三日続きの雨。なんとも寒い。
府立植物園の西側、賀茂川に沿った半木(なからぎ)の道の枝垂桜や、加茂街道沿いの桜並木が色づいていた。最近は山全体の明るさも増している。
夕刻の雨の止み間。ここの桜はまだこれから、3日見ぬ間に…ということもあるまい、花は待っていてくれるだろうなと、勝手な期待を込めて車で走り抜けた。桜の名所も数々あるが、この季節の加茂街道は好きなのだ。
家に戻ると、玄関出の間に、薄い紫色の包装紙にくるんだ菓子折りよりは大き目の包みが置いてあった。
「御用でお越しの方はお名前を・・・」
訪問者がわかるようにと、メモを添え用紙と筆ペンを箱に入れて上がり框の脇に置いておくことにしている。婆様の発案であった。
一人でいると来客の声に気づかない、ピンポンも家中には行き届かず場所によっては聞き落とす。大声の威力も半減した。返事はすれど出て行くのに時間もかかる…、もろもろの負の事情が婆様に重なってきたからだ。
来客には、とにもかくにもまずは返事!婆様によく言われたものだ。奥からでも大声で!声だけでも顔を出せ?実家ではこれとはまた逆、そんなところから大声出すなとよく父に言われたものである。ただやはり血は濃いのか、私は大声を出すエネルギーをためらうぶん、全速力のつもりで駆けつけているが。
で、この包みの置き主様がわからない。「開けてみれば」「待て待て明日まで待て」
ま、これだけのこと。
春先のミステリーなんてほどのことでもないか。どなたさん? メモさえあれば…。
府立植物園の西側、賀茂川に沿った半木(なからぎ)の道の枝垂桜や、加茂街道沿いの桜並木が色づいていた。最近は山全体の明るさも増している。
夕刻の雨の止み間。ここの桜はまだこれから、3日見ぬ間に…ということもあるまい、花は待っていてくれるだろうなと、勝手な期待を込めて車で走り抜けた。桜の名所も数々あるが、この季節の加茂街道は好きなのだ。
家に戻ると、玄関出の間に、薄い紫色の包装紙にくるんだ菓子折りよりは大き目の包みが置いてあった。
「御用でお越しの方はお名前を・・・」
訪問者がわかるようにと、メモを添え用紙と筆ペンを箱に入れて上がり框の脇に置いておくことにしている。婆様の発案であった。
一人でいると来客の声に気づかない、ピンポンも家中には行き届かず場所によっては聞き落とす。大声の威力も半減した。返事はすれど出て行くのに時間もかかる…、もろもろの負の事情が婆様に重なってきたからだ。
来客には、とにもかくにもまずは返事!婆様によく言われたものだ。奥からでも大声で!声だけでも顔を出せ?実家ではこれとはまた逆、そんなところから大声出すなとよく父に言われたものである。ただやはり血は濃いのか、私は大声を出すエネルギーをためらうぶん、全速力のつもりで駆けつけているが。
で、この包みの置き主様がわからない。「開けてみれば」「待て待て明日まで待て」
ま、これだけのこと。
春先のミステリーなんてほどのことでもないか。どなたさん? メモさえあれば…。
今日はようやく朝からお日様が、でも寒さが身を引き締める。心地いいと言えるのかどうか。
加茂街道の桜並木、ええんでしょうね~。
一度拝みたいですよ。三日は待ってくれるように…ですね。
色んな人が出入りするお寺さんという場所。
それなりの工夫がされていれも、なかなか人というものはこちらの意図を汲んでくれないところがありますね。
そっかー、声はともかく、先ず駆け付ける…。これもお家はんの仕事の一つですね。
私なら大喜びですが。
「春のミステリー」解決しましたか?
私もピンポーンと聞こえると走り出す癖を直さないと、
そのうち転んでひどい目に遭うと思います。
土砂降り、真冬並みの寒さのなか横須賀~鎌倉へ行き春なのにひどい目に遭ったものですから・・・
龍馬関連のこと、今日も「池田屋騒動」です。新選組が襲撃したあの池田屋事件の舞台跡、居酒屋になっているのですがカセットボンベが爆発したそうです。
私が知る30年余、春夏決まった日にお参りにみえる家族がいます。子供3人連れた6人でが出会いの初め。ご夫婦だけになり、今年春分の日に会えませんでしたが、ご主人を家に残し一足遅れで奥様が息子さんとお墓だけにお参りされたようでした。立ち寄ったことの電話をもらいました。年月が経っていろいろな事情が出てきますね。
狭い道路ですが賀茂川に沿って大木の桜が続きます。比叡山が目に入り、北の山々、対岸に枝垂桜を眺め薄明かりの桜の下を通過する、車ではわずかな時間ですが、心弾む道です。
一度拝みたいものがいっぱいあって…、何日あれば回れるでしょうか。
一言メモさえ在れば、ですが連絡待ちは気にかかります。
は~~~いと言いつつ…。
顔を合わせてハーハーするのも今ひとつです。