
「助けて! keiさん!!」
こんなことばをもらったのは初めてのような気がします。
「まあまあ、落ち着いて~」と言うのですが、「もう切れそう」というばかり。「法事の考え方や価値観が違う親戚にふりまわされるのに耐えられない」と興奮ぎみです。もっと具体的に聞かせてもらわなければなんとも返しようがありません。(聞いてもさして変わり映えしませんが)
一軒の家でも、老いた両親が何やら違う宗教に凝りだして、若いモンだけが寺で月参りや法事を勤めている例はあります。価値観の違いってなんでしょうね…。どんな支障が起きているのでしょう。ホトケさんごと、いがみ合いを棄てて集い、仏縁の一日を感謝し合えないものなのでしょうかね…。
M子さんもかちんこちんにならず、いつもと違うスパイスを一味加えてみるくらいに考えれば、変わった価値観が案外いけるかもしれませんよね。
どなたの法事かわかりませんが、長男の夫が飾りものだとお怒りなんです。「夫に代わって私がほかの宗派について調べようと思って」って…。あら~…。「kei さん、宗派はいろいろあるんでしょう?」「そりゃね~」 ほんまに、一体何が問題なのでしょうか…。
しがらを断つことはできませんわねえ。
楽観的なことしか言わない私のような人間に、愚痴を聞いて欲しいと言ってくるM子さん。たまった胸の内を吐きだして、頭をからっぽにすれば落ち着くのではないでしょうか。
見てください。こんなきれいな花が足元に咲いているんですよ。コモチマンネングサというらしい。小さくてもキラリッ! 笑って、美しく美しくいきましょう、な~んて。
時々コメントしていますが、亡夫は洗礼も受けたキリスト教徒、実家は浄土真宗。
両親は大らかと言いますか、あまり真剣に考えないのか
結婚のとき夫が受洗していると言っても何の反応もない感じでした。
今の日本でどれだけの人が宗教を深く考えているでしょうか?
私もその一人です。
M子さん、きっと真面目な方なのでしょう。
何事にも真剣に向き合われる方なのでは?
他の「宗派」の内情までは詳しく知りませんし、また、私に何を求めているのか…。
先祖の、身内の法事でもめないでほしいですね~。
やがて誰もが立場を変えていくのに、など思ってしまいます。
宗教とは思想ではない、と遠藤周作さんが書いておられました。
私は育った環境や置かれている環境から自然と身に備わってきたような感覚が頼りです。
何かの力で動かされていると感じるのも、きっとそれです。
私が口をはさむことではありませんよね。
しっかり、気のすむように聞いてあげようと思っています。
彼女のお母さんに認知症が出ていて、せわしげな毎日を時折話してくれますが、余裕がなさそうです。
一生懸命になり過ぎているのでしょうね。
最近韓国に旅した友人から聞きましたが、試していません。いつも引っこ抜いている庭のコモチマンネングサですが、韓国では市場で売られているとのこと。サラダにして食べるそうです。
ネットで見てみると、やはり食べている人がいました。シャキシャキしておいしそうですが、試そうという気分になれなくて困ります。
私はあまり馴染みがなくて、きれいだなと思って写真に収めました。
おまけに、今度少し頂戴してこようか?と思ったのでした。
確かに、しゃきしゃき感を予想しますね。
「困ったことがあるの、どうしたらいいか」
宗派の違う仏壇を家の中に二基並べておいてもいいかとのことでした。
長女だった彼女は実家の両親が亡くなったので婚家に仏壇を運んだのだそうです。
今ご主人の新しい仏壇を用意するのだが、宗派の違う仏壇を並べておくのは落ち着かないとのことでした。
keiさん、どうしたらいいものでしょうね。
「並べていてもどちらも丁寧に拝んでいたらいいのでは」
とは言ってきましたが、少子化、核家族となれば当然出てくる問題だと思って帰りました。
十数年前までは考えられないことでしたね。
とんだところに大きな「しがらみ」が見えてきました。
ちかいうち、また訪ねてみようと思っています。
落ち着かないなら落ち着くように、としか私などは申し上げられません。
お守りする方のお気持ちが問題ではないでしょうか。
気にしてない方もおいでですよね。