
いつだったか、蝉の抜け殻の種類から自然度を調査していると新聞が報じていた。
京都での定点観測の結果では、シャアシャアシャア…とあのかまびすしき鳴き声の主の数は減っていると指摘している。
寺の大門を入ったすぐ西に泰山木がある。高木の太い幹には縦列で、数珠つなぎの有様で、よく見れば幹のぐるり至る所に爪をたてたままの抜け殻が見つかったものだった。根元の地面には穴が開いていて…。あれほどいたのに、それがここ数年以上にわたってほとんど見られない。
あちこち探し回った。阿弥陀如来に見守られた梅の古木、中はすっかり空洞化してしまったが、こんなところからこの世に姿を現したものがいたようだ。
青白く燃える霊魂が大屋根を這うように移動して本堂の中へ消えた、かつてそう話してくれた人もいた。出たり入ったりと現世は多忙だけれど、阿弥陀さまはいつも穏やかに迎えとっていてくださるだろう。
またひとつ、母の年齢に近づいていこうとしている…。
ウオーキング前の時間です。
さて、福岡では、ほんとに1週間以上も遅れて
やっとくま蝉が鳴き始めました。
kei様~お誕生日~近し..ですか?
最近はまるで矢のように巡ってきますが、幾つになっても
誕生日は良いものですね!
でも、泰山木や梅の古木からはみ出るセミの姿が見られるのはいいですね。
また一つ・・・。
感慨深い一日となるのでしょうか。
まだまだこれから。ある意味新たなスタート!!
先ずは暑さを元気に乗り越えて・・・ですね。
ずっと続いてらっしゃるウォーキング、生活のリズムになってしまうと苦にならないのでしょうね。
例年なら朝から見事なせみ時雨ですが、やはり心なしかおとなしめです。
またひとつ齢を重ねました。何が変わるということもありませんが、
これまであまり縁のなかった分野に少し気持ちを向けてみたくなっています。
とりあえずこの一年は、と今日をきっかけにと言うところです~。
またひとつ歳を重ね、今までとは少し違ったことで目一杯試してみたくなっています。
まずは楽しんでではありますが、本気で楽しんでみます。
いくつになったんだか、てなところです。