![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/7c/16db490b1da8c47dc6af0aa643d27459.jpg)
18世紀に整備されたという鷺ノ森神社の参道で立ち止まり一息ついていると、はらはらと肩に触れて落ちた1枚。綺麗だとは言えない桜もみじは、もうおしまい。1.5センチほどの小さなどんぐりも3つ拾って、ポケットに入れて持ち帰った。そして、こんな句を見つけた。
拾ひたる椎の実のある読書かな 千葉 晧史
『空にみずうみ』(佐伯一麦著)に続いて『還れぬ家』を読んでいるのだが、後先になってしまったのは著者、著書を知らなかったから。これもあと少し。明日からは読書週間が始まる。もう1作と思って、3作目に『鉄塔家族』を準備した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/94/53158ed0f3a889ef0809c093f29817bb.jpg)
私小説といわれる。「自分の内面をほじくり出して暴いていくのはあまり得意ではない。自分を取り巻いているものを書くことによって、自分というものを描けないかと思います。」「人間というのは80歳ぐらいの老人になっても矛盾のかたまりなわけだよね。私小説というのは自分も含めた人間の持つ、割り切れない矛盾を、そのかたまりのままにだせるんですね。こんな人間もいるんだから…と」「10で割ったら9余ってしまうようなものをどれだけ込められるのか」などと佐伯一麦さんは語っておられた。
「些細とも思える日常の出来事を通し、じわじわと生命の匂いが漂ってくる。外界のあれこれに興味を持ち、みつめ、いとおしむことができるのがまさに生の証なのだ。」
書評の一部だが、佐伯作品と私をつなげてくれた発端だった。
紅葉に劣らぬ美しさを見せるい赤い木の実。
私も落葉を広い、本に挿みます。
ウオーキングをしているとかさこそと
桜紅葉の落葉がたくさんです。
次回の俳句のお勉強は季語は「木の実」
秋はしみじみと季節の余韻を楽しめますね。
殆ど初めての方が多いです。
調べてみないと気が済まないので
現代の俳人、和雑貨デザイナーと知りました。
多才な方ですね。
書物に落ち葉、ドングリ、この句にピッタリの
素敵な写真です。
Keiさんの感性もまた素晴らしいです。
佐伯一麦氏の作品は短編集を持っていますが
全く記憶にありません。情けないことです。
↓見事な芒ですね
こんな美しいのは見たことありません。
なんでしょう、この時刻…。早朝というにも早すぎて、やはり夜中?
ずっと起きてらっしゃった、ということではないでしょうけど。
木の実もいろいろな種類があって、いちいち覗いては拾い、虫食いでもあればポイっと・・・。
身近な自然にもたくさんの楽しみがあるようです。
「木の実」、どんな句を詠まれるのでしょう。
落ちてきたところだからと、この1枚をゲット。
上っ面ばかりとらえて1枚の写真ですが、詠めそうで詠めない1句が気に入りました。
多才。多彩ですね、柔軟な感覚がおありなんでしょうね。
書評に出会いがありました。
いろいろな文学作品からの引用があって、それに現実や過去を重ねて思いが描かれる部分も興味深く読めます。
気に入った言葉や表現、簡単なメモなどは残すようにしていますので、
それが頼りでまたページを開きます。
読むのが遅くなりました。何度も同じところを読んだりしていて、進まないことも。
五木寛之氏の著書のご紹介文など拝読しています。
音楽に親しまれる時間も素敵ですね。
天満敦子さんの公演が来月近くのコンサートホールであるんですよ。