京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 夏ぼけか・・・

2011年08月28日 | 日々の暮らしの中で
       息子が小学生のときの作品だ。
俳句・五七五の形式を知っているということは…、だが、何年生のときだったか忘れてしまった。
周囲を飾った花も彼の手で作られている。木綿の紐をほぐしてボンドで固めたりして花びらにしているのだ。花芯にビーズを置いて、実家の母との共同作業の部分もあっただろう。
Jessieが好んだきらきら糊が使われているが、ひどく変色してしまっている。

以前は九月一日が二学期の始業式と決まっていたし、今頃は最後まで残る宿題に終われた頃だったろうか。線香の空き箱を重ねて何にしたのだったか、息子の工作をお墓みたいだと冷やかされたらしい思い出。娘の感想や表現をうまく引き出してまとめた読書感想文が、コンクールで賞を得たことは快挙のひとつだ。親へのごほうびになった。

そういえば自分達のころには、朝の学習時間帯と午後には昼寝の時間が決められ、外へ出歩くのを止められていたものだ。眠れずに、流れる雲が形を変えるのをじっと眺めていたのを覚えている。姉弟三人がゴロンとしている懐かしい日は浮かんでくる。

晩夏から秋にかけて鳴く蝉を「寒蝉」というらしい。気付けばこおろぎが鳴いている。夜の涼しさまでもう少しのところだろう。
「昼と夜とが交互にやってきて交替する」なら、夏もいつの間にか過ぎて行くのも時の推移として自然な流れだ。

今日はNHKの大河ドラマを見たような見なかったような…、時どき目を覚ましていたはずだが。タヌキが出たって… ?

コメント (6)
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