原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

【 2024ダンスシャーマニズムリトリート「BODY&SOUL vol.23」のお知らせ 】

2024-08-23 | エナジーダンス合宿

┏━【今回のお知らせ】━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

┃ ダンスシャーマニズムリトリート
┃ 「BODY&SOUL」Vol.23〜世界と祈りと創造と〜

┃ 2024.10.11(金)~10.13(日)2泊3日
┃ 会場: 伊予ロッヂ(山梨県北杜市高根町清里)
┃ 

┗ ━ ━ ━ ━ http://blog.goo.ne.jp/kyondance━ ━ ━ ━




。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

毎年行っているこのPGM、2021年より空気の澄みきった
標高1200mの清里高原で開催しています。

言葉が発生する以前に
踊りと音(歌)というものがすでにあった。
それは発露でもあり、祈りでもあり、絶えることなく続くものです。
様々な土地の、長い歴史を持った芸能を見ているとそれを痛感しますし
都会のWSの場でも同じように感じます。


様々な地域での戦争や紛争、そして気候変動と災害。
地球と世界のフェイズが大きく変わろうとしています。
我々の身体はミクロな宇宙でありますが、
ミクロなものは同時にマクロでもある。
自分を生かすと同時にいつでも世界と共に在ること。
現在の自分自身を充分に活性化させ、それぞれのミッションを思い出し、
それを生きること。
自分自身を小さな既存の枠に閉じ込めないこと。
そしてミクロでマクロな祈りを世界に向けて発現させること。

この合宿では、日常の 言葉と意味と体裁のフィールドを飛び出して
「創造する身体」「世界との関わり」のために
全てのプログラムを進めていきます。
たった3日間の小さくて大きな「実験の場」です。
恐れることなくご自身の自由な実験を楽しんでください。

「自分を忘れたとき、本当の自分を発見する。
本当の自分を表現するとき、自分はいなくなる」
ーヴィクトール・フランクルー

過去の個人的な物語やそれに伴う意味づけのくびきから自由になるとき
私たちの前に「世界」が開かれます。
その扉を開けるかどうかはご自分の意志によるものです。

もともとある自由な魂と今生の身体が結ばれて
生きとし生けるもの、大地と天空を含めた「場」と響き合った時に
自ずとご自身と世界に向けてのメッセージが浮かび上がってくることでしょう。

「私」という現象は、固定されたものではなく
日々新しい体験の集積であり、執着することなく「経過」するものです。

新たな体験で新たに世界と出会い、新たな道を「創造」する旅へ、いざ!


***********


標高の高い土地ですので天候にも大きく左右されます。
ワークも時間感覚も色々な遊びのままにフレキシブルになっていくと思います。
その場に適した最善のフレキシブルな「テキトーさ」は大切なファクター。
あらゆる場面で、参加の方全てが自分/他者へのピアな仲間であらんことを。

遊びの中から新しき可能性と可塑性を生み出す集まりとなるように、
と思っています。
自然界、世界、見えないものたちへの感謝と祝福とともに。



【予定している内容(天候等により変更あり)】

様々な即興ダンスワーク、舞踏ベースの動き/五感と六感の開発/シャーマニズム技法/イメージワーク/アートワーク/歌/音/瞑想
野外ワーク/シェアリングなど

個人的にこれを扱いたい、という希望があれば原キョウコまでご連絡ください。
まとまっていなくてもOKです。
手放したいものがある/試してみたいことがある/遊びでやってみたいネタが
ある など。
これまでも参加の方の希望をワークに仕上げ、行なってきましたが
とてもクリエイティブで力強いものとなりました。


ゲスト:オギタカ(音楽家) ピアノ、ジャンベ、スティールパンその他
民族楽器演奏 パワフルな音の旅へ誘ってくれます!

