原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

悲しみは祈りになり、祈りは愛になる

2011-04-21 | 徒然なるままに
少しほっとすると、

悲しみの気持がわいてくる。

特定の誰かや、何かに、ということではなく。


ここでわたしが言う悲しみとは、
感情的なものではない。

同情などではもちろんなく、
共感に近いか。

もっと純粋な何か。

水のようなもの。

純化されたもの。



そして、

悲しみは瞬時に祈りに転化されるのも感じている。


もうすぐ27回忌を迎える亡き祖母は、
祈りのひとだった。

長崎の原爆で被曝した叔父の看病を必死でおこない、
叔父はその後、昭和の高度成長期を支えるサラリーマンとして
バリバリ働き、よく食べ、よく飲み、明るく笑い、人の世話をよくし、
天寿を全うした。


叔父を後ろから支えたのはなんといっても祖母だったのだな、と思う。


子供の頃、祖母の家を訪れると
朝は、必ず神棚を拝んでいたのを思い出す。

そして、「みんなが元気でいるようにといつもお祈りしているのよ」と言っていた。


ここ何年かのわたしにとっても、
祈りは日常の中のひとつになっている。
全くご大層なモノではなく。

いつからか、

踊りも祈り。

悲しみも祈り。

になった。



なにか、深々と頭を垂れたい気持ちになるんだ。

何か大きなものに対して、畏敬の念を感じているんだ。



そしてそれは、

この美しい星に生きている限り

誰もが忘れてはいけないことだと思うんだ。



大切なことや大切な人に

大切だよ、とちゃんと伝えることなんだと思うんだ。










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<1992 地球サミット>セヴァン・スズキ(12才)のスピーチ。

2011-04-15 | 今日のひとこと
マイミクさんの日記から、
許可を得て転載させていただきました。
ぜひぜひ読んでください。

*******以下 引用です。


1992年  リオデジャネイロで開催された地球サミット。

その場で、12歳のセヴァン・スズキという女の子が
スピーチを行った。


福島の原発事故の先行きが不透明な今。
「一日も早く~」としか言えない東電トップ。
今 何が起きてて、何が可能で、何が不可能なのか。
避難されている方々へ、何年待てば住み慣れた我が家に
帰れるのか、そういう基本の基すらいえないこの国の
政治・経済。メディアに 送る。

真摯に読み返してほしい。

そして、まだ『安全な原発だったら大丈夫』とか
『想定外の大地震と大津波がきたから、福島は仕方ない。
 日本の英知で、放射能の流出は止まるはず。経済を停滞させ
 てはならない。反原発というのなら、今年の夏はどうするんだ』
とか悠長なことを言っている場合じゃないことを。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。
エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。
カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。
あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、
自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。

 
今日の私の話には、ウラもオモテもありません。
なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。
自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。


 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。
世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。
そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。


 太陽のもとにでるのが、私はこわい。
オゾン層に穴があいたから。
呼吸をすることさえこわい。
空気にどんな毒が入っているかもしれないから。
父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。
数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。
そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。
それらは、もう永遠にもどってはこないんです。

 
私の世代には、夢があります。
いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。
でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?
あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。


 こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、
私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。
まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。
でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。


あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。

オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。

死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。

絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。

そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。


 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。

 

ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。
あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。
でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。
そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。

 
私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。
そうです50億以上の人間からなる大家族。
いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。


国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。
私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、
ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
私は怒っています。
でも、自分を見失ってはいません。
私は恐い。
でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。


 私の国でのむだ使いはたいへんなものです。
買っては捨て、また買っては捨てています。
それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。
物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。 


カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。
時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。

 
2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。
ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
 

「ぼくが金持ちだったらなぁ。
もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」


 家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、
すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。


 これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭をはなれません。
どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。
私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。
ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドでこじきをしてたかもしれないんです。


 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。
私はまだ子どもだけどこのことを知っています。

 
学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。

たとえば、
 

争いをしないこと

話しあいで解決すること

他人を尊重すること

ちらかしたら自分でかたずけること

ほかの生き物をむやみに傷つけないこと

分かちあうこと

そして欲ばらないこと


 ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。

 
なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。
そしていったい誰のためにやっているのか。それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。
あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。 


親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子供たちをなぐさめるものです。
あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。
しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。
おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。


 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、
なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。
しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。


あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。
しかし、私はいわせてもらいたい。
もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。

 


