野太い声が響き、素足にわらじ、若い雲水の二人が足早に角を曲がっていく。
最近はお布施をする人も減ったらしく、「朝からうるさい!」と寺に苦情の電話が入ることさえあると聞く。
午前4時半(遅くとも5時)、婆さまの朝の鐘つきの仕事も、絶えて久しい。鐘楼に近いお宅にとって、“早すぎる目覚まし鐘”はチョット?オオイニメイワクなことも多かっただろうと思い遣るけれど。やはり、朝からうるさい、と……。
「♪お寺の鐘が鳴る~」そんな情緒ははるか昔のことになってしまった。
臨済宗の本山が多い京都では古くから托鉢が根付いている。雲水の生活を支えるものでもあるのはもちろんだが、「自分を殺して頭を下げる修行でもある」と説明されている。
四月一日から五日まで、東本願寺では春の法要が勤まっている。
2011年(平成23年)宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要を控え、御影堂の修復工事は進み、内装も仕上げ段階。
阿弥陀堂へ移動するために、お堂を覆った素屋根が一部解体され、南側の破風を見上げることができる。竣工は間近い。
その御遠忌のテーマが「今、いのちがあなたを生きている」。
そして、御遠忌テーマソングが制作(公募)された。
「今、いのちに目覚めるとき」
1. 心が深く負う傷は 2. どうにも抑えられない
すぐに癒えないけれど 憎しみはあるけれど
その悲しみの淵から ふるえる思いの中から
私に呼びかけるものがある 私に問いかけるものがある
あなたはあなたでよいのだと あなた自身はどうなのかと
気づいた時から生きられる 問われたときから生きられる
このかけがえのない私に このかけがえのない私に
いのちが今、きらめく いのちが今、ときめく
3. 辛い涙に暮れる日は
決して尽きないけれど
私が絶望しても
私を見捨てないものがある
私を生かすはたらきに
目覚めたときから生きられる
このかけがえのない私に
いのちが今、かがやく
「宗教」にとらわれることなくかみしめられることば、心に深く響く気がいたします。
http://higashihonganji.jp/index.html (しんらんしょうにんホームページ)
最近はお布施をする人も減ったらしく、「朝からうるさい!」と寺に苦情の電話が入ることさえあると聞く。
午前4時半(遅くとも5時)、婆さまの朝の鐘つきの仕事も、絶えて久しい。鐘楼に近いお宅にとって、“早すぎる目覚まし鐘”はチョット?オオイニメイワクなことも多かっただろうと思い遣るけれど。やはり、朝からうるさい、と……。
「♪お寺の鐘が鳴る~」そんな情緒ははるか昔のことになってしまった。
臨済宗の本山が多い京都では古くから托鉢が根付いている。雲水の生活を支えるものでもあるのはもちろんだが、「自分を殺して頭を下げる修行でもある」と説明されている。
四月一日から五日まで、東本願寺では春の法要が勤まっている。
2011年(平成23年)宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要を控え、御影堂の修復工事は進み、内装も仕上げ段階。
阿弥陀堂へ移動するために、お堂を覆った素屋根が一部解体され、南側の破風を見上げることができる。竣工は間近い。
その御遠忌のテーマが「今、いのちがあなたを生きている」。
そして、御遠忌テーマソングが制作(公募)された。
「今、いのちに目覚めるとき」
1. 心が深く負う傷は 2. どうにも抑えられない
すぐに癒えないけれど 憎しみはあるけれど
その悲しみの淵から ふるえる思いの中から
私に呼びかけるものがある 私に問いかけるものがある
あなたはあなたでよいのだと あなた自身はどうなのかと
気づいた時から生きられる 問われたときから生きられる
このかけがえのない私に このかけがえのない私に
いのちが今、きらめく いのちが今、ときめく
3. 辛い涙に暮れる日は
決して尽きないけれど
私が絶望しても
私を見捨てないものがある
私を生かすはたらきに
目覚めたときから生きられる
このかけがえのない私に
いのちが今、かがやく
「宗教」にとらわれることなくかみしめられることば、心に深く響く気がいたします。
http://higashihonganji.jp/index.html (しんらんしょうにんホームページ)