昨年の合宿レポートはこちら。ぜひお読みください。
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/c/38421a52d18f19e128e4e9a1f151f663 
原キョウコ
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/c/a124f9879a1b4a1bd1fb5de95501b3e3 
参加者A子さん 前編
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/c/578a23d79e08f153146fa8f2ed867b72 
同上 後編

【key word】

クリエイティビティ/心身と感覚の再編集/封印を解く/新たな物語へ
空と大地から受け取るもの/自然への感謝と祝福、祈り/伝える 話す 書く 描く/存在しているものに喜び合えること/女性性と男性性のバランスを整える
身体知と集合知/生きていく上でシンプルに大事なもの(こと)は?
ミドルワールドにアクセスする/
あらゆるの存在との「共存」を意識する世界へ=現代シャーマニズムの試み

「どんな学びも個人で行われることはない。
個人で行えるのは<練習>と<記憶>だけである。
あらゆる学びは新しい世界との出会いと対話であり、
対象・他者・自己との対話による意味と関係の編み直しであり、
対話と協同によって実現していく」(佐藤学)


日時:2024/10/11~13(金土日)

場所:伊予ロッヂ 
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545 tel 0551-48-2334
(最寄駅:JR小海線清里駅 徒歩12分)

集合と解散:10/11 12:30 清里駅  10/13 13:00頃 清里駅 予定

交通手段例:
<行きの推奨便> 関東、関西共に12:29に集合できます。
他の方法は各自でお調べください。

関東から(新宿) https://transit.yahoo.co.jp/search/result?from=%E6%96%B0%E5%AE%BF&to=%E6%B8%85%E9%87%8C&fromgid=&togid=&flatlon=&tlatlon=&via=&viacode=&y=2024&m=10&d=11&hh=12&m1=3&m2=0&type=4&ticket=ic&expkind=1&userpass=1&ws=3&s=0&al=0&shin=1&ex=1&hb=1&lb=1&sr=0

関西から(新大阪) https://transit.yahoo.co.jp/search/result?from=%E6%96%B0%E5%A4%A7%E9%98%AA&to=%E6%B8%85%E9%87%8C&fromgid=&togid=&flatlon=%2C%2C25978&tlatlon=&via=&viacode=&y=2024&m=10&d=11&hh=12&m1=3&m2=0&type=4&ticket=ic&expkind=1&userpass=1&ws=3&s=0&al=0&shin=1&ex=1&hb=1&lb=1&sr=0

参加費: 早割 9/15までお申し込みの場合 66000円(宿食、旅行保険代含む)+ 特典! 事前カードリーディング(任意です)
カードリーディングは30分、ZOOMで個別に行います。今回のご自分のテーマがはっきりしてくるかも!

9/16以降は67000円となります。

過去参加経験のある方は2回分割も可能です。申し込み時におしらせください。

       
セッションは全6回予定:(全てのワークへの参加は自由です)

10/11:     午後  夜 
10/12: 午前  午後  夜  懇親会
10/13: 午前 

<お申込み・お問合せ・締切>

先着順で受け付けます。
参加にあたっては
・できれば原キョウコの合宿、WS等1回以上参加していること(そうでなくてもOK)
・何か問題があると感じた時は必ず合宿中にその旨を伝え、意思の疎通を図れること
・現在精神科/心療内科受診中の方、心身の状態が不安定な方、体力が極端に低下している方、心疾患をお持ちの方はお受けできません。

お申込みは以下の申込書にご記入の上 
harakyonアットm02.itscom.netまでメールでどうぞ。
お問合せはFBメッセンジャーでも受けつけます。


締切日:9月末
10月に入ってから発熱や咳の症状が出た場合は必ずご連絡ください。
経過を見つつ考えましょう。

ご予約の方には案内書をお送りします。

また、参加のメンバーのFBグループを作りますので招待を送ります。
そちらで情報のアップデイトをします。
質問等のやり取りもそちらで致します。FB未登録の方はご連絡ください。
開催まで必ずこまめにチェックしてください。

関連記事は原キョウコのブログ、FBページ、Xに載せていきます!