最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。
 
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なぜか今感謝の気持でいっぱいなんだ。

2011-04-13 | 徒然なるままに
震災からこの一ヶ月、
毎日の報道に一喜一憂して来た。

そして、
これ以上災害が広がりませんように、
被災地の方が絶望しないでおられますように、
亡くなった方の魂が今は安らかでありますように、
原発の現場で身を挺して働いていて下さる方が
どうぞ守られますように、
子供たちの未来が守られますように、
と毎日のように祈った。
祈ることで、気分が落着くという効果もあった。


今日は
シンプルに、自分の気持の内側の奥底まで見つめてみた。


すると、
意外なことに
この美しい地球に生まれて来たことへの感謝の気持でいっぱいになって、
涙が出て来た。
悲しいとか、嬉しいとかではない涙。
震災以後、こんなに涙が出て来たのは初めて。

この一ヶ月、
辛い気持でいっぱいだったので、
感謝の気持が出てきたことにびっくりしている。

そして、
自分が死ぬそのときまで、
ひとが自分を正直に生きる、
ということのお手伝いをして
役立てたらなあ、とも思った。


わたしはがんサバイバーで、
二つのがん、5回の手術を経験している。

がんのプロセスからは、まだ3年ほどしか経っていないけれど、
一昨年や一昨々年、
生きているということは、本当に奇跡なんだなあ、と何度も思い、
そのたびに泣いた。
つらい手術や治療に耐えてくれた
この身体に何度も何度も感謝をした。
わたしの身体の一部は、
確かに「病」ということを引き受けてくれたのだ。

病室の窓の外には
大きなプラタナスの木があり、
眠れない夜などに窓外を眺めていると、
その樹の葉っぱが何かをささやいていてくれるのを感じた。


自分のいのちと、
自然の中にあるいのちが、
触れ合った瞬間だったのかもしれない。


今は、この地球に本当に感謝している。


地震というカタチで、
地球は、貯め込んで来たエネルギーを
定期的に放出している。
大昔から。

それは、わたしの身体に病として起こったことと
規模こそ違うにすれ、
同じようなことかもしれない。


思えば、
訪れたいろいろな国や場所で
すばらしく、美しい自然を感じさせてもらった。
道ばたの、小さな花にも。
今年の桜にも。

そして、人類が、好き勝手なことをし続けてごめんなさい、という気持も同時に感じている。


レベル7といわれているこの状態から、さらにどうなるのかわからないが、
この危急のときに、こんなに感謝でいっぱいになるのも、不思議な感じです。


金曜のワークショップでは、
参加された方々と
感謝の気持をシェアできたらいいな、と思っています。
「いのちの樹プロジェクト」

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「今」を生きよう~4/17のヒーリングストレッチ&リラクセーション

2011-04-12 | ヒーリングストレッチ&リラクセーション


震災から一ヶ月。
この一ヶ月は
時はとても早いスピードで動いているけれど、
泥に足を取られているような
なんとも名状しがたい感じを味わっています。

ときどきはっとします。
情報を入れるのは大切。
でも、いつの間にか必要以上に情報に気を取られすぎて
自分の感覚を忘れていることがあります。

今、ここにいること。
どっしりと内側の感覚を確かめること。
いつもいつも行っていることではありますが、
こんな状況の続く日々には、
いつもよりも感覚を「確か」に感じられます。

地味だけれど、確実なこと。
安心感は自分の内側にあること。

どっしりと、
しぶとく生きよう。

そのための底ヂカラを
自分の内側から引き上げ、
立ち上げて行きましょう。

そして、自然の一部である身体を取り戻し、
あらためてこの地球という自然に大いなる感謝を。




◆日時:4/17(日)14:00~16:30
◆場所:恵比寿社会教育会館 和室(JR恵比寿駅/日比谷線恵比寿、広尾駅下車。
渋谷駅、恵比寿駅からのバスもあります)
.地図はコチラ

◆参加費:3,000円(ナチュラルフーディスト ヤヨイさん手作りのオーガニックスイーツとお茶つき)

◆動きやすい服装でどうぞ。(着替えもできます)

※予約制 お申込みはメイルでどうぞ。
harakyon☆m02.itscom.net(☆→@)


このクラスでは
・心身の緊張をほぐす呼吸法
・座位のからだほぐし、ブロックリリースのためのストレッチ
・仰臥位でのリラクセーション、イメージワーク、インナーワーク

を中心に、静かに穏やかに
ご自分の心身のケアができるプログラムとして構成されています。
ワークではご自分の状態に集中して過せますので、
グループが苦手だったり、人とあまり関わりたくない気分でも
ご自分のペースでゆったり過していただけます。
初めての方も、安心して参加いただけますよう配慮しています。
お気軽にどうぞ♪

