを作るツールになっています。
指示書に過去のミスが表示され、同じお客様で同じミスをしないようになっています。
過去の失敗を二度と繰り返さないで共有する「組織で学習するツール」なのです。

『確認を徹底する』などの精神論では、改善はできません。
同じ間違いをしない改善案である『仕組み』を考え、情報共有してください。

情報共有するということは、会議で皆で話し合うということです。
「事故報告書を書いて終わり」では『学習する組織』とは言えません。
皆で共有するのです。皆で改善するのです。皆で仕組みを定着させるのです。

間違いの繰り返しをゼロにするだけで、相当強い会社になるはずです。
事故報告書の中の改善案を話し合うことを会議の議題にしてください。
事故報告書の中の改善案が効果があったかを会議で確認してください。
事故報告書の情報を共有するだけでも、相当強い会社になるはずです。

一度間違えたら、同じ間違いをしない『仕組み』を考え『組織』で共有する。
そんな間違えや失敗を『組織』で『学習する』会社こそ、真に強い会社なのです。

私達京映会の経営理念は『学習する組織』です。




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