京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

街を染め

2016年03月23日 | 日々の暮らしの中で

                                 上賀茂神社の御所桜、ちらっほらっと

昨夜、NHKでローカルニュースを見ていたら、京都タワーが朱色にライトアップされているのに気付いた。
タワーが従来のハロゲン灯からLED投光に変わったことは報じられて知ってはいた。

                  

なぜ朱色に? その疑問も今朝の新聞で理由が判明。文化庁の京都移転が昨日22日に決定したことを記念して、京都タワーと東寺とが朱色にライトアップされたのだった。



                                 賀茂川沿いの桜のつぼみ

移転に当たっては諸手を挙げての万々歳とはいかないさまざまな課題も挙げられている。

ところで、京都御苑内にある京都迎賓館は「調度品だけで100億円、建物は200億円」(京都府知事)だそうな。しかし、年に10回ほどしか使わないらしい。ロケット弾を跳ね返す屋根の構造、毒ガス浄化も可能な地下構造、玉砂利の下の仕組み等々。かつて、伝統美だけではない京の迎賓館についてのお話をうかがったことがあった。
文化庁の移転先は? 移転費用は? ー既存施設改修の想定で30億円と算定。では新築なら? こちらはセキュリティが問題?? 
それに、「文化振興」、地方独自の文化、…さてさて。
コメント (4)
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