※ワーク後にお茶と安全な素材の手作りのお菓子を提供しております。

身体がほぐれたあとは、とても味覚がはっきりするのです。
お茶を飲みつつ、身体のこと、環境のこと、タマシイのことなど
そのときによりいろいろな話をしています。
もちろん、話さずともOKな場です。
読んで面白かった本など、シェアしたいものがあればお持ちくださいな♪


☆4月のダンスセラピースケジュール

4/15
「 RE BIRTH ー いのちの樹プロジェクトvol.1 movement & art therapy ワークショップ 」東京 森下スタジオ
 詳細詳細はコチラ

4/29~30
「表現と癒しの間で vol.3」大阪 東心斎橋
 詳細はコチラ
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「RE BIRTH - いのちの樹プロジェクト vol.1movement&art therapy WS」

2011-04-07 | ダンスセラピークラス/スケジュール
<YUBIWA Hotel presents>

わたしたちの生命力を掘り起こそう!
~生きてゆく身体と感覚を取り戻し、はぐぐむために~
「 RE BIRTH ー いのちの樹プロジェクトvol.1
 movement & art therapy ワークショップ 」のお知らせ


☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆


つらくて、かなしい。

被災地だけでなく、
日本中のわたしたちが思っている。
海外にいるたくさんのひとたちも、思っている。

何もできない。
歯がゆい。
くやしい思いがあふれてくる。

でも、それでも、
わたしたちは生きている。

つらくてかなしいけれど、
不安もいっぱいだけれど、生きている。

自然のチカラが、多くのいのちを奪った。
でも、自然のチカラは、わたしたちにたくさんの恵みも与えてくれている。


生きていこう。
カラダの中にある自然のチカラを、
生命力を掘り起こそう。

コトバにならないものを
カラダの中から掘り起こそう。
泣いたり、笑ったり、踊ったり、描いたりしながら。

わたしたちひとり一人の中にある
「いのちの樹」を掘り起こそう。

悲しみは慈しみにかえていこう。
つよさやよわさというものさしを捨てて、
この困難な新しい道を、
愛と勇気と希望を携えて生きていこう。
桃太郎の、きびだんごのように。

生まれ変わろう。
これからの世界と、未来を生きる子供たちと、美しい地球のために。



内容:ダンスムーブメントセラピーとアートセラピーの技法を使い、
   ひとりひとりの内側にある「いのちの樹」のエネルギーを、身体と絵で表現して行きます。
   聖なる「遊び」を通して内なる「生命力」にアクセスします。

※ 画材はこちらで準備致します。
  動きやすく、汚れてもよい服装(ジャージなど)をお持ちください。

日時:4/13(水)/4/15(金) いずれも18:30~21:30(連続講座ではありません)
場所:公益法人セゾン文化財団森下スタジオ 

森下スタジオ (Aスタジオ)
   地下鉄都営新宿線、 都営大江戸線「森下駅」 A6出口 徒歩5分
   東京メトロ半蔵門線、 都営大江戸線「清澄白河駅」 A2出口 徒歩10分
   http://www.saison.or.jp/studio/access.html

※ 当日のご連絡は090-9302-2046(原)までお願いします。

料金:3,000円(参加費の10%を義援金に寄付致します)
   被災された方は無料にさせていただきます。その旨お書き添えください。

定員:15名(最小催行人員 4名)
   震災後に疲労を感じている方、元気を出したい方、ぜひいらしてください。
   途中で休んでも眠ってもOKです。疲労回復!しましょう。


講師:津山文子(アートセラピスト/アトリエリスタ)
   原キョウコ(臨床ダンスムーブメントセラピスト/ダンスパフォーマー)

【津山文子(ツヤマフミコ)プロフィール】
アトリエ「Bambini」主宰。

●幼い頃から色と心のつながりに強く心引かれ、
アートセラピー(色彩療法、コラージュ)、ゲシュタルト、臨床心理を学び、
子どものアトリエや、アトリエに通えない子どもの家への出張アトリエ、小学校の図工の授業などに携わる。
自分から生まれた感情のまま心のままに体を動かしていくという体験が、
自らの資源に触れ、潜在能力や想像力を引き出し、「人は、自分で自分を癒せる」ことを実感。
現在は、子ども、親子、個人セッション、ペアワーク、グループワーク、
さらに男性やメンタルヘルスケアが必要な企業とのコラボレーションへと活動の場を広げている。
また心身の融合の必要性を感じ、カウンセリングにボディワークを取り入れたケアも行っている。
アトリエリスタとして約15年間活動を続け現在に至る。
2009年 KENZO pulfumとのコラボレーションも実現している。
コチラをご覧下さい。




【津山文子からのメッセージ】

いのちが生まれることの信頼、
自分への信頼、
人への信頼、
自然への信頼、
地球への信頼、
信じる力。
自然の流れを信じ、思い出す、いのちの力を。
いのちはめぐる、めぐっていく、
今も、これからも、永遠に、、
すべてのいのちはつながっている。


【羊屋白玉からのメッセージ】

こんにちは。
指輪ホテルの羊屋白玉です。

いつもなにかあると、
特に、世の中に何かあると、
会いたくなってしまうともだち、
原キョウコさんとワークショップを企画してみました。

彼女は、臨床ダンスムーブメントセラピストとしての活動をひろげている人です。

2001年9月の指輪ホテルの公演「LONG DISTANCE LOVE」が、
911で立ち行かなくなったときも、
復活するまで、見守り、身体を復活させるワークショップを
提案してくれた方でもあります。

10年経った今、原キョウコさんのアプローチが
またとても楽しみです。
みなさん、こぞってね。

www.yubiwahotel.com/


☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆

主催:指輪ホテル
助成:公益財団法人セゾン文化財団
協力:新冨美南子

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆


お申込み、お問合せ:
原キョウコ harakyon☆(☆→@)m02.itscom.netまで

<お申込み>

☆お名前
☆参加希望日
☆当日連絡のつく電話番号
☆なにかひとこと

をご記入のうえ、メールでどうぞ。
折り返し、確認のメールをお送りします。
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揺らぎを生きよう

2011-04-04 | 身体/ダンスから学ぶこと
3/19にワークショップを行ったが、
前月に考えていたこの日のテーマは
「ゆらぎを生きる」だった。

あまりのシンクロニシティに、自分でも驚いた。


地震はわたしたちの生活基盤を
根底から揺らがせる。
盤石であるはず、あってほしい、
というわたしたちの勝手な思い込みを覆す。

同じことが
わたしたちひとりひとりにも起こっていると感じる。

通常の生活の中では
見えないこと、なかったこととして
ココロの奥底にしまいこんでいたものが
この揺らぎによって
浮上してくる。

それは人との関係の中でも
自分自身の思い癖としても浮上してくる。
大方は、ネガティブに感じられるものである。

奥底に眠っていた悲しみ、
寂しさや怒り、怖さなどが
いろいろなカタチをとって
出て来ている。

攻撃的になったり、
自分や誰かを責めてみたり、
衝動的な発言、行為が増えたり。

そしてそれらの多くは意識化されていないのだろうと思う。

「ひとを変えることはできないが、
自分を変えることはできる」
とよく言われるが、
自分が変わって行くというのは本当に難しい。

変化、変容というのは
外的な刺激や影響という
必然に迫られた要因がなければ
ひとは自ら変わろうとしない。

そういう意味で、
今回の震災は
われわれが
環境やエネルギーをあらためて考えるだけでなく、
自分の生き方や
考え方の癖を捉え直す、
大きなチャンスであると思う。

こんなに大きな、そして現在進行形の災害があって、
揺れないひとはいない。
西に住んでいる方であっても
不安をすでに感じていることと思う。

不安とは、たいていは「先取り」のものであり、
「漠然として」いるものだ。

また、いつもよりも浮上してくる感情や
何かや誰かへの批判や不満があれば、
しっかりとそれを見つめてみる。
そしてその正体を見極めてみる。
身体と動きを通して。


それだけのことだけれど
それを持続するのは簡単ではない。

自分を見つめることはこわい、という人も多い。
華やかなことや、何かに「酔う」ことでごまかす人も多い。

けれども、
それをしっかりとやることで、
心身の状態は少しずつ変わる。
少しずつでも、積み重なると本当に楽になっていく。

WSに継続的に参加してくれている方の中にも
変化の目覚ましい方達が
過去にも現在も、たくさんいる。

継続はチカラなり、を本当に実感する。
わたし自身も、だ。



長期戦になることは誰もが思っていることで、
社会の揺らぎはこれからも続いていく。

でも、その揺らぎの中を
揺れながら
できうる限りの最善の方法を探しながら、
試行錯誤しながら
わたしたちは生きていくのだ。

既存のシステムや制度にしがみつくのではなく、
硬直することなく、
自分の弱さも無力感も引き受けながら
揺れの中で臨機応変に生きていくのだ。

自分にとって本当に大切なものは何か、を見つめながら。


☆☆☆

4/29,30の二日間、大阪WSを開催します。

継続中の現在の体験をふまえつつ、
それを自分の血肉としていきます。
ワークショップにどんなふうに反映されるかなあ。

こういうときだからこそ、
気づけることがたくさんあります。
こういうときだからこそ、
身体のチカラを実感できます。

体験しにいらして下さい。

『表現と癒しの間で」vol.3
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