原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

2018女神山合宿体験記

2018-10-12 | エナジーダンス合宿



今年の女神山の感想文をいただきました。
ご本人の許可を得て
あえて加筆訂正せずにそのまま掲載いたします。
参加を検討している方に読んでいただけるといいなと思います。
来年は9/14~16です。


Sさん、どうもありがとう!


****************


今回で3回目の女神山
私の段階に合わせて、いつも女神山でのワークは贈り物をくれます。

今年は自分にこもるというか、内省する事が多く、去年の職場でのパワハラや人間関係の疲れや傷つきがあって、
人と関わりたくない、関わらないという気持ちが強くなっていました。
今回の女神山でも内省してゆっくり静かに過ごしたいと思っていました。

でも、そんな想いとは反して、今回の女神山では「他人と自分」というテーマを過ごしていたように思っています。
原さんに言われたように、人に対して「恐さ」がずっとあったという事をしっかり認識できましたし、
その恐さが今回の女神山をきっかけに和らいでいるように感じています。

木のワークで踊った時、全ては自分の内側から始めるという感覚をもちました。
私という木からずっと外へ外へ
根も枝もずっと外へ外へ向かって他の物体と絡み合い、触れ合いはするが決して「同化」しない。
それがとても悲しく感じました。
「私は誰とも同化出来ない一体には慣れない」

その現実を受け入れた時に一人でいることの決意が沸き起こってきました。
一人なんだという思いは悲しく寂しいが、そういうものなんだという事が心底実感出来ました。
私の中にあった「人と同調しなくてはいけない、同化しなくてはいけない」と言う思い込みは
「誰かと同化できれば、この所在ない寂しさは無くなるのかも知れない」と言う願いだったのだとはっきりとわかりました。
誰かと同じにはなれないし、ずっと誰かにになりたかった私は誰にもなれずに、私にもなれずにさまよっていつも不安だったのでした。
ここ数年で育ててきた「自己肯定感」が私を一人でいる勇気と強さを与えてくれました。
気づくと、心を占める「寂しさ」や「不安」は少なくなっています。

今回、死のワークが本当に印象的でした。
アンケートにも書きましたが、あんなに自分から離れがたい気持ちになるとは思いませんでした。
自分をもっと謳歌してもっと堂々と生きれば良かったと思ったし、家族や友達の顔を思い出し、
私をこんなにも好きでいてくれた人がいたのに、私が私を愛せなかった事が悔しくてたまりませんでした。
涙が止まらず、私は私に心から謝っていました。

そして、あの時、私が私を愛している事を許可した瞬間なのだと今は思っています。

癌になってから、自分自身に厚く張られた価値観、概念を少しづつ剥がす作業をコツコツ続け、
細かった自分とのコンタクトの糸を少しづつ太くし、地味な作業を原さんに助けてもらいながら続けていました。
癌になって手術してそれからずっと自分を見つめ続けて、地味ながらもずっと自分との繋がりを探して…

そして、私はやっと私にはなれた。
そしていつの日か私で死ねる。
癌にならずに生きてたら、私は私で死ねなかった。
私で死ねる事がこんなにも幸せなのかって今は実感しています。
そして、私はこれからも私になり続けるんだって確信しています。

死のワークで、私は怖くてなかなか産まれてこれなかったのですが、オギタカさんの優しい声がして、とても安心しました。
そして、世界に降り立ち目を開けたらたくさん人がいてくれてうれしいと感じましたし、やっと会えたんだと思えました。
嬉しくて、産まれた喜びに包まれて、世界が平和で味方でした。
世界が暖かく、安全になった瞬間、人と繋がりたいし、みんなが自分で、自分がみんなという感覚を持てました。
「大好きだ」という思いが身体中に満ちて来ていました。
更に、メグちゃんが撮影してくれた踊っている時の私の写真を見たとき、手が足が髪が顔が全て美しく見えました。
心から「私ってこんなに美しいんだ」と思ったし、美しいって自分も人も幸せにするんだって感じました。
そう、人をも幸せに出来るって感じたんです。
何かをしなくては価値がないとずっと言い続けていた私に、身体が女神山がダンスが教えてくれました。
「存在が美しいってあるんだよ」って。
そして、本当に全てが、みんなが美しかった。
同じ人間はいらないし、それぞれの色が重なって、それはとてもいいカラフルで、美しい。
比較ではない美しさを実感した時、他人は敵ではなく仲間となり愛すべき対象となるのだと思っています。
そして、今は人が怖いという思いから解放されつつあります。

今回の女神山での体験
女子のじゃれ合い、褒め合い、ただただ笑うことが楽しくてずっとワクワクしていました。
子供のころにもらえなかったもの、出来なかったことを
悔しいと思ったり、残念と悲しんだり、自分を憐れんだり、
誰かを恨んだり、羨ましく思ったり、妬んだりする気持ちがありましたが

今から始めればいい
いつだってここからスタート
何度も、いつでも、始める
小学生の夏休みも
女子のじゃれ合いも
お洒落も
冒険も
やりたいことも、やりたかった事も全部出来るんだという感覚を持てています。
いつでも私は時間を、時空を行き来して、何度でも生き直し、育っていく。
私がはじめればいい、今から、この瞬間から
時間は戻らなくはない、そう確信しています。


最後に女神山のオーナーの女性の方とお話しをしていた時の会話で
「ずっとここにいても飽きないの。毎日綺麗、何かが美しい、何かしら綺麗なのよ」とおっしゃっていた言葉に感動しました。
そうやって、生き続けることが私の目標だなって思っています。

原さんが毎年の、「産みの苦しみ」を味わいながら、
私にとって大事な女神山を用意、準備して下さる事、あの場を安全で安心な場所にしてくださる事…感謝以外にはありません。

私、おばあちゃんの介護をしていて思うんですが、
「場を整える」って目には見えないし、自分もやってる感というか成果っって言うのが見えない仕事だなぁって。
そして、ただただ疲労感だけが残る時があるんです。
でも、人が居心地の良い安心な場所で生きられるって言うのは実は何よりも大切で、
水とか空気とか電気とかそう言うライフラインに通じるくらいの事だって思うんです
原さんはシャドーワークな部分が多くて、私も思いが至らない場所での働きがたくさんあるんだろうなって思っています。本当にお疲れ様です。


私はいつも女神山で「超至福」で、原さんは「いい人」(笑)
今年の女神山流行語大賞!!


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10月11日(木)のつぶやき

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