<原キョウコプロフィール>
和光大学人文学部卒業。
俳優としての活動の後、ジャズ・ダンス、タップ・ダンスなどを経て
白桃房にて舞踏を、岩下徹に即興を、柴崎正道にコンテンポラリーを学ぶ。
ダンスパフォーマーとしての活動のほか、
1997年より「原キョウコダンスセラピーラボ」を主催。
2019年より 「一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ」理事。

臨床ダンスセラピーは
96~'98年 東海大学病院(開放病棟) 
97~98年 医療法人青渓会駒木野病院(アルコールリハビリ病棟)
98~03年 北青山診療所(カウンセリングを含む個人セッション)
00年~05年 めだかメンタルクリニック(デイケア)
09年〜24年 駒沢ケイクリニック(デイケア)
においてグループ及びカウンセリングを含む個人セッションを行う。

その他、社会福祉法人慈恵会 相模原療育園/日本臨床音楽協会/
千代田区社会福祉協議会/日本アダルトチルドレン協会/NABA/
日本劇作家協会/一般社団法人指輪ホテル/世田谷区立船橋小学校家庭教育学級/ホテルオークラレディースサークル/ 川崎市立小学校障害児教育研究会/
東海大学芸術研究所/東京精神病院協会CP研修会/医療法人青峰会くじら病院/表現アートセラピー研究所/ (株)社会教育総合研究所/岡山ヒカリクリニック/SHARP(株)/NTT-ME/エーザイ(株)/一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ

一般社団法人「アーツ・コミュニケーション・ラボ」理事


2024リトリートWS申込書(全項目記入のこと)====ここから切り取り

お名前:

年齢:

職業:

住所:〒

生年月日:

携帯番号:

E-mail:

緊急連絡先電話番号と、お名前と続柄(ない場合はなしと記入):
 
今回の合宿で自分が目的や目標とすること、望むこと、必要とすることなど:

原キョウコに伝えておきたいこと:

※疾患や怪我の後遺症がある方で禁忌やできないことがある場合は詳細を記入:


=============================ここまで切り取り/コピペして送付のこと



【国内旅行傷害保険について】

保険金額(補償額)は
死亡保険金 : 4,300千円
入院日額 : 4 ,500 円
通院日額 : 2,500円
賠償責任保険金限度額 :10,000千円
携行品損害保険金(免責3千円): 100千円
保障期間:合宿当日の出発時~最終日帰宅まで


今回までのような形の合宿、
今後も継続できるかは社会情勢次第になるかと思っています。
ピンときたらぜひ今年の仲間に入ってください。

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【 ダンスシャーマニズムリトリート予告 】10/11~13 清里にて

2024-08-22 | シャーマンズゲート
明日、ここに告知を出しますが
23回目の合宿を開催します。24年目。
ダンスとシャーマニズムの合体した、
大変濃い体験をしていただける場です。

初心者の方でも、
身体から動きを引き出していく手法で
どなたでも自分のダンスを踊れます。
興味のある方はチェックしてね!

ダンスは「身体が見る夢」なので動きの技術がなくても
内なるイメージにアクセスし、そこを「生きる」ことで誰でも踊れる。
問題は本人が「踊れない」「恥ずかしい」と思いこんでいるだけ。
そしてダンスというと振り付けられた動きと思う人がほとんどなのだが、
みんな子供の頃は勝手に踊っていたでしょう?

瞑想の方が深いと思っている方もいるが、イメージにアクセスしそれに入っていくプロセスは瞑想に近いし、そこから想像だにしなかった方向に飛んでいくこともある。「動き」と「感覚」がある分、ダンスの方が深くなる。ただしこれはダンスをやり込んだ人のみ得られる。そういう人来たれといつも思うけど。
ダンスとシャーマニズム、これほど相性のいいものはない。
というかダンスの発祥はシャーマニズムだもんな。

合宿を毎年やり続けてきたが20年ほど前から毎回ぐっと深い時空になった。もちろん音楽も大きなファクターである。バラフォン、ジャンベ、ピアノ、様々なパーカッションなど。演奏してもらうし、皆にもやってもらう。歌も歌うよ。

去年は自分は即興で詩を詠んだ。
結構長めのが出てきてびっくりした。

通常のWSでは終わった後に街に出て帰らねばならないので言語化してまとめてからお帰りいただいている。しかし深く入るとそれも難しい場合があるが、合宿はその比ではない。体験者のみ分かるけど。言葉が出なくなってくる。言語化の場はあるが、絵を描くこともPGMしている。
踊りの最中で見えたこと、聞こえたこと、終わった後に感じたことを絵にしておくのはとても面白いし、「予知」みたいなもので後から「ああ、このときにはわかっていたんだな」ということがある。ダンスは身体の中から出てくる託宣なのよ。身体そのものが神秘なのだから。

