健康診断ブログ

みなさん健康診断受けていますか?

多能工を育てる

2022-04-04 09:43:07 | 社員向けメルマガ転載
東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

毎週月曜に社員向けのメルマガを書いて、もう16年目に入りました。
今週も、そのメルマガを転記します。

常にお客様のほうへ顔を向けましょう。
資本主義の利益の源泉は、差別化、差異性です。
同業他社がやりたがらないことに活路があります。

お客様を第一に考え、健康を通じて社会に貢献する。
それを『笑顔』でやっていくのが私達京映会です。


多能工を育てる

私達京映会の強さの秘訣は『差別化』と『多能工』です。

サッカーで「FWしか出来ない」選手は、ずば抜けた『天才』以外はチームを転々とします。
もっと上手い選手がチームに入ると出場機会がなくなってしまうからです。
複数のポジションが出来る器用な選手は出場機会も増え、長くチームに留まれます。
野球でもそうです。スター(天才)選手ではないが、長年チームに貢献した選手っていますよね。
マルチプレイヤー(多能工)は、とても重宝されます。

仕事も同じです。10年後には、今の仕事の半分は無くなってしまうといわれています。
昔は宴会の看板や宛名書き等、書道専門の社員がいましたが、今はコンピュータがやってしまいます。
医療事務も簿記も統計も、専門家と名の付く仕事の多くがコンピュータに置き換わっていきます。
コンピュータ化は専門家を必要としなくなりますが、多能工であればいつの時代でも通用します。

私達京映会の力の源泉は『差別化』と『多能工』です。
健診部員が営業をするように、健診現場以外のこともできるようになりましょう。
情報管理部も同様です。多能工を目指し、他のことができるようになりましょう。
介護事業部も同様です。仕事の幅を広げるか、+αのサービスを考えましょう。

社員教育とは、様々な仕事を経験させローテーションを繰り返す事で、幅広い視野を育てる事です。
一つの仕事を任せ続けて専門家(プロフェッショナル)にするのは、教える手間も少なくて楽です。
しかし、幅広い視野が無ければ、差別化も効率化も出来ません。
人を育てる時は『専門家』を作らないようにしてください。
専門家が多くなると、自分の仕事を守るために壁を作り、効率がとても悪くなります。

一人が特定の仕事を継続して担当すると、十分な時間をかけて業務を習得できるメリットがあります。
しかし、担当者しか把握していない事が多く、担当者不在のときに業務が滞るデメリットがあります。
「誰々がいないと解らない」状態です。これを「○○さんしか解らない」=『しか問題』と言います。
組織として活動するという事は、この『しか問題』を無くすということです。
組織活動とは、誰が休んでもリカバリー出来る状態にしておくことなのです。

仕事人生は長いです。会社は人生の半分以上を過ごす場所です。
教える方は、専門家を作る方が、教えることが少なくて楽です。
しかしそれでは、幅広い視野が持てないし、本当の仕事の面白さも伝わりません。
社員教育の際は、目先の仕事ではなく、長期的な視野に立つ教育をお願いします。

人材は人罪・人在・人財と書けます。組織力で『人財』を育てていきましょう。
それが、私達京映会の経営理念である『学習する組織』です。

私達京映会の力の源泉は『差別化』と『多能工』です。『多能工』目指していきましょう。




巡回健診・施設健診・介護事業の京映会 
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