
5月27日 中外日報創刊120年記念で開講されている「宗教文化講座」に参加した。
本年度2回目。「千日回峰行のこころ」と題した千日回峰行者・光永覚道氏によるお話を、時に声を立てて笑いながら耳を傾けた。
悟りに近づくために行う修行の厳しさをお話であるにもかかわらず、ユーモアを感じる言葉の選び方。この楽しさを、氏は「法話は漫才の始まりというようですが、笑ってもらってなんぼと思って…」と気さくにおっしゃる。
つい2日ほど前の友人との会話の中で、友人からは「お説教や講和が発展して落語になったと思っている」などと聞いたばかりだった。そして、このやり取りの中で、長らく忘れていた策伝さんのこと、京都の新京極にある誓願寺の僧・安楽庵策伝の『可笑記』のことを思い出させてもらうことになった。講演会でも氏の言葉に触れることができ、この話題の重なりは、ちょっぴりうれしい出来事だった。
第5回河合隼雄学芸賞に選ばれた釈徹宗氏の『落語に花咲く仏教ー宗教と芸能は共振する』。仏教の教えが笑いに通じ、庶民の共感を呼び起こす特徴に迫った作品、拝読してみたいと思っている。
講演後いったん帰宅し、娘家族の所へと向かう。
霊山寺の住職様も比叡山で修行された事があり、それはもう空腹との闘いだったそうです。千日回峰行につて今度 尋ねてみます。
霊山寺の祖聖さんはクラシック 実家のお寺さんは舞踊、…芸能に縁があります^_^
その本、私も読みたいです。
りらさんが施餓鬼のお講当番を担われた日に霊山寺さんを教えていただきました。
比叡山は法然上人も親鸞聖人も、仏教史上名を残す多くの僧が修行されたお山、毎日眺めております。。
対面しながらお話を伺えるなんてすばらしい機会ですね。
光永圓道大阿闍梨の写真展で求めた『千日回峰行を生きる』も心に残る一冊です。
釈撤宗氏は真宗派の僧侶でいらして、親しみを感じます。
比丘尼と歌念仏のことに若い頃関心を持ったことがありましたので拝読してみました。
芸能と宗教。音楽、語り、舞踊など、古来宗教性がありますよね。ぜひ一読なさってみてください。
お返事が遅くなり申し訳ありません。