欧米のダンスセラピストは閉眼しての技法を行なったり容認したりするけど、それも違う。目を閉じると言うことは何かを遮断することでもある。
昔、リンゼイ・ケンプのWSに出た時、彼に「目を閉じてはいけないよ」と言われた。上記の理由で。でもすごく納得できた。
目を開けていても実際に「見える」んだよ。
ミドルワールド(オルタナティブなゾーン)にいれば。感覚もある。
そして何よりグラウンディングしていながらそれができることが大事。
瞑想やりすぎて気が上がっているような人は(本人は気づいてないことも多いけど)身体を感じたり踊ってちゃんと着地しながらがいい。
なんでも意味に落とし込みたい人もそう。
この世から消えたい、と思っている人もグラウンディングが弱い。

でもそれは踊ることで変わってくる。持続した場合ね。
「踊る」というのは肉体や己の体力をを感じることでもあるが、
それと同時にあちら側に存在する、という感じがあるんだよな。
意識と身体が同時に別の場所に存在する。
それを行き来することはトレーニング次第でできる。
それを他者のために使うのがシャーマン。
芝居は身体の中にある特定の他者を住まわせるが、踊りはまず器の中にある汚れを排出し、空になり、そこに様々なものを降ろす、というのが自分の実感としてある。乗っ取られてはもちろんいかんのだ。
人間も頭脳だけになって最終的に電脳空間に住むようになるというMS計画のようになったら都合が良いのだろうけど、気持ち悪くないですか?超人的な身体機能というのもその裏を考えるととても恐ろしいものがあると感じている。
だからオリンピックは恐ろしい。色々大きな何かに使われるしね。

身体は年齢や体力のあり方でそれぞれ全く違うけれど
我々はいかほど自分の身体というものを知っているのか?といつも思う。
表層の意識を介在せずに身体が行なっていることがたくさんある。
絵にすると後からの答えあわせになるよ(事例多し)
それに近づくことは旅であり、探検でもある。楽しい。

身体とイメージについて思いつくまま書いてきたけれど、
WSや合宿が長く続いてきた理由として、コミュニタスとしての機能があることついてはまた書きます。ここは結構大事なところ。

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手巻き寿司などしながら思ったあれこれ

2024-08-19 | 徒然なるままに
16~7年前、大病を患って以降
残りの人生をどう生きるか、
ということを折に触れて考えていた。

ここ何年かも大きな曲がり角に来た感じがあり、
年を取っても楽はできないもんだなと思ったりしていたが
死ぬる前にどうしたいのよ、と自分に問うてきたことの
答えのひとつが具体的な答えとしてポンと出てきた。

頭でいろいろ考えるよりも身体を変えたほうがいいし
環境を変えたほうがいい。


このお盆休みは
誘われて友人のうちに滞在してきた。

やらなければならない仕事もあり
PCも一応持っていったものの
暑さとのんびりした心地よさで結局開くことができなかった。

集まった友人の何人かも
それぞれにやるべき仕事を持っていたし
他者がいると意識せずとも手が出てしまう癖を持っているのだが
自分も含め気がついたらそれをやっている人が皆無だった。

寝て起きてご飯を作り、食べ、喋り、笑い、洗濯し、
買い物に行ったり飲んだりカードを引いたり。

社会的生産的?なことは一切しなかった。

帰ってから気づいたことがいろいろあった。

日常で取っている役割を誰一人やっていなかったのだ。
そんなの当たり前じゃん、という人もいるだろうが。

自分にとっては
時間を外し、役割を外し、ミッションを忘れ、
という稀有な4日間でした。

これが後々良い感じで影響しそう。

そして最終コーナーを回る覚悟もできました。
死ぬことも含め、仕事以外のあれこれもこれから楽しむよ!

秋からまた新しき場所へ
楽しみつつ行こうと思